ひょんなことから女の子
別に新ジャンルじゃない「キョンなことから女の子」
最終更新:
hyon
-
view
784 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [ごめんなさい] 投稿日: 2006/09/26(火) 06:59:54.95 ID:qJnofF3IO
「俺、女の子になってるぅーっ!?」
「俺、女の子になってるぅーっ!?」
待て、こんなことありえるわけが…………いや、ありえる。
「また"アイツ"か……」
「そう、あなたのその姿は"彼女"が望んだから」
「うわぁっ!? どっから現れやがった?」
「状況を説明するために、問題のない範囲で改変を行った。これは統合思念体の意思でもある」
「……で、どうすれば戻れるんだ?」
「私があなたの身体を再構築することは可能。しかし"彼女"はそれを望んでいない」
「つまり?」
「"彼女"が元のあなたを望めば戻る」
「気長に待つしかないのか…………これは、不思議だよな?」
「"彼女"はきっと喜ぶ。ただし、"彼女"自身に力を察知されては困る」
「つまり、"アイツ"が望めば世界を変えられるとバレたらマズイわけだ」
「そういうこと」
360 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU [カオス?] 投稿日: 2006/10/11(水) 16:58:42.99 ID:GUUI58qzO
「…………で、まあ、百歩譲って女子の制服を着るのは我慢しよう」
俺の手の中にあるソレをもう一度見る。
「なんでウチの制服じゃないんだ? それもこんな変な制服」
「変じゃない」
「しかもちょっと湿ってるし……」
「外が雨で乾かなかった」
「ならコタツの中にでも入れといてくれ」
「それはイヤ」
「…………」
結局、俺はその制服を着て学校へ行った。もちろん回りからは奇異の目で見られ、アイ
ツからは好奇の目で見られた。男に戻れたのはそれから一週間後のことだった。
「…………で、まあ、百歩譲って女子の制服を着るのは我慢しよう」
俺の手の中にあるソレをもう一度見る。
「なんでウチの制服じゃないんだ? それもこんな変な制服」
「変じゃない」
「しかもちょっと湿ってるし……」
「外が雨で乾かなかった」
「ならコタツの中にでも入れといてくれ」
「それはイヤ」
「…………」
結局、俺はその制服を着て学校へ行った。もちろん回りからは奇異の目で見られ、アイ
ツからは好奇の目で見られた。男に戻れたのはそれから一週間後のことだった。
俺は、
この深い雪で覆われた街の小さな奇跡を、
忌々しい屈辱の記憶を、
心の奥底へと封印した。
この深い雪で覆われた街の小さな奇跡を、
忌々しい屈辱の記憶を、
心の奥底へと封印した。
――そして、七年後――
「雪、積もってるよ」