ひょんなことから女の子
「僕の悲惨な一日」6話
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hyon
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655 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/02(月) 17:28:22.41 ID:oAdRwarj0
僕の悲惨な1日 その6
僕の悲惨な1日 その6
姉「……起きろ」
朝、頭を蹴られて起こされる
いつもは遅くまで寝ていたお姉ちゃんが不思議にも早起きだ
…頭に血管浮いてます?もしかして…
姉「…あいつに叩き起こされたのよ!信じられる!『トイレどこですか』って扉叩かれたのよ!」
なんであんたを起こさないのよ!と更に背中に蹴りを喰らわされる
そんなこと僕に聞かれたって分かんないって…いや、蹴らないでぇ…く、口答えじゃないってぇ!
眼鏡「す、すいません。気持ち良さそうに寝てたから…」
今にも泣きそうな顔を演出している眼鏡さん。あなた本当に男だったんですか?
姉「じゃあ私なら起こしていいって言うの!」
眼鏡「そ…そんなつもりじゃなかったんですぅ!」
頭を抱えひゃうと僕の後ろへ逃げ込む辺り演技派だなぁと…
初めてあった時みたいな見た目の格好良さは全くないのに背中を掴まれるとドキドキする
多分これは…
朝、頭を蹴られて起こされる
いつもは遅くまで寝ていたお姉ちゃんが不思議にも早起きだ
…頭に血管浮いてます?もしかして…
姉「…あいつに叩き起こされたのよ!信じられる!『トイレどこですか』って扉叩かれたのよ!」
なんであんたを起こさないのよ!と更に背中に蹴りを喰らわされる
そんなこと僕に聞かれたって分かんないって…いや、蹴らないでぇ…く、口答えじゃないってぇ!
眼鏡「す、すいません。気持ち良さそうに寝てたから…」
今にも泣きそうな顔を演出している眼鏡さん。あなた本当に男だったんですか?
姉「じゃあ私なら起こしていいって言うの!」
眼鏡「そ…そんなつもりじゃなかったんですぅ!」
頭を抱えひゃうと僕の後ろへ逃げ込む辺り演技派だなぁと…
初めてあった時みたいな見た目の格好良さは全くないのに背中を掴まれるとドキドキする
多分これは…
目の前にいる鬼(お姉ちゃん)に対する恐怖だと思う…
母「ご飯だから降りてきてー」
姉「…ちっ、まぁいいわ」
…ご飯か…
眼鏡「…ご飯だってさ。早くいかんのかい?君は…」
うん…ちょっとこし抜けちゃったから先に行ってて…
母「ご飯だから降りてきてー」
姉「…ちっ、まぁいいわ」
…ご飯か…
眼鏡「…ご飯だってさ。早くいかんのかい?君は…」
うん…ちょっとこし抜けちゃったから先に行ってて…
656 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/02(月) 17:30:52.01 ID:oAdRwarj0
眼鏡「とっても美味しいです。お母様」
とニコニコしながら食卓に着いている眼鏡さん。というか4人中3人が同じ年頃の少女で
それぞれが僕より年上であるという信じがたい事実がある
その上、一番少女らしさを醸し出している眼鏡ちゃんが“男”であるなど誰が想像できるのかな?といった感じ
眼鏡「可愛らしいお父様はどうしたのですか?」
相変わらず半目を閉じたような目だけど態度が違うのか恐ろしく女の子している
母「お父さんは仕事だから6時には家を出るのよ」
眼鏡「お父様のために早く起きてらっしゃるんですね…こんな家庭で暮らしたいです」
母「なっちゃんだったらいつでもどうぞ」
お、お母さん!ななな、なにいっってるのかな!
姉「…見苦しい。あんた喋るな」
僕「だ、だってそんな、そんなことこと…」
眼鏡「そうですよ~。一緒の部屋で寝ている仲じゃないですか。『昨日も寒くない?』ってふとんを掛けてくださって…」
母「もうそんな関係なの?それなら夕飯は何にしようかしら~」
一体何を考えてるの!?
眼鏡さん!おかしいでしょ?どうしてそんな誤解を生むような…
眼鏡「私のことホントは嫌いなんですか?」
あーもう!その顔反則です!シュ、シュンとしないで…き、きちんと説明してください!
姉「私もう一回寝る。ごちそうさま」
いかにも不機嫌なお姉ちゃん。
あだっ、去り際に足ふまないでくださ、痛!髪引っ張んないで!
姉「あんた、今日学校休め」
え?
姉「母さん、いい?」
母「…いいんじゃない?いっそのことそっちの子と一緒にデートでも行ってくれば?」
姉「…とにかく許可は降りた…そう言うことで」
去っていく後ろ姿…特に固められた右拳に学校を休むしかないことを悟った…
横暴だぁ!
眼鏡「とっても美味しいです。お母様」
とニコニコしながら食卓に着いている眼鏡さん。というか4人中3人が同じ年頃の少女で
それぞれが僕より年上であるという信じがたい事実がある
その上、一番少女らしさを醸し出している眼鏡ちゃんが“男”であるなど誰が想像できるのかな?といった感じ
眼鏡「可愛らしいお父様はどうしたのですか?」
相変わらず半目を閉じたような目だけど態度が違うのか恐ろしく女の子している
母「お父さんは仕事だから6時には家を出るのよ」
眼鏡「お父様のために早く起きてらっしゃるんですね…こんな家庭で暮らしたいです」
母「なっちゃんだったらいつでもどうぞ」
お、お母さん!ななな、なにいっってるのかな!
姉「…見苦しい。あんた喋るな」
僕「だ、だってそんな、そんなことこと…」
眼鏡「そうですよ~。一緒の部屋で寝ている仲じゃないですか。『昨日も寒くない?』ってふとんを掛けてくださって…」
母「もうそんな関係なの?それなら夕飯は何にしようかしら~」
一体何を考えてるの!?
眼鏡さん!おかしいでしょ?どうしてそんな誤解を生むような…
眼鏡「私のことホントは嫌いなんですか?」
あーもう!その顔反則です!シュ、シュンとしないで…き、きちんと説明してください!
姉「私もう一回寝る。ごちそうさま」
いかにも不機嫌なお姉ちゃん。
あだっ、去り際に足ふまないでくださ、痛!髪引っ張んないで!
姉「あんた、今日学校休め」
え?
姉「母さん、いい?」
母「…いいんじゃない?いっそのことそっちの子と一緒にデートでも行ってくれば?」
姉「…とにかく許可は降りた…そう言うことで」
去っていく後ろ姿…特に固められた右拳に学校を休むしかないことを悟った…
横暴だぁ!
657 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/02(月) 17:32:19.56 ID:oAdRwarj0
僕「…で、お姉ちゃん。僕を部屋に呼んでなんのようなの?」
ズズ…とグレープジュースを飲む
お姉ちゃんの最近の気に入りで3人分用意してあった
姉「この子についてきちんと話していただきましょうか?」
僕「それくらいなら帰ってきてかふあ!」
突然口の仲に指がはいってくる
ほ、頬の裏側…こすりゃれらぁ!
姉「うりうりうりうりぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!……で、あんたはこいつとどんな関係?」
しゃべりぇないぃぃ…
眼鏡「…もしかしてお姉様、弟がとられるのが嫌なんですか?」
姉「ばっ、馬鹿!んなわけないでしょ!大体私…今度……結婚する予定…あるような…ないような」
眼鏡「すいません…私、お姉様の気持ちもわからないでおつきあいなどと…」
姉「いや、だから違うって言ってるだろ!」
眼鏡「私…私……う、うぅぅ」
…これはどこまでが演技なんだろう…お姉ちゃんも攻撃していた手を休めるほどうろたえている
それほど近いわけでもない関係なので起こるに怒れないのだろう…と思う
眼鏡「ごめんなさい…私、私…」
姉「あー!うざったい!なつ!あんた責任もって今日1日この子どっかに連れてけ!」
なにかの意図すら感じる姉の台詞
姉「まったく…帰ってきたら話あるから夕方までは帰ってくんな!」
どん!と音を立てて閉まる扉。二人放り出され廊下に座っている
…これから学校いこうかな…
眼鏡「…久しぶりだな、こうやって誰かと出掛けるのは…」
そんな顔してみないでください…分かりました。どこか行きましょうか
眼鏡「そうだな…とりあえず…帽子あるか?」
部屋にあると思うから…一回僕の部屋に来てください
僕「…で、お姉ちゃん。僕を部屋に呼んでなんのようなの?」
ズズ…とグレープジュースを飲む
お姉ちゃんの最近の気に入りで3人分用意してあった
姉「この子についてきちんと話していただきましょうか?」
僕「それくらいなら帰ってきてかふあ!」
突然口の仲に指がはいってくる
ほ、頬の裏側…こすりゃれらぁ!
姉「うりうりうりうりぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!……で、あんたはこいつとどんな関係?」
しゃべりぇないぃぃ…
眼鏡「…もしかしてお姉様、弟がとられるのが嫌なんですか?」
姉「ばっ、馬鹿!んなわけないでしょ!大体私…今度……結婚する予定…あるような…ないような」
眼鏡「すいません…私、お姉様の気持ちもわからないでおつきあいなどと…」
姉「いや、だから違うって言ってるだろ!」
眼鏡「私…私……う、うぅぅ」
…これはどこまでが演技なんだろう…お姉ちゃんも攻撃していた手を休めるほどうろたえている
それほど近いわけでもない関係なので起こるに怒れないのだろう…と思う
眼鏡「ごめんなさい…私、私…」
姉「あー!うざったい!なつ!あんた責任もって今日1日この子どっかに連れてけ!」
なにかの意図すら感じる姉の台詞
姉「まったく…帰ってきたら話あるから夕方までは帰ってくんな!」
どん!と音を立てて閉まる扉。二人放り出され廊下に座っている
…これから学校いこうかな…
眼鏡「…久しぶりだな、こうやって誰かと出掛けるのは…」
そんな顔してみないでください…分かりました。どこか行きましょうか
眼鏡「そうだな…とりあえず…帽子あるか?」
部屋にあると思うから…一回僕の部屋に来てください
90 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/07(土) 19:54:31.67 ID:6o7dxEld0
眼鏡「いいか?人生において大切なことはやりたいこととやりたくないことをはっきりと分けて
やりたくないことを全て 拒 否 することだ!」
部屋の中で急に語りだした眼鏡さん
僕は「はあ…」としか答えることが出来ない
眼鏡「…そんなわけで一緒にどこかへ出掛けることは嫌か?」
それが家での最後の台詞だった
眼鏡「いいか?人生において大切なことはやりたいこととやりたくないことをはっきりと分けて
やりたくないことを全て 拒 否 することだ!」
部屋の中で急に語りだした眼鏡さん
僕は「はあ…」としか答えることが出来ない
眼鏡「…そんなわけで一緒にどこかへ出掛けることは嫌か?」
それが家での最後の台詞だった
眼鏡「あ、あの…大丈夫ですか?」
これが家から出て最初の台詞
「バーロー!きちんと前見て歩け!バーロー!」
と朝から千鳥足なおじさんにぶつかり、倒されてしまったぼく
この時に眼鏡さんが言った台詞が最初の台詞だった
これが家から出て最初の台詞
「バーロー!きちんと前見て歩け!バーロー!」
と朝から千鳥足なおじさんにぶつかり、倒されてしまったぼく
この時に眼鏡さんが言った台詞が最初の台詞だった
「大丈夫かい?貴女達」
「まったく女の子にぶつかっておきながら!…ところで君達学校は?」
「これ…ハンカチ。どうせ使わないから貴女に上げるわ」
「ちょ!それ俺からのプレゼントじゃねぇか!」
「まったく女の子にぶつかっておきながら!…ところで君達学校は?」
「これ…ハンカチ。どうせ使わないから貴女に上げるわ」
「ちょ!それ俺からのプレゼントじゃねぇか!」
といろいろな人から心配されている中、眼鏡さんは相変わらず女の子のような演技をしている
眼鏡「…ハンカチ貰ったからってあの人のこと好きになっちゃダメだからね」
僕「あ…え…っと……どういうこと?」
ボソッといわれた言葉には『私以外の人は…』的なニュアンスがあるのかな?これ
これってちょっと気があるとか思っても…いい?
眼鏡「…ハンカチ貰ったからってあの人のこと好きになっちゃダメだからね」
僕「あ…え…っと……どういうこと?」
ボソッといわれた言葉には『私以外の人は…』的なニュアンスがあるのかな?これ
これってちょっと気があるとか思っても…いい?
眼鏡「別に…ちょっとした雰囲気作りだ」
答えは全く僕の予想とはかけ離れていた
…周りは最初のしか聞こえないから眼鏡さんの本性は絶対に分からないんだろうなぁ
答えは全く僕の予想とはかけ離れていた
…周りは最初のしか聞こえないから眼鏡さんの本性は絶対に分からないんだろうなぁ
91 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/07(土) 19:56:09.03 ID:6o7dxEld0
で、ここは何処だろう
知り合いのいる学校付近は危ういのでちょっと遠くまで出掛けてきた
普段は行かないような遠出をしてみた
お出かけ費用には高すぎるけど…まだちょっと残ってるもん!大丈夫
で、ここは何処だろう
知り合いのいる学校付近は危ういのでちょっと遠くまで出掛けてきた
普段は行かないような遠出をしてみた
お出かけ費用には高すぎるけど…まだちょっと残ってるもん!大丈夫
僕「ここら辺…詳しいんですか?」
眼鏡「…あっちのほうにモールがあった……はず」
少し不安はあるけど…眼鏡さんとの買い物だから…ね!
僕「じゃ、じゃあ精一杯ついていきます!」
眼鏡「別に走らないから…そんな頑張らなくていいよ?」
いえいえこっちの気分的な物ですのでお気になさらずに結構ですから…
眼鏡「…あっちのほうにモールがあった……はず」
少し不安はあるけど…眼鏡さんとの買い物だから…ね!
僕「じゃ、じゃあ精一杯ついていきます!」
眼鏡「別に走らないから…そんな頑張らなくていいよ?」
いえいえこっちの気分的な物ですのでお気になさらずに結構ですから…
眼鏡「そう…か」
溜息まじりの笑顔と一緒に手がすっと差し出される
眼鏡「まぁ…はぐれないように…」
僕「え…あ…えっと…」
眼鏡「…やだ?」
僕「お、お願いします…」
い、嫌じゃないです!…けど急にそんなことされたら困るっていうか…い、いや嬉しいですけど
言葉にならない葛藤をしているうちにどんどん手を引っ張られていった
こういう時ってやっぱり男の子が前にいたほうがいいのかな?
…個人的には引っ張ってくれるほうが好きですけど…
溜息まじりの笑顔と一緒に手がすっと差し出される
眼鏡「まぁ…はぐれないように…」
僕「え…あ…えっと…」
眼鏡「…やだ?」
僕「お、お願いします…」
い、嫌じゃないです!…けど急にそんなことされたら困るっていうか…い、いや嬉しいですけど
言葉にならない葛藤をしているうちにどんどん手を引っ張られていった
こういう時ってやっぱり男の子が前にいたほうがいいのかな?
…個人的には引っ張ってくれるほうが好きですけど…
50 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/09(月) 15:03:31.91 ID://bjSC8R0
僕「ちょっと!買い過ぎです!」
眼鏡さんの両手の袋と、更にレジにおかれている商品を見れば誰もがそう言いたくなると思う
眼鏡「大丈夫大丈夫」
そう言いながら会計をすませる眼鏡さんの顔はいつもより楽しそうだ
とはいえ、持っている袋。中身が全部『食べ物』
少女が一体何の目的でこんなに食料を購入しているのか不思議なんだと思う。店員さんの口元が微妙に歪んでいる
不思議と言うかあり得ない物を見るような感じもすると言えば、する
眼鏡「…はい」
ほっぺたにつけられるみたらしのタレ
そういうのは缶ジューズでやっていただけると小説みたいでロマンチックなんですけどね
眼鏡「…いらない?」
僕「あ!え…えっと…い、頂きます!」
どうも自分は驚かさればかりみたいで…今も声が裏返ってしまった
周りのお客さんはきっと仲の良い“女”友達として見てるんだろうな…
僕は男の子で…眼鏡さんも本当は男性なのに…
眼鏡「次…あっち行きたいんだけど…」
流石に買い込みすぎたのか左手の荷物は床に置かれ、身軽になった左手で服の端をつままれる
その後、指差された方向は明らかに飲食店のコーナー。名前は『日中英仏食品通り』
…眼鏡さん。まだ買い足りないんですか?
僕「ちょっと!買い過ぎです!」
眼鏡さんの両手の袋と、更にレジにおかれている商品を見れば誰もがそう言いたくなると思う
眼鏡「大丈夫大丈夫」
そう言いながら会計をすませる眼鏡さんの顔はいつもより楽しそうだ
とはいえ、持っている袋。中身が全部『食べ物』
少女が一体何の目的でこんなに食料を購入しているのか不思議なんだと思う。店員さんの口元が微妙に歪んでいる
不思議と言うかあり得ない物を見るような感じもすると言えば、する
眼鏡「…はい」
ほっぺたにつけられるみたらしのタレ
そういうのは缶ジューズでやっていただけると小説みたいでロマンチックなんですけどね
眼鏡「…いらない?」
僕「あ!え…えっと…い、頂きます!」
どうも自分は驚かさればかりみたいで…今も声が裏返ってしまった
周りのお客さんはきっと仲の良い“女”友達として見てるんだろうな…
僕は男の子で…眼鏡さんも本当は男性なのに…
眼鏡「次…あっち行きたいんだけど…」
流石に買い込みすぎたのか左手の荷物は床に置かれ、身軽になった左手で服の端をつままれる
その後、指差された方向は明らかに飲食店のコーナー。名前は『日中英仏食品通り』
…眼鏡さん。まだ買い足りないんですか?
僕「…荷物、僕が持ちますよ?」
僕はせめて男らしいことをしてやろうと決めた
眼鏡「…君、全部は持てないでしょ」
…この言葉で全部打ち崩されたけど…ね
僕はせめて男らしいことをしてやろうと決めた
眼鏡「…君、全部は持てないでしょ」
…この言葉で全部打ち崩されたけど…ね
じゃあ半分こ。そう言って差し出された荷物と…にこりと微笑んだ眼鏡さんの顔を見れただけでも良しとしよう
51 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/09(月) 15:05:48.75 ID://bjSC8R0
「残り時間10分切りました!」
「なにぃ!?それで残りは!」
「もう…ほとんど全滅です!」
別にここは戦場じゃないんだけどなぁ、と思うような店員のやり取り
中華飯店の目玉『豪華特上特盛りラーメン』とやらに挑戦している“少女”に対する台詞
見物客のほとんどが男性なため黄色い声援は全くないけど、あったらあったで複雑な気持ちになりそうなのでこれでよし
というか、いままで一人しかこの挑戦に成功した人がいないらしくスタッフもそわそわしてる
こんなことを言うのはアレだけどここには性別を乗り越えた漢達の戦いがあるのだろう
うん、言ってみたかっただけ
「残り3分切りました!」
「それで…残り、残りはァ!」
「…くっ……残すは……スープ…だけっ……!」
少女の顔を飲み込んでしまいそうな大きな器が持ち上げられ中の液体がどんどんと飲み干されていく
眼鏡「……ぷはぁ!」
どんとおかれるどんぶりと、満足そうな笑みを浮かべる少女のと対比が妙にミスマッチだ
「残り時間…2分47秒…完食です…」
がくりと肩を落とす店員とまるで歴史的大事件に巻き込まれたみたいに騒いでいる観客達
「これが賞金の10000円です」
店長さんはさっきまで戦っていた相手を好敵手と認めたような微笑みで封筒を手渡す
こいつが食われたのはあいつ以来だ、と肩越しに指差す先にある写真
店長「お前さん…あのギャラリーに加えてもいいかな?」
眼鏡「…いいよ」
こうして30分に渡る中華飯店での戦いは終わったのだった…
「残り時間10分切りました!」
「なにぃ!?それで残りは!」
「もう…ほとんど全滅です!」
別にここは戦場じゃないんだけどなぁ、と思うような店員のやり取り
中華飯店の目玉『豪華特上特盛りラーメン』とやらに挑戦している“少女”に対する台詞
見物客のほとんどが男性なため黄色い声援は全くないけど、あったらあったで複雑な気持ちになりそうなのでこれでよし
というか、いままで一人しかこの挑戦に成功した人がいないらしくスタッフもそわそわしてる
こんなことを言うのはアレだけどここには性別を乗り越えた漢達の戦いがあるのだろう
うん、言ってみたかっただけ
「残り3分切りました!」
「それで…残り、残りはァ!」
「…くっ……残すは……スープ…だけっ……!」
少女の顔を飲み込んでしまいそうな大きな器が持ち上げられ中の液体がどんどんと飲み干されていく
眼鏡「……ぷはぁ!」
どんとおかれるどんぶりと、満足そうな笑みを浮かべる少女のと対比が妙にミスマッチだ
「残り時間…2分47秒…完食です…」
がくりと肩を落とす店員とまるで歴史的大事件に巻き込まれたみたいに騒いでいる観客達
「これが賞金の10000円です」
店長さんはさっきまで戦っていた相手を好敵手と認めたような微笑みで封筒を手渡す
こいつが食われたのはあいつ以来だ、と肩越しに指差す先にある写真
店長「お前さん…あのギャラリーに加えてもいいかな?」
眼鏡「…いいよ」
こうして30分に渡る中華飯店での戦いは終わったのだった…
僕「あの写真。貴方ですよね?」
僕の質問に眼鏡さんはフフと言っただけで次のお店へと走っていった。多分じゃなくて…絶対にそうなんだろう
眼鏡さんの食費、大丈夫かなぁ
べ、別に僕が料理…作るわけじゃないんだけど……さ
僕の質問に眼鏡さんはフフと言っただけで次のお店へと走っていった。多分じゃなくて…絶対にそうなんだろう
眼鏡さんの食費、大丈夫かなぁ
べ、別に僕が料理…作るわけじゃないんだけど……さ
52 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/09(月) 15:06:54.85 ID://bjSC8R0
結局全部で五軒の店へ行き総額三万六千とんで四十円獲得した
最後のお店のジャンボバーガーだけは流石に食べきれなかったらしく税込み3060円払うことになったのだけど
眼鏡「これ…残り貰ってもいいですか?」
といい、その後すぐに眼鏡さんの胃の中へと消えていった
前はもっと食べれたんだけどな…という不満げな顔は誇張のない純粋さがあるというかなんというか…
眼鏡「丁度お金も入ったし…何食べる?」
全くこの人は…
家でのやる気のない顔が嘘みたいに輝いている
昨日の過去話は本当に作り話だったのかな?
僕「まだ食べるんですか?」
眼鏡「…きみが食べないなら一人で食べるけど…」
僕「…どこで食べるんですか?」
あそこ、と目線の先にはフランス料理店『ら・ふらんす』
僕「…洋梨ですよね…」
眼鏡「まあ世間一般にはそうだな。…で?」
で?とは?と聞き返しそうになったけど何とかこらえた
僕「食べたいです」
正直は良いことだ、と頭を撫でられる。まぁ僕のほうが身長が高いので背伸びをしたりキチンと届いていなかったりと色々な問題はあったのだけど…
髪…洗わないと気持ち悪いのになぁ…どうしよ
結局全部で五軒の店へ行き総額三万六千とんで四十円獲得した
最後のお店のジャンボバーガーだけは流石に食べきれなかったらしく税込み3060円払うことになったのだけど
眼鏡「これ…残り貰ってもいいですか?」
といい、その後すぐに眼鏡さんの胃の中へと消えていった
前はもっと食べれたんだけどな…という不満げな顔は誇張のない純粋さがあるというかなんというか…
眼鏡「丁度お金も入ったし…何食べる?」
全くこの人は…
家でのやる気のない顔が嘘みたいに輝いている
昨日の過去話は本当に作り話だったのかな?
僕「まだ食べるんですか?」
眼鏡「…きみが食べないなら一人で食べるけど…」
僕「…どこで食べるんですか?」
あそこ、と目線の先にはフランス料理店『ら・ふらんす』
僕「…洋梨ですよね…」
眼鏡「まあ世間一般にはそうだな。…で?」
で?とは?と聞き返しそうになったけど何とかこらえた
僕「食べたいです」
正直は良いことだ、と頭を撫でられる。まぁ僕のほうが身長が高いので背伸びをしたりキチンと届いていなかったりと色々な問題はあったのだけど…
髪…洗わないと気持ち悪いのになぁ…どうしよ
眼鏡「…早く来~い」
はーい。今行きま~す
はーい。今行きま~す