ひょんなことから女の子
スィートロールPart1
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562 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/09/09(土) 00:05:16.05 ID:dbH5ss91O
「んん……ねみぃ…………」
「んん……ねみぃ…………」
眠気を我慢して起きる。
「今何時……」
枕元の携帯を手に取る。07:11と表示されている。
「オレ様起きんの早すぎ~」
いつもなら07:40起きだ。今日はホントに早い。
折角だし二度寝しようか? と思っていると、ふと違和感を感じた。
なんか身体がダルいって言うか重いっていうか、胸も少し苦しいし。
よくわかんねえ。風邪じゃなさそうだし、昨日ってか今日は二時に寝たから寝過ぎってこともないし。
折角だし二度寝しようか? と思っていると、ふと違和感を感じた。
なんか身体がダルいって言うか重いっていうか、胸も少し苦しいし。
よくわかんねえ。風邪じゃなさそうだし、昨日ってか今日は二時に寝たから寝過ぎってこともないし。
「まあいいか。とりあえず着替えよ……」
Tシャツと靴下とトランクスをタンスから出し、制服をハンガーから取り、パジャマを脱ぐ。
「…………って、え?」
パジャマを脱ぐと、そこには…………見たこともない双子島があった。
…………おい、何が起きたどうしたわけわかんねえよなんなんだよふざけんなよ夢かよ。
…………おい、何が起きたどうしたわけわかんねえよなんなんだよふざけんなよ夢かよ。
「だあぁぁーーーっ!!!意味わかんねえよ!!」
ホントに意味わかんねえ。なんでオレに胸があるんだよ。…………ってか下は?
パジャマの下とトランクスを脱いで確認する。
パジャマの下とトランクスを脱いで確認する。
「オ、オホォォーーウ!!!」
565 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/09/09(土) 00:06:16.88 ID:dbH5ss91O
やべえ、なんだコレ。カンペキに女じゃん。コレは……エロ本よりヤバイだろ。
やべえ、なんだコレ。カンペキに女じゃん。コレは……エロ本よりヤバイだろ。
「っ!!!??」
ちょ、マジにヤバイ。今の、リスと栗? 触るの怖いじゃん…………
「どうみても女の子だよな……」
首から下は結構変わってるけど、顔も声もほとんど変わってないみたいだな。
身長も…………微妙に縮んだか?
外見的には服着てればほとんど違和感ないな。
第一、今は冬服で学ランだし……
身長も…………微妙に縮んだか?
外見的には服着てればほとんど違和感ないな。
第一、今は冬服で学ランだし……
「……学校行ってもバレないよな? よな?」
制服を着てみる。…………違和感皆無。
「これなら問題なさそうだな」
鏡を見ながらワックスで髪型をセットする。イイ感じにカッコよくできた。
ってか普通にいつも通りだよな。…………アレがないけどさ。
ってか普通にいつも通りだよな。…………アレがないけどさ。
「…………いつも通り、か?」
正直、自信がない。
顔自体はいつもとほとんど変わってないのに、自分で自分をかわいいと思ってしまった。
顔じゃない…………なんていうか雰囲気。そういうのがかなりヤバイ。
顔自体はいつもとほとんど変わってないのに、自分で自分をかわいいと思ってしまった。
顔じゃない…………なんていうか雰囲気。そういうのがかなりヤバイ。
567 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/09/09(土) 00:07:25.26 ID:dbH5ss91O
「…………」
「…………」
マジにやべえよ、オレ。自分の顔見て照れるとかどんだけだし。
ナルシストもいいとこだよ。もうただの変態じゃん。
ナルシストもいいとこだよ。もうただの変態じゃん。
「…………さっさと学校行くか」
トーストを食べて家を出た。
母さんと少し話したが、気付かなかったようだ。
学校で誰かに気付かれたらどうしようか。……まあ悩んでもしょうがないか。
母さんと少し話したが、気付かなかったようだ。
学校で誰かに気付かれたらどうしようか。……まあ悩んでもしょうがないか。
793 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU [唐突に] 投稿日: 2006/09/10(日) 09:19:48.57 ID:Ga36LliXO
オレ「はよっ」
ダチ1「お、珍しく早いじゃん」
オレ「はよっ」
ダチ1「お、珍しく早いじゃん」
いつも遅刻ギリギリなせいか、そんなことを言われる。
ダチ2「雪でも降るんじゃね?」
ダチ1「やっべ、俺カサ持ってきてねえよ」
オレ「うるせえな……」
ダチ1「やっべ、俺カサ持ってきてねえよ」
オレ「うるせえな……」
一瞬、この身体になったのは早起きしたせいかと思っちまったが、んなわきゃないか。
ってかやっぱバレたらヤバイしウザイよなぁ…………
ってかやっぱバレたらヤバイしウザイよなぁ…………
オレ「あー……あのさ、オレ今日ちょっとさ、その、なんつーか、ダメだから」
ダチ2「ダメって?」
オレ「いや、だからさ、なんつーか気分的に乗らないっつー感じ?」
ダチ1「あー、わかるわかる。やる気起きないんだろ?」
オレ「お、わかってくれるか」
ダチ1「いいっていいって、生理なんだから仕方ねえよ」
オレ「ちげーよボケ!」
ダチ2「ダメって?」
オレ「いや、だからさ、なんつーか気分的に乗らないっつー感じ?」
ダチ1「あー、わかるわかる。やる気起きないんだろ?」
オレ「お、わかってくれるか」
ダチ1「いいっていいって、生理なんだから仕方ねえよ」
オレ「ちげーよボケ!」
今の身体だとまんざら冗談でもないから困る。コイツ、ホントはもう気付いてんじゃねえの?
オレ「とにかく今日はダメなんだよ」
ダチ1「わーったよ。気分が乗らないんだろ?」
オレ「ワリィ。でもマジサンキューな」
ダチ1「わーったよ。気分が乗らないんだろ?」
オレ「ワリィ。でもマジサンキューな」
思いのほか聞き分けがいいな。結構助かる。マジサンキューな。
ダチ2「おい、ちょっとトイレ行こうぜ」
オレ「聞いてなかったのか? ああんっ!?」
オレ「聞いてなかったのか? ああんっ!?」
795 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/09/10(日) 09:22:18.79 ID:Ga36LliXO
センセイ「……で、この江華島事件っていうのは、日本の軍艦が…………」
オレ「あー……うぜー、マジだりー」
センセイ「……で、この江華島事件っていうのは、日本の軍艦が…………」
オレ「あー……うぜー、マジだりー」
なんで一時間目から日本史なんだよ。やってらんねー。
ケータイ「きーえるひこーきぐもー♪」
授業中の静かな教室に、携帯の着うたが響いた。…………ってかオレの携帯じゃねえかよっ!?
ケータイ「ぼくたちはみ…………」
ケータイの音を止める。……ってかなんでマナーモードになってねえんだよ。
センセイ「おい、今鳴らしたんどいつや?」
センセイが授業を中断する。ってかさ、名乗り出るわけねーじゃん。
ダチ1「なんかここらへんから音がしたよな」
ダチ2「ああ、ここらへんだったよな」
ダチ2「ああ、ここらへんだったよな」
…………おい。なんでオレの前後の席のヤツがオレを指差してんだ?
逃げられねえじゃねえかよ……
しょうがないからケータイを出し、電源を切ってからセンセイに渡す。
逃げられねえじゃねえかよ……
しょうがないからケータイを出し、電源を切ってからセンセイに渡す。
センセイ「お、結構潔いじゃないか」
何が潔いだ。出さなきゃおこるじゃねーか。ったく…………ホント、やってらんねーよ。
798 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/09/10(日) 09:24:03.76 ID:Ga36LliXO
ケータイは取られちまったけど、身体のことはまだバレてなさそうだな。
それにしても英語は厳しくねーから楽でいいや。
ケータイは取られちまったけど、身体のことはまだバレてなさそうだな。
それにしても英語は厳しくねーから楽でいいや。
センセ「はい、じゃあ出席番号16番の人、⑤のところ読んで」
でもヒマだな…………ワックスでもつけとくか。
バッグからワックスを取り出し、髪につける。
バッグからワックスを取り出し、髪につける。
センセ「26番の人、ここの訳は?」
お、結構いい感じになってる。後ろの方がちょっとイマイチか?
ワックスで髪をいじっていると、センセがこっちに歩いてきた。
怒られっかな? ってかワックスまで没収かよ…………マジうぜー。
センセがオレの目の前で止まる。頭が冷たい。…………って、え?
ワックスで髪をいじっていると、センセがこっちに歩いてきた。
怒られっかな? ってかワックスまで没収かよ…………マジうぜー。
センセがオレの目の前で止まる。頭が冷たい。…………って、え?
センセ「アンタいい加減にしなさいよ!この間も注意したでしょ!」
センセの手には空のペットボトル。…………かけられたのか!? そのお茶を!?
センセ「ホラ、さっさと床拭きなさいよ」
ちょwwwやったのセンセじゃねえかwwwwwww
オレ「はいはい、わーったよ……」
雑巾を持ってきて床を拭く。
マジうぜー。超だりー。ってかさ、ホント、やってらんねーよ。
マジうぜー。超だりー。ってかさ、ホント、やってらんねーよ。
799 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/09/10(日) 09:24:51.76 ID:Ga36LliXO
オレ「次の授業なんだっけ?」
ダチ2「確かパソコンだろ。さっさとパソコン室行ってネットでもやってようぜ?」
オレ「先行っとけよ。オレ、さっきセンセにやられたからさ、拭かないと寒いし」
ダチ2「そうか? ま、パソコンならちょっとくらい遅れても平気だろうしな」
オレ「おう。……あ、お前のワックス借りとくから」
ダチ2「使い過ぎんなよ」
オレ「次の授業なんだっけ?」
ダチ2「確かパソコンだろ。さっさとパソコン室行ってネットでもやってようぜ?」
オレ「先行っとけよ。オレ、さっきセンセにやられたからさ、拭かないと寒いし」
ダチ2「そうか? ま、パソコンならちょっとくらい遅れても平気だろうしな」
オレ「おう。……あ、お前のワックス借りとくから」
ダチ2「使い過ぎんなよ」
クラスメイトはどんどんパソコン室に移動し、教室はオレ一人になる。
チャイムもなり、もう誰も来ないだろう。
チャイムもなり、もう誰も来ないだろう。
オレ「なんかマジだりー……」
制服の上を脱ぐ。学ラン、ワイシャツ、Tシャツと。
上半身裸になると、バッグからタオルを取り出し、それで身体と制服を拭く。
制服を完全に乾かすのはムリだから、気持ち程度であきらめるか。
とりあえずタオルでパンパン叩く。
上半身裸になると、バッグからタオルを取り出し、それで身体と制服を拭く。
制服を完全に乾かすのはムリだから、気持ち程度であきらめるか。
とりあえずタオルでパンパン叩く。
?「…………その胸、どうしたの?」
びくぅっ!!!??
ドアの方を見ると、そこにはトモがいた。
ドアの方を見ると、そこにはトモがいた。
トモ「それ、おっぱい……?」
オレ「や、いや、違っ、これは、その、えっと…………」
オレ「や、いや、違っ、これは、その、えっと…………」
テンパってて、自分でもイマイチ何言ってるのかわからない。動揺しまくりだ。
トモ「……女の子だったの?」
オレ「いや、それは違うっ!とりあえずオレの話を聞いてくれ」
オレ「いや、それは違うっ!とりあえずオレの話を聞いてくれ」
800 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/09/10(日) 09:27:35.07 ID:Ga36LliXO
オレ「あ…ありのまま今朝起こった事を話すぜ!
『オレは男のまま寝て男のまま起きたと思ったら、いつの間にか女になっていた』。
な…何を言っているのかわからねーと思うが、
オレも何で女になったのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…らんまだとかかしましだとか、
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
トモ「よくわからないけど…………信じてみるよ」
オレ「ホントか?」
トモ「うん。小さい頃は一緒にお風呂に入ったりもしたしね」
オレ「あ…ありのまま今朝起こった事を話すぜ!
『オレは男のまま寝て男のまま起きたと思ったら、いつの間にか女になっていた』。
な…何を言っているのかわからねーと思うが、
オレも何で女になったのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…らんまだとかかしましだとか、
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
トモ「よくわからないけど…………信じてみるよ」
オレ「ホントか?」
トモ「うん。小さい頃は一緒にお風呂に入ったりもしたしね」
オレとコイツは家が近く年も同じだから昔からよく遊んだ。
今も昔ほどではないが、それなりに遊んでいる。
今も昔ほどではないが、それなりに遊んでいる。
トモ「そういえばさ、『お父さんとお母さんのマネ』って昔やったよね」
オレ「ちょ、おま、それは……」
トモ「"オレ"のちっちゃかったけどさ、アレ、痛かったんだよ?」
オレ「若さ故の過ちだ。忘れてくれ」
トモ「僕の初めてなのに?」
オレ「…………」
オレ「ちょ、おま、それは……」
トモ「"オレ"のちっちゃかったけどさ、アレ、痛かったんだよ?」
オレ「若さ故の過ちだ。忘れてくれ」
トモ「僕の初めてなのに?」
オレ「…………」
コイツは昔っからボケかマジかわかんねえから困る。
トモ「とにかく、よくわかんないけど女の子になっちゃったんだね?」
オレ「ああ、そうなんだよ」
トモ「学校じゃアレだし…………放課後、"オレ"ん家に行くよ」
オレ「おう」
トモ「とりあえずパソコン室行こ。筆箱取りにきただけだし、いい加減怒られるよ」
オレ「そうだな。トモは先に行ってろよ、オレは制服着なきゃいけないし」
トモ「わかった。じゃあね」
オレ「ああ、そうなんだよ」
トモ「学校じゃアレだし…………放課後、"オレ"ん家に行くよ」
オレ「おう」
トモ「とりあえずパソコン室行こ。筆箱取りにきただけだし、いい加減怒られるよ」
オレ「そうだな。トモは先に行ってろよ、オレは制服着なきゃいけないし」
トモ「わかった。じゃあね」
952 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU [>>800の続き] 投稿日: 2006/09/10(日) 23:42:34.55 ID:/mCKzpri0
トモ「よく見ると微妙に顔も変わってるよね」
オレ「まあな。声も少し高いだろ?」
トモ「うん。でも違和感ないよ」
オレ「違和感あったら学校休んでるっての」
トモ「よく見ると微妙に顔も変わってるよね」
オレ「まあな。声も少し高いだろ?」
トモ「うん。でも違和感ないよ」
オレ「違和感あったら学校休んでるっての」
今、オレたちはトモの部屋にいる。
オレが女になったといってもどうということはなく、普通にゲームをやっていた。
オレが女になったといってもどうということはなく、普通にゲームをやっていた。
トモ「でもさ、ホントに心当たりないの?」
オレ「なんにもない」
トモ「よくわからないジュースを飲んだとか」
オレ「とりあえずHKOKは見かけてないな」
トモ「染色体の手術を受けたとか」
オレ「激痛に耐えた覚えもないな」
トモ「じゃあ魔王に捕まったとか」
オレ「まず魔王がいないだろ」
トモ「ならお手上げだね」
オレ「…………」
オレ「なんにもない」
トモ「よくわからないジュースを飲んだとか」
オレ「とりあえずHKOKは見かけてないな」
トモ「染色体の手術を受けたとか」
オレ「激痛に耐えた覚えもないな」
トモ「じゃあ魔王に捕まったとか」
オレ「まず魔王がいないだろ」
トモ「ならお手上げだね」
オレ「…………」
コイツ、ホントはオレのことなんてどうでもいいんじゃないか?
親友だと思い込んでいたのはオレだけだったらしいな。
親友だと思い込んでいたのはオレだけだったらしいな。
オレ「お前さ、実はどうでもいいとか思ってるだろ?」
トモ「うん」
オレ「…………」
トモ「だってどうでもいいでしょ?」
オレ「……お前さ」
トモ「男でも女でも、"オレ"は"オレ"でしょ? 僕の親友であることに変わりはないでしょ?」
オレ「…………トモ!!」
トモ「わっ!? もう、急に抱きつかないでよ!」
トモ「うん」
オレ「…………」
トモ「だってどうでもいいでしょ?」
オレ「……お前さ」
トモ「男でも女でも、"オレ"は"オレ"でしょ? 僕の親友であることに変わりはないでしょ?」
オレ「…………トモ!!」
トモ「わっ!? もう、急に抱きつかないでよ!」
953 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU [タイトルは……] 投稿日: 2006/09/10(日) 23:44:06.76 ID:/mCKzpri0
オレ「あ、いや、ワリィ…………オレたち、ずっと親友だよな」
トモ「うん」
オレ「サンキュ」
オレ「あ、いや、ワリィ…………オレたち、ずっと親友だよな」
トモ「うん」
オレ「サンキュ」
トモを疑った自分が情けない。マジちっせえ。
「トモ、オレを殴れ。オレはお前を疑ってしまった」ってメロスみたいに言いたい。
でも殴られんのはイヤだ。
「トモ、オレを殴れ。オレはお前を疑ってしまった」ってメロスみたいに言いたい。
でも殴られんのはイヤだ。
トモ「あ、時間切れ……」
オレ「え?」
トモ「……もしかして抱きついたのって作戦だった?」
オレ「いや、作戦じゃない。普通にゴメン」
トモ「まあ1Rぐらいならいいけどさ」
オレ「あー……あのさ、なんかして欲しいことないか? なんでも言うこときいてやる」
トモ「なんでまた?」
オレ「ん……詫びっつーか、まあそんな感じ」
トモ「ふーん…………なんでもいいの?」
オレ「おう!…………でも金はないからな。奢れんのは千円くらいまでだぞ」
トモ「うん、わかった」
オレ「マジになんでもいいぞ」
トモ「じゃあ、えっと、その……」
オレ「なんだよ? マジになんでもOKだから言ってみろよ」
トモ「…………おっぱい///」
オレ「…………え?」
トモ「おっぱい触らせて///」
オレ「え?」
トモ「……もしかして抱きついたのって作戦だった?」
オレ「いや、作戦じゃない。普通にゴメン」
トモ「まあ1Rぐらいならいいけどさ」
オレ「あー……あのさ、なんかして欲しいことないか? なんでも言うこときいてやる」
トモ「なんでまた?」
オレ「ん……詫びっつーか、まあそんな感じ」
トモ「ふーん…………なんでもいいの?」
オレ「おう!…………でも金はないからな。奢れんのは千円くらいまでだぞ」
トモ「うん、わかった」
オレ「マジになんでもいいぞ」
トモ「じゃあ、えっと、その……」
オレ「なんだよ? マジになんでもOKだから言ってみろよ」
トモ「…………おっぱい///」
オレ「…………え?」
トモ「おっぱい触らせて///」
954 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU [スィートロール] 投稿日: 2006/09/10(日) 23:45:41.65 ID:/mCKzpri0
オレ「お、おう。もちろんいいぞ」
トモ「……ホントに?」
オレ「別に気ぃ使うなよ。そっか、まあトモも男だもんな」
トモ「じゃ、じゃあお願い」
オレ「おう」
オレ「お、おう。もちろんいいぞ」
トモ「……ホントに?」
オレ「別に気ぃ使うなよ。そっか、まあトモも男だもんな」
トモ「じゃ、じゃあお願い」
オレ「おう」
学ランを脱ぎ、ワイシャツののボタンを外し、Tシャツの裾を持ち上げる。
トモ「触るよ?」
オレ「好きなだけ触ってくれ」
オレ「好きなだけ触ってくれ」
トモの手が伸びてきて、オレの胸に触れる。流石に少し恥ずかしい。
トモ「…………ちっちゃいけど柔らかいね」
オレ「ちっちゃいは余計だろ。まあオレとしてはちっちゃいほうが隠しやすくて助かるけどさ」
トモ「ね、ねぇ、揉んでみてもいい?」
オレ「あー……いいんじゃね?」
トモ「なんで疑問系?」
オレ「いや、なんでだろ? ま、とにかくいいぜ。好きなだけ揉みしだけ」
トモ「うん、わかった。揉みしだく」
オレ「ちっちゃいは余計だろ。まあオレとしてはちっちゃいほうが隠しやすくて助かるけどさ」
トモ「ね、ねぇ、揉んでみてもいい?」
オレ「あー……いいんじゃね?」
トモ「なんで疑問系?」
オレ「いや、なんでだろ? ま、とにかくいいぜ。好きなだけ揉みしだけ」
トモ「うん、わかった。揉みしだく」
正直、揉みしだかれても困るが、まあいいか。トモだしな。
オレ「オレが悶えるぐらい揉みしだいてみろよ」
トモ「それは…………どうだろ? と言うより、どうなの?」
オレ「…………とにかく揉めよ」
トモ「あ、うん」
トモ「それは…………どうだろ? と言うより、どうなの?」
オレ「…………とにかく揉めよ」
トモ「あ、うん」
955 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU [甘くなるかは未定。ってかタイトルは識別名で。] 投稿日: 2006/09/10(日) 23:46:57.96 ID:/mCKzpri0
トモがオレの胸を揉んでいる。客観的になるとおかしな図だ。
さて、なぜオレは客観的になっているのか。答えは結構簡単だが難しい。
トモがオレの胸を揉んでいる。客観的になるとおかしな図だ。
さて、なぜオレは客観的になっているのか。答えは結構簡単だが難しい。
トモ「痛くない?」
オレ「ゼンゼンダイジョーブ」
トモ「…………なんか大丈夫じゃなさそうなんだけどな」
オレ「ゼンゼンダイジョーブ」
トモ「…………なんか大丈夫じゃなさそうなんだけどな」
ホント、マジで全然痛くない。…………気持ちいいだけだ。
コレは結構ヤバイ。客観的にでもなってないとエロい声出しそうなくらいヤバイ。
ってか客観的になってるのもいい加減限界だぞ。
コレは結構ヤバイ。客観的にでもなってないとエロい声出しそうなくらいヤバイ。
ってか客観的になってるのもいい加減限界だぞ。
トモ「女の人っておっぱい揉まれると気持ちいいらしいけど、実際どうなんだろうね?」
オレ「…………気持ちいいです///」
トモ「…………え?」
オレ「これ以上揉まれたら、マジでおかしくなりそうだからやめてくれ……」
トモ「う、うん」
オレ「…………気持ちいいです///」
トモ「…………え?」
オレ「これ以上揉まれたら、マジでおかしくなりそうだからやめてくれ……」
トモ「う、うん」
トモの手が離れる。緊張が一気に解ける。
オレ「あー、ヤバかったぁ…………」
トモ「……今の"オレ"の表情、なんかえっちだよ」
オレ「ん、マジか?」
トモ「うん」
オレ「そっか、だとしたらトモのせいだからな」
トモ「え、なんで?」
オレ「正直、揉みすぎ。…………ってか揉むのがうまいんだよぉ///」
トモ「///」
トモ「……今の"オレ"の表情、なんかえっちだよ」
オレ「ん、マジか?」
トモ「うん」
オレ「そっか、だとしたらトモのせいだからな」
トモ「え、なんで?」
オレ「正直、揉みすぎ。…………ってか揉むのがうまいんだよぉ///」
トモ「///」
957 名前: カタカナ ◆iqP3HuSAqU [終わらせ方がムリヤリorz] 投稿日: 2006/09/10(日) 23:49:15.25 ID:/mCKzpri0
胸がジンジンする。やっぱトモは揉みすぎだ。なんだか変な気分になっちまったじゃねえか。
なんかスゲー気まずい。
胸がジンジンする。やっぱトモは揉みすぎだ。なんだか変な気分になっちまったじゃねえか。
なんかスゲー気まずい。
オレ「……と、とにかく、揉むのはもう終わりな」
トモ「うん…………」
オレ「…………」
トモ「うん…………」
オレ「…………」
マジに気まずい。
トモ「ごめんね。やり過ぎちゃって」
オレ「……いいよ。悶えるぐらい揉みしだけって言ったのはオレだしな」
トモ「…………そうだよね。僕は言われた通りにしただけだもんね」
オレ「……いいよ。悶えるぐらい揉みしだけって言ったのはオレだしな」
トモ「…………そうだよね。僕は言われた通りにしただけだもんね」
…………スゲームカツク。悪気がないのはわかってるけど、やっぱムカツク。
オレ「もう帰るわ」
トモ「あ、うん」
オレ「じゃあな」
トモ「じゃあね」
トモ「あ、うん」
オレ「じゃあな」
トモ「じゃあね」
オレは自分ん家に帰った。
自分の部屋に戻ってベッドに寝転がる。なんだか胸に違和感がある。
トモに揉まれすぎておかしくなったのかもしれない。
違和感がイヤで風呂に入る。
それでも気休めにしかならなかった。
結局、夕飯も食べないでそのまま寝てしまった。
自分の部屋に戻ってベッドに寝転がる。なんだか胸に違和感がある。
トモに揉まれすぎておかしくなったのかもしれない。
違和感がイヤで風呂に入る。
それでも気休めにしかならなかった。
結局、夕飯も食べないでそのまま寝てしまった。