ひょんなことから女の子
チョコPart3
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963 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/31(木) 20:22:43.81 ID:l5KWbqUi0
翌日。月曜日。朝。
翌日。月曜日。朝。
ヒカル「おはよ」
カオル「あ、おはよう」
カオル「あ、おはよう」
教室に入ると、先に来ていたカオルが何かをやっていた。宿題みたいだ。
ヒカル「宿題なんてあったっけ?」
カオル「うん、数学の問題集。授業中に終わらなかったから」
ヒカル「あ、そっか。そう言えばそうだった」
カオル「ヒカルは終わってるの?」
ヒカル「10000光年は前に終わらせたね」
カオル「…………すごいね」
ヒカル「まあな」
カオル「……それにしても違和感ないよね。むしろなさすぎて情けなくない?」
ヒカル「確かに。女男とかからかわれても文句は言えなかったかも」
カオル「ヒカルはかわいいからね」
ヒカル「カオルのほうがかわいいって」
カオル「ホント?」
ヒカル「ホントだよ」
カオル「ありがとう」
??「朝っぱらからウザいぞバカップル」
カオル「うん、数学の問題集。授業中に終わらなかったから」
ヒカル「あ、そっか。そう言えばそうだった」
カオル「ヒカルは終わってるの?」
ヒカル「10000光年は前に終わらせたね」
カオル「…………すごいね」
ヒカル「まあな」
カオル「……それにしても違和感ないよね。むしろなさすぎて情けなくない?」
ヒカル「確かに。女男とかからかわれても文句は言えなかったかも」
カオル「ヒカルはかわいいからね」
ヒカル「カオルのほうがかわいいって」
カオル「ホント?」
ヒカル「ホントだよ」
カオル「ありがとう」
??「朝っぱらからウザいぞバカップル」
自覚していても他人にバカップルと言われるのは腹が立つ。
ヒカル「なんだよバカ殿のくせに」
カオル「ダメだよそんなこと言っちゃ。彼女がいないからひがんでるとかっ」
ヒカル「あ、そっか。ワリィ」
??「ちげーよ!!」
カオル「ダメだよそんなこと言っちゃ。彼女がいないからひがんでるとかっ」
ヒカル「あ、そっか。ワリィ」
??「ちげーよ!!」
964 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/31(木) 20:23:59.97 ID:l5KWbqUi0
さっきから話しかけてくるコイツはタマキ。同中の友達だ。あだ名は殿。
ちなみにオレとカオルの二人は常陸院って呼ばれたりする。ま、そう呼ぶのは女子だけだが。
さっきから話しかけてくるコイツはタマキ。同中の友達だ。あだ名は殿。
ちなみにオレとカオルの二人は常陸院って呼ばれたりする。ま、そう呼ぶのは女子だけだが。
ヒカル「じゃあ彼女出来たのか?」
タマキ「出来てねーけどさ……」
ヒカル「……ま、元気出せや、にーちゃん」
タマキ「いや、そんなに落ち込んでねーし」
カオル「女なんて星の数ほどいるとかっ」
ヒカル「まあ男も同じくらいいるんだけどな」
タマキ「励ましてんの? バカにしてんの?」
カオル「どっちかって言うとバカにしてる?」
ヒカル「実際バカだしなw」
タマキ「お前ら…………」
ヒカル「タマキさん、キレてるんですか?」
タマキ「キレてないっすよ」
タマキ「出来てねーけどさ……」
ヒカル「……ま、元気出せや、にーちゃん」
タマキ「いや、そんなに落ち込んでねーし」
カオル「女なんて星の数ほどいるとかっ」
ヒカル「まあ男も同じくらいいるんだけどな」
タマキ「励ましてんの? バカにしてんの?」
カオル「どっちかって言うとバカにしてる?」
ヒカル「実際バカだしなw」
タマキ「お前ら…………」
ヒカル「タマキさん、キレてるんですか?」
タマキ「キレてないっすよ」
ホント、バカで扱いやすくてありがたい。
ヒカル「お前は数学の宿題やったの?」
タマキ「…………ナニソレ、うまいの?」
カオル「まずいよ。特に黒鉛ついた所がまずいよ」
ヒカル「……ってかカオル食ったことあんのかよっ!?」
カオル「小学校の頃にやった漢字ドリルとかっ」
タマキ「まずいのか…………じゃあ遠慮しとくわ」
ヒカル「宿題は食いもんじゃねえ!!」
カオル「おっ、名言だね」
タマキ「……カッコイイな」
ヒカル「名言じゃねえ……ただの常識だ」
カオル「また名言?」
ヒカル「もうどうにでもなれ」
タマキ「…………ナニソレ、うまいの?」
カオル「まずいよ。特に黒鉛ついた所がまずいよ」
ヒカル「……ってかカオル食ったことあんのかよっ!?」
カオル「小学校の頃にやった漢字ドリルとかっ」
タマキ「まずいのか…………じゃあ遠慮しとくわ」
ヒカル「宿題は食いもんじゃねえ!!」
カオル「おっ、名言だね」
タマキ「……カッコイイな」
ヒカル「名言じゃねえ……ただの常識だ」
カオル「また名言?」
ヒカル「もうどうにでもなれ」
965 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/31(木) 20:26:17.75 ID:l5KWbqUi0
なんだかんだで放課後。
なんだかんだで放課後。
ヒカル「バレないもんだな」
カオル「そうだね」
ヒカル「何か拍子抜けした」
カオル「うん、でも良かったよ、バレなくて」
ヒカル「まあな」
カオル「バレてたら今ごろ大変だったよ」
ヒカル「パニックか?」
カオル「そんな表沙汰にはならないよ」
ヒカル「表沙汰にはならないって?」
カオル「男友達にバレてしまったヒカル。放課後体育館裏に呼び出される。
『バラされたくないなら一発ヤらせろよ』『ゃだぁっ!?』。
嫌がり、必死で抵抗するヒカル。しかし、男の腕力には敵わない。
『よし、出すぞ』『ぁっ、ダメェ…………ぁあんっ』。
頭では拒絶しても、身体では求めてしまうヒカル。次第に理性は失われ、快感に溺れ、淫乱になっていく。
『もっと……もっとぉ!』…………」
ヒカル「…………」
カオル「二人は来る日も来る日も情事を続ける。そう、それは二人だけの秘密。決して表には出ない秘密……」
ヒカル「…………とりあえずさ、女の子がそういうこと言っちゃダメだよ」
カオル「……『ヤらせろ』って言うのに『言うな』なの?」
ヒカル「いや、オレは言ったことないし……」
カオル「……じゃあ『私を犯してっ』だったっけ?」
ヒカル「女になったの昨日からだし……」
カオル「……まあどうでもいいか」
ヒカル「良くないし…………ってか彼氏を男に犯させるなよ!」
カオル「……男と女には何があるかわからないとかっ」
ヒカル「わかってよ、ってかオレ、カンペキに女扱いなんだね……」
カオル「……やおい派だった?」
ヒカル「違うっ!!」
カオル「そうだね」
ヒカル「何か拍子抜けした」
カオル「うん、でも良かったよ、バレなくて」
ヒカル「まあな」
カオル「バレてたら今ごろ大変だったよ」
ヒカル「パニックか?」
カオル「そんな表沙汰にはならないよ」
ヒカル「表沙汰にはならないって?」
カオル「男友達にバレてしまったヒカル。放課後体育館裏に呼び出される。
『バラされたくないなら一発ヤらせろよ』『ゃだぁっ!?』。
嫌がり、必死で抵抗するヒカル。しかし、男の腕力には敵わない。
『よし、出すぞ』『ぁっ、ダメェ…………ぁあんっ』。
頭では拒絶しても、身体では求めてしまうヒカル。次第に理性は失われ、快感に溺れ、淫乱になっていく。
『もっと……もっとぉ!』…………」
ヒカル「…………」
カオル「二人は来る日も来る日も情事を続ける。そう、それは二人だけの秘密。決して表には出ない秘密……」
ヒカル「…………とりあえずさ、女の子がそういうこと言っちゃダメだよ」
カオル「……『ヤらせろ』って言うのに『言うな』なの?」
ヒカル「いや、オレは言ったことないし……」
カオル「……じゃあ『私を犯してっ』だったっけ?」
ヒカル「女になったの昨日からだし……」
カオル「……まあどうでもいいか」
ヒカル「良くないし…………ってか彼氏を男に犯させるなよ!」
カオル「……男と女には何があるかわからないとかっ」
ヒカル「わかってよ、ってかオレ、カンペキに女扱いなんだね……」
カオル「……やおい派だった?」
ヒカル「違うっ!!」
967 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/31(木) 20:27:39.45 ID:l5KWbqUi0
ヒカル「……もういい、その話はこっちに置いといて」
カオル「それを持ってきて」
ヒカル「バレても男となんかヤるわけないだろっ!……って違うっ!!」
カオル「ヒカルっておもしろいねー」
ヒカル「だぁーもう、部活どうするっ!?」
カオル「怒鳴んないでよ……」
ヒカル「あ、ゴメン。……で、どうする?」
カオル「行こうよ」
ヒカル「うん、まあ良いけどさ」
カオル「バレないかハラハラするのも楽しいし、バレたらバレたでおもしろいしね」
ヒカル「…………」
カオル「何か文句ある?」
ヒカル「別に。ただ、バレることはないだろうなって」
カオル「……じゃあバラそっか?」
ヒカル「いや、それは困る」
カオル「なら『ぁっ、ご主人様、やめっ、ん……くださいっ///』って感情込めて言って」
ヒカル「…………あ、ご主人様、やめ、てください///」
カオル「ダメ、感情がこもってない」
ヒカル「……何て言えばいいんだっけ?」
カオル「『ぁっ、ご主人様、ダメッ、ん……やっ……らめぇえええ///』」
ヒカル「……何かおかしいし、さっきと変わってない?」
カオル「文句言わない。バラされたいの? マワされたいの?」
ヒカル「いや、バラさないでください。ってかそのマワすって言うのは?」
カオル「漢字で書くと『輪姦されたいの?』とかっ」
ヒカル「……………………ぁっ、ご主人様、ダメッ、ん……やっ……らめぇえええ///」
カオル「…………///」
ヒカル「え、まだダメなの?」
カオル「……はうー、おっ持ち帰りぃー!」
ヒカル「ぉわっ!?」
ヒカル「……もういい、その話はこっちに置いといて」
カオル「それを持ってきて」
ヒカル「バレても男となんかヤるわけないだろっ!……って違うっ!!」
カオル「ヒカルっておもしろいねー」
ヒカル「だぁーもう、部活どうするっ!?」
カオル「怒鳴んないでよ……」
ヒカル「あ、ゴメン。……で、どうする?」
カオル「行こうよ」
ヒカル「うん、まあ良いけどさ」
カオル「バレないかハラハラするのも楽しいし、バレたらバレたでおもしろいしね」
ヒカル「…………」
カオル「何か文句ある?」
ヒカル「別に。ただ、バレることはないだろうなって」
カオル「……じゃあバラそっか?」
ヒカル「いや、それは困る」
カオル「なら『ぁっ、ご主人様、やめっ、ん……くださいっ///』って感情込めて言って」
ヒカル「…………あ、ご主人様、やめ、てください///」
カオル「ダメ、感情がこもってない」
ヒカル「……何て言えばいいんだっけ?」
カオル「『ぁっ、ご主人様、ダメッ、ん……やっ……らめぇえええ///』」
ヒカル「……何かおかしいし、さっきと変わってない?」
カオル「文句言わない。バラされたいの? マワされたいの?」
ヒカル「いや、バラさないでください。ってかそのマワすって言うのは?」
カオル「漢字で書くと『輪姦されたいの?』とかっ」
ヒカル「……………………ぁっ、ご主人様、ダメッ、ん……やっ……らめぇえええ///」
カオル「…………///」
ヒカル「え、まだダメなの?」
カオル「……はうー、おっ持ち帰りぃー!」
ヒカル「ぉわっ!?」
968 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/08/31(木) 20:29:17.20 ID:l5KWbqUi0
カオル「ヒカル、すっごいえっちな声出すね」
ヒカル「カ、カオルが言わせたんだろっ///」
カオル「そうだけどさ、思わず理性が飛んじゃったよ。てへっ☆」
ヒカル「…………彼氏として、とても不安になる発言なんですが」
カオル「大丈夫。ヒカル以外の男には発情しないから」
ヒカル「……女には?」
カオル「…………出来るだけガンバるよ」
ヒカル「そう……」
カオル「ヒカル、すっごいえっちな声出すね」
ヒカル「カ、カオルが言わせたんだろっ///」
カオル「そうだけどさ、思わず理性が飛んじゃったよ。てへっ☆」
ヒカル「…………彼氏として、とても不安になる発言なんですが」
カオル「大丈夫。ヒカル以外の男には発情しないから」
ヒカル「……女には?」
カオル「…………出来るだけガンバるよ」
ヒカル「そう……」
すっげー不安だ。なんでカオルのこと好きになっちゃったんだろう。
…………まあかわいいからだよな。
…………まあかわいいからだよな。
ヒカル「ところでさ、なんか昨日から態度が違くない?」
カオル「ヒカルが女の子になって、タガが外れちゃったみたい。てへっ☆」
ヒカル「てへっ☆、じゃないよ……」
カオル「やっぱり部活行かないで保健室貸し切ろっか?」
ヒカル「……そういう発想しかないの?」
カオル「カオルは、ヒカルの前ではメス犬になっちゃうのです」
ヒカル「……せめて男の時に言われたかったよ」
カオル「ヒカルが男の子の時は別に発情しないよ」
ヒカル「…………それはそれは」
カオル「そんなことより早く部活行こっ」
ヒカル「そだね」
カオル「ヒカルが女の子になって、タガが外れちゃったみたい。てへっ☆」
ヒカル「てへっ☆、じゃないよ……」
カオル「やっぱり部活行かないで保健室貸し切ろっか?」
ヒカル「……そういう発想しかないの?」
カオル「カオルは、ヒカルの前ではメス犬になっちゃうのです」
ヒカル「……せめて男の時に言われたかったよ」
カオル「ヒカルが男の子の時は別に発情しないよ」
ヒカル「…………それはそれは」
カオル「そんなことより早く部活行こっ」
ヒカル「そだね」