ひょんなことから女の子
◆QHLqSuSOWw 1
最終更新:
Bot(ページ名リンク)
-
view
468 名前: ◆QHLqSuSOWw 投稿日: 2006/09/08(金) 12:06:24.58 ID:UpZELEVm0
俺の名前は「内藤 涼(ナイトウ リョウ」。年齢=いない歴の18歳。ただだらだらと残り少ない学校生活を過ごしている高校3年だ。
俺の名前は「内藤 涼(ナイトウ リョウ」。年齢=いない歴の18歳。ただだらだらと残り少ない学校生活を過ごしている高校3年だ。
「おい」
机に突っ伏している俺の頭上から聞こえる声、クラスメイトの「外藤 龍(ソトフジ リュウ)」。
名前こそ近いものの、苗字が反映されてるのかどうか知らないが、俺とまったく正反対。
俺が年齢=いない歴なのに対して、こいつは高校1年の時に1年間で48人の女子をとっかえひっかえしたという伝説的な記録を持っている。
名前こそ近いものの、苗字が反映されてるのかどうか知らないが、俺とまったく正反対。
俺が年齢=いない歴なのに対して、こいつは高校1年の時に1年間で48人の女子をとっかえひっかえしたという伝説的な記録を持っている。
「なんだよ」
気だるそうに返事をした俺にこう言った。
「俺は暇だ、猛烈に暇だ。正直学校にいてもすることはない。
そこでだ、俺はお前と2泊3日で温泉にでも行こうと思う。」
そこでだ、俺はお前と2泊3日で温泉にでも行こうと思う。」
「だるい」
こんな正反対の俺たちだが、実は小学校からの腐れ縁。今までにも何度も一緒に旅行に行ったりした間柄だ。
奴が旅行話を持ち出してくると、俺は大抵「だるい」と返す。すると奴はこう言うんだ。
奴が旅行話を持ち出してくると、俺は大抵「だるい」と返す。すると奴はこう言うんだ。
「そのまま学校にいるよりは幾分時間つぶしにはなると思うが?」
至極尤も。というかそもそもこの手の旅行は費用も全部あいつ持ち。断る道理はないんだが。
「で、行き先は決まっているのか?」
「決まってなかったら誘うわけがないだろう?」
この時はまだ、あんなことになるとは思っていなかった・・・
この時はまだ、あんなことになるとは思っていなかった・・・
470 名前: ◆QHLqSuSOWw 投稿日: 2006/09/08(金) 12:26:42.07 ID:UpZELEVm0
2006/01/22
2006/01/22
「うぉ~、寒いな~」
駅に降りた俺は思わずそう言っていた。
山間の寂れた雪降る温泉街。
山間の寂れた雪降る温泉街。
「これでこそ、温泉が引き立つってもんだな」
奴はケラケラと笑いながらそう言った。
だが、逆にここまで寒いと温泉に入る気すらなくならないか?
だが、逆にここまで寒いと温泉に入る気すらなくならないか?
「お、ここだここだ。」
奴の先導で一軒の旅館に入る。とても落ち着いた感じの旅館。
隅々まで手入れがされている、所謂「老舗」といった感じの旅館だ。
隅々まで手入れがされている、所謂「老舗」といった感じの旅館だ。
「すみませ~ん、予約の外藤ですが~」
「お待ちしておりました、遠いところからお越しくださいまして・・・ささ、こちらへどうぞ。」
「ずいぶんいい部屋だな・・・」
「当然だろ。この俺が決めた旅行に、ハズレが今まであったか?」
違いない。いままで何十回とこいつと旅行に行ったことがあるが、今までで一度としてハズレを引いた経験がない。
もちろん、るるぶやらに載ってるような無難コースというわけじゃない。
自分で探して、自分で決めてそれでいて失敗がないというのはある種の才能なのだろうか。
同行者の俺だけじゃない。行く途中から観光から、何から何までその場その場の従業員の人達にまで心配りを忘れない。
この辺りがあの記録の土台となっているのだろう。
もちろん、るるぶやらに載ってるような無難コースというわけじゃない。
自分で探して、自分で決めてそれでいて失敗がないというのはある種の才能なのだろうか。
同行者の俺だけじゃない。行く途中から観光から、何から何までその場その場の従業員の人達にまで心配りを忘れない。
この辺りがあの記録の土台となっているのだろう。
471 名前: ◆QHLqSuSOWw 投稿日: 2006/09/08(金) 12:30:04.12 ID:UpZELEVm0
「さすがだな・・・」
「さすがだな・・・」
俺は思わずそう言っていた。
「そうか、そうか、気に入ってもらえて何よりだ。
さぁ、食事が来るまえに温泉にでも浸かって、暖まるとしようぜ。」
さぁ、食事が来るまえに温泉にでも浸かって、暖まるとしようぜ。」
思ったとおりに、温泉も、食事も最高だった。
残念ながら卓球は置いてなかったが、まぁ野郎二人でやるものでもあるまい。
残念ながら卓球は置いてなかったが、まぁ野郎二人でやるものでもあるまい。
「明日は観光に行くからな、起床は9時な。」
と、言われたが部屋はそもそも同じ部屋(なぜか布団も隣同士・・・ヲイヲイ)、奴が起きれば自然に起きる。
気にするまでもあるまい。
気にするまでもあるまい。
「へいへい。んじゃおやすみ」
472 名前: ◆QHLqSuSOWw 投稿日: 2006/09/08(金) 12:36:57.82 ID:UpZELEVm0
2006/01/23
2006/01/23
「ん・・・」
朝か・・・
物音はしない。まだ奴は起きていないようだ。
まだ時間があるようだ、もう少し布団で暖まっていよう。
ごろっ。と寝返りを打つ。 ふにっ。と感触。
・・・ったく・・・
奴ははっきりいって完璧に近いような人間だが、一つだけ欠点がある。
そう、寝相が悪い。
物音はしない。まだ奴は起きていないようだ。
まだ時間があるようだ、もう少し布団で暖まっていよう。
ごろっ。と寝返りを打つ。 ふにっ。と感触。
・・・ったく・・・
奴ははっきりいって完璧に近いような人間だが、一つだけ欠点がある。
そう、寝相が悪い。
「・・・ほれ、離れろ」
奴と旅行にいったときはいつもこんなもんで、慣れているといえば慣れている。
いつものように起こさないように自然に腕でどかす。
いつものように起こさないように自然に腕でどかす。
・・・感触はない。
・・・?
でも確かに邪魔な感触。俺も寝ぼけてるのか・・・
もう一度、どかす。
もう一度、どかす。
・・・やはり、感触はない。
仕方なく目をあけて起き上がる。
仕方なく目をあけて起き上がる。
473 名前: ◆QHLqSuSOWw 投稿日: 2006/09/08(金) 12:37:35.42 ID:UpZELEVm0
・・・?奴が珍しくまともな格好で寝ている。
じゃあ、いまの感触は・・・?
・・・?奴が珍しくまともな格好で寝ている。
じゃあ、いまの感触は・・・?
・・・?
・・・・・・?
え?
え?え?
これは何だ?
いつもの朝に勃っている場所の代わりに、浴衣のそう、Vの字になってるあたりが膨らんでいるんだが・・・
幸い、一部屋に一つトイレと洗面台があるので、そこでなにが起きているのか確認してみようじゃないか・・・
というか何が起きてるんだよ。
いつもの朝に勃っている場所の代わりに、浴衣のそう、Vの字になってるあたりが膨らんでいるんだが・・・
幸い、一部屋に一つトイレと洗面台があるので、そこでなにが起きているのか確認してみようじゃないか・・・
というか何が起きてるんだよ。
475 名前: ◆QHLqSuSOWw 投稿日: 2006/09/08(金) 12:48:38.90 ID:UpZELEVm0
・・・
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
な ん で 、 お れ 、 お ん な の こ に な っ て る ん で す か ?
これは夢だ!そう、夢に違いない!
とりあえず頬をつねってみる。痛い。
なんとなく鏡をもう一度、よく目を擦ってから見直してみる。あ、可愛い。
ちょいと苦しいので一度浴衣を着なおしてから、試しに胸を触ってみる。へぇ、こんな感じなのか。
んー、よくわからないけど意外とデカイ? いや、そうじゃなくて!
んー、よくわからないけど意外とデカイ? いや、そうじゃなくて!
「お前、なにやってんの?」
後ろから奴の声。急に声をかけるな!
条件反射で振り向く。
条件反射で振り向く。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
「・・・・・すみませんが、どちら様?」
477 名前: ◆QHLqSuSOWw 投稿日: 2006/09/08(金) 13:09:21.09 ID:UpZELEVm0
・・・・・・
・・・・・・
「で、朝起きたらどういうわけかそうなっていたと。
まぁ信じられないが、荷物もなにも全部置きっぱなしであいつがいないところを見ると、信じるしかなさそうだけどな。」
まぁ信じられないが、荷物もなにも全部置きっぱなしであいつがいないところを見ると、信じるしかなさそうだけどな。」
「俺だって信じらんないよ、というかこれじゃ帰るとか以前の問題だ・・・」
さすがにこんな状況でパニックにならない人のほうがおかしいだろう。
俺の頭の中では、「なんでこうなった?」「これからどうなる?」がぐるぐると回っている。
なんか奴が言ってる気もするが、ぜんぜん聞こえない。とにかくどうすればいいんだ!?
俺の頭の中では、「なんでこうなった?」「これからどうなる?」がぐるぐると回っている。
なんか奴が言ってる気もするが、ぜんぜん聞こえない。とにかくどうすればいいんだ!?
ぱんっ!
・・・え?
「やっと気付いたか。そんなウダウダ考えてないで、とりあえず観光するぞ!
原因なんかわからんが、せっかく女になったんだ。街を歩けば誰もが振り向く、そんな俺の(周りから見れば)彼女としtて歩けるんだぜ?
こんなチャンス、いつ巡ってくるかわからん。まずは楽しもうぜ。」
原因なんかわからんが、せっかく女になったんだ。街を歩けば誰もが振り向く、そんな俺の(周りから見れば)彼女としtて歩けるんだぜ?
こんなチャンス、いつ巡ってくるかわからん。まずは楽しもうぜ。」
・・・相変わらずだが、ずいぶん自信過剰だ。とはいえ、ここでずっと考えていても埒があかないのも事実だ。
ただ・・・
ただ・・・
「服、どうしよう・・・」
「あ、そうかそうか。んじゃちょっと待ってろ。適当に安めので見繕ってやる。」
そういうと奴はゆっくりと外へ出て行った。窓から外の雪かきをしている仲居さんに声をかけているのが見える。
どこか服屋の場所でも聞いているのだろう。
どこか服屋の場所でも聞いているのだろう。
478 名前: ◆QHLqSuSOWw 投稿日: 2006/09/08(金) 13:10:56.11 ID:UpZELEVm0
「多すぎ・・・ファッションショーでも始めるつもりか?」
「多すぎ・・・ファッションショーでも始めるつもりか?」
「ん?このくらい普通だろう?」
・・・・・・
「てか、これはどう着けるんだ?」
「ん?着けてやろうか?」
しかしまぁ、奴の目は確かなようで、俺の好み、そして俺の今の髪型、顔立ちに上手くマッチするような服のセンスは流石だ。
思わず鏡に走ってしまう。昔に見たマンガか何かで、そんな話を見て笑っていたが、いざ自分がなってみると同じ行動を取ってしまうことに少し恥ずかしくなった。
思わず鏡に走ってしまう。昔に見たマンガか何かで、そんな話を見て笑っていたが、いざ自分がなってみると同じ行動を取ってしまうことに少し恥ずかしくなった。
「さ、行こっ」
無意識的にそう口走っていた。
「よく似合ってるじゃん、そのまま俺の彼女n」
「俺はモーホーじゃねぇ」
昨日の雪はすっかり止み、青空が広がっていた。
途中、美味しい山の幸を食べ、あまり見る場所もない温泉街を歩き回った。
夕方、屋台のタイヤキを食べながらベンチで休憩。
途中、美味しい山の幸を食べ、あまり見る場所もない温泉街を歩き回った。
夕方、屋台のタイヤキを食べながらベンチで休憩。
「美味いか?」
「うん、おいしいよ」
あ、まただ。
479 名前: ◆QHLqSuSOWw 投稿日: 2006/09/08(金) 13:11:53.30 ID:UpZELEVm0
「そんなに美味いなら俺にも食わせろっ」
「そんなに美味いなら俺にも食わせろっ」
「え? あっ ちょっ」
空を飛ぶタイヤキのしっぽ。
「あぁ~」
「落ちちまったか・・・まぁ、蟻が『おねぇさん、ごはんありがと~』とでも言ってお礼に来るさ。
あ、遊んでばかりのキリギリスがくるかもな。」
あ、遊んでばかりのキリギリスがくるかもな。」
「うん・・・」
・・・なんだろう、何だか普通に女の子言葉になってしまっている。
「ねぇ、正直いまのわt・・・自分はどうなのさ」
・・・「私」とはいかないまでも、「俺」というのが出なくなっている。 このままだと・・・どうなるんだろう・・・
「ん?どうなのさって何が?」
「なんでもない」
「そうか。」
日が暮れて、だいぶ寒くなってきた。この調子だとまた雪が降るんだろう。
「寒いな、そろそろ帰るか。」
「うん、帰ろう」
482 名前: ◆QHLqSuSOWw 投稿日: 2006/09/08(金) 13:30:56.04 ID:UpZELEVm0
旅館に帰ると、昨日と同じように仲居さんが迎えてくれた。極々自然な態度のところを見ると、今朝奴が出て行ったときに何か言ったのだろう。
今日は温泉は別々。幸いにも他の客がいなかったようで、自分としても緊張しなくて済んだ。よかった。
部屋に戻ると部屋が真っ暗、電気をつけると奴は窓の外を見ていた。
旅館に帰ると、昨日と同じように仲居さんが迎えてくれた。極々自然な態度のところを見ると、今朝奴が出て行ったときに何か言ったのだろう。
今日は温泉は別々。幸いにも他の客がいなかったようで、自分としても緊張しなくて済んだ。よかった。
部屋に戻ると部屋が真っ暗、電気をつけると奴は窓の外を見ていた。
「電気くらいつけようよ」
「ん?部屋が暗いほうが外がよく見えるんだ。」
奴がそんなことを言うなんて珍しい。奴のことだから「真っ暗にして驚かそうかと思った」とか言うかと思ったのに。
「なぁ、内藤、お前は人を見るとき、何を見る?」
「へ?見るときって・・・ 見るも何も見た目以外に何を見るのさ?」
「ふむ・・・ 人は人を見るとき、まずはお前の言うとおり見た目を見る。
その次に、会話をして人の頭を、心を見る。
例えば、テレビで人気の美人女優ばりの人がいたとしても、いざ会話をしてみたらものすごい阿呆だったりしたら、お前はどう思う?
その逆も然りだ。見た目はお世辞にも美人とは言えなくとも、心が綺麗な人には少なからず好意を持つ人が現れる。」
その次に、会話をして人の頭を、心を見る。
例えば、テレビで人気の美人女優ばりの人がいたとしても、いざ会話をしてみたらものすごい阿呆だったりしたら、お前はどう思う?
その逆も然りだ。見た目はお世辞にも美人とは言えなくとも、心が綺麗な人には少なからず好意を持つ人が現れる。」
「???? ごめん、よくわからない。つまりどういうことさ?」
「んー・・・、つまりだな。夕方の時のお前の質問の答えだ。」
「いや、もっとわかりやすく話してよ」
だめだ、全然わからない。
と、突然奴がずいっと近づく。条件反射で思わずのけぞる。当然バランスを崩してしりもちをつく。
と、突然奴がずいっと近づく。条件反射で思わずのけぞる。当然バランスを崩してしりもちをつく。
「つまり」
483 名前: ◆QHLqSuSOWw 投稿日: 2006/09/08(金) 13:31:38.80 ID:UpZELEVm0
「え?」
「え?」
「俺はお前の心を好きになった。
その体はいつか戻るのかもしれない、戻らないかもしれない。
だが、その心はお前そのものだろう?
元の男だったお前もそうだが、こうなったことで女であるお前も生まれた。」
その体はいつか戻るのかもしれない、戻らないかもしれない。
だが、その心はお前そのものだろう?
元の男だったお前もそうだが、こうなったことで女であるお前も生まれた。」
「ちょ・・・何いって」
「念のため言っておくが、俺は本気だぞ。
お前だって気付いてるだろう?朝と今で明らかに喋り方も、仕草も何もかもが違う。」
お前だって気付いてるだろう?朝と今で明らかに喋り方も、仕草も何もかもが違う。」
奴の顔がどんどん近づく。顔が熱い。奴から見たら私の顔は真っ赤なんだろう。
「わかんない・・・よ・・・ はな・・・れ・・て・・・」
言葉もなかなか言えなくなっている。
「おっと、近づきすぎたな。悪かった。」
すっと奴が離れる。
「悪かった。ちょっと温泉でのぼせたんだろう。ロビーで少し涼んでくる。」
「・・・・・・」
そう言って、あいつは廊下へ出て行った。
484 名前: ◆QHLqSuSOWw 投稿日: 2006/09/08(金) 13:32:09.93 ID:UpZELEVm0
確 か に 私 も 嫌 い じ ゃ な い よ
確 か に 私 も 嫌 い じ ゃ な い よ
でも、例えばそうなったら、もしも元に戻れたら、どんな顔して会えばいいの?
戻らなかったとしても、私はどうすればいいの?
戻らなかったとしても、私はどうすればいいの?
わかんない、わかんないよ・・・
涙が出てきた。
18年分の涙。彼女いない歴=年齢だった私が、始めて告白された相手はよりによって幼馴染で、親友で、しかも男。
でも今の私は女で傍から見れば極々普通のカップル。
向こうは私を認めてる。周りも私を認めるだろう。
18年分の涙。彼女いない歴=年齢だった私が、始めて告白された相手はよりによって幼馴染で、親友で、しかも男。
でも今の私は女で傍から見れば極々普通のカップル。
向こうは私を認めてる。周りも私を認めるだろう。
でも、私だけが割り切れない。
こうやって、考えれば考えるほど、どんどん気になってしまう。好きになってしまう。
でも・・・でも・・・
485 名前: ◆QHLqSuSOWw 投稿日: 2006/09/08(金) 13:33:25.50 ID:UpZELEVm0
・・・そのまま寝てしまったらしい。いつの間にか布団に入っていた。
横を見ると、あいつがいた。
・・・そのまま寝てしまったらしい。いつの間にか布団に入っていた。
横を見ると、あいつがいた。
「ごめん、寝てたみたい。」
「ん、寝てたからとりあえず布団に入れた。
・・・なんというか、さっきは悪かった。お前が混乱してるのに、変なこと言って・・・」
・・・なんというか、さっきは悪かった。お前が混乱してるのに、変なこと言って・・・」
「・・・いいよ。
さっきの話だけどさ・・・ 正直、同性から見ても、女からとして見ても、十分に好きなんだよ。
ただ・・・同性からとしては、純粋にモテまくりで、いわゆる「憧れ」みたいな存在としてね」
さっきの話だけどさ・・・ 正直、同性から見ても、女からとして見ても、十分に好きなんだよ。
ただ・・・同性からとしては、純粋にモテまくりで、いわゆる「憧れ」みたいな存在としてね」
「だろうな」
「だからさ・・・ もしこのまま戻らなかったら、虫のいい話だけど、私が女なうちは、私も龍のことを好きって、そういうのじゃだめかな?」
また顔が真っ赤になってきた。恥ずかしい。告白するときってこんな感じなんだろうか。
「お、ついに自分を認めて「私」って使ったな」
龍がニヤリと笑う。さっきまでの真剣な顔も吹き飛んで、いつもと同じ「友達に向ける」笑顔。
486 名前: ◆QHLqSuSOWw 投稿日: 2006/09/08(金) 13:34:08.33 ID:UpZELEVm0
「え、まさか騙された・・・?
さっきまでのは演技?」
「え、まさか騙された・・・?
さっきまでのは演技?」
「バーカ、んなわけないだろ。俺は真剣だ。」
ぐいっと私の腕を引っ張る。と、同時に私の頭を後ろから優しく押さえる。
そのまま、顔を近づけて・・・
そのまま、顔を近づけて・・・
「あ・・・」
「目、瞑れよ。・・・恥ずかしいだろ」
「うん・・・」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「ん・・・あれ?」
????どうした?
「?」
487 名前: これでラスト ◆QHLqSuSOWw 投稿日: 2006/09/08(金) 13:34:42.33 ID:UpZELEVm0
「お前・・・戻ってるじゃん」
「お前・・・戻ってるじゃん」
え・・・
「ぶはははははっ! 王子様のキスでお姫様の呪いが解けましたってか?
こりゃいいや わはははh」
こりゃいいや わはははh」
「・・・・・・思ったより・・・早かったね・・・
てか早すぎ・・・」
てか早すぎ・・・」
「おいおい、何言ってるんだよ。
もうお前は俺を受け入れた。戻るとか戻らないとかそんなの知るか、ご破算だ。」
もうお前は俺を受け入れた。戻るとか戻らないとかそんなの知るか、ご破算だ。」
「え・・・? ちょ おま やめっ」
「俺はだな、最近クイズに凝っていてだな、ちょいと簡単なクイズを出してやろう。
ここに心通じた(心は)男女がいます。
もう夜です。
布団は仲居さんが気を利かせたのか一組しかありません。
さぁ、あとはわかるな?」
ここに心通じた(心は)男女がいます。
もう夜です。
布団は仲居さんが気を利かせたのか一組しかありません。
さぁ、あとはわかるな?」
さ ぁ 、 こ れ か ら 続 き を や ら な い か