ひょんなことから女の子
第三部「手をとりあって」
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匿名ユーザー
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754 名前:586 2006/08/10(木) 19:15:42.17 ID:6u9wYyd/0
可憐な美少女は、なんと弟のツバサであった。
鼻血を出しながらもその事実を受け入れる俺。そこへ何も知らない両親が帰ってきた・・・
可憐な美少女は、なんと弟のツバサであった。
鼻血を出しながらもその事実を受け入れる俺。そこへ何も知らない両親が帰ってきた・・・
俺「まずい!ツバサ、取りあえず離れろ」
女弟「ふえぇ?あっうん…」
腕にしがみついていたツバサはサッと手を離した。
女弟「ふえぇ?あっうん…」
腕にしがみついていたツバサはサッと手を離した。
俺(あぶねぇ… 弟相手にテント張ってるのを知られる所だったぜ…
いやいや、問題はそこではない)
俺はツバサの事をどうやって両親に納得させるか思案を巡らせた。
いやいや、問題はそこではない)
俺はツバサの事をどうやって両親に納得させるか思案を巡らせた。
女弟「ボクから話してみるよ」
ツバサが突然切り出した。
女弟「ボクが両親に説明してみる」
ツバサなりにそれ相応の決意を持って、ウチに帰ってきたのだろう。
ツバサの眼から強い意志を感じたが、不安な色も見えた。
俺「無理するな。俺がまず話を切り出して、納得してもらうように努力してみる」
女弟「ううん…大丈夫だよ。ボク一人で説明してみるから…」
ツバサが突然切り出した。
女弟「ボクが両親に説明してみる」
ツバサなりにそれ相応の決意を持って、ウチに帰ってきたのだろう。
ツバサの眼から強い意志を感じたが、不安な色も見えた。
俺「無理するな。俺がまず話を切り出して、納得してもらうように努力してみる」
女弟「ううん…大丈夫だよ。ボク一人で説明してみるから…」
756 名前:586 2006/08/10(木) 19:17:39.78 ID:6u9wYyd/0
ツバサは笑ってこそいるが、さっき見せた安堵した表情が嘘のように消え、強張っていた。
それもそのはず、最悪の場合、親から勘当される事もあるからだ。
男として育ててきた子供が突然性別を変えて現れるなんて、到底受け入れがたいものが
ある。たとえ性別が変わったのが自分の意志でなくてもだ。
勘当されなくとも、これから大変な目に遭うであろう事は容易に想定できた。
俺「大丈夫。兄貴にまかせろ」
女弟「でも…」
俺「もし説明の途中で至らない所があったら言ってくれ。
後は安心して兄貴に任せろ、な?」
女弟「……うん。分かった。ありがとう…」
ツバサは笑ってこそいるが、さっき見せた安堵した表情が嘘のように消え、強張っていた。
それもそのはず、最悪の場合、親から勘当される事もあるからだ。
男として育ててきた子供が突然性別を変えて現れるなんて、到底受け入れがたいものが
ある。たとえ性別が変わったのが自分の意志でなくてもだ。
勘当されなくとも、これから大変な目に遭うであろう事は容易に想定できた。
俺「大丈夫。兄貴にまかせろ」
女弟「でも…」
俺「もし説明の途中で至らない所があったら言ってくれ。
後は安心して兄貴に任せろ、な?」
女弟「……うん。分かった。ありがとう…」
たとえ弟が女性に変わっていたとしても、弟にかわりはない。
困った弟を見捨ててはいられなかった。
困った弟を見捨ててはいられなかった。
女弟(お兄ちゃん…ありがとう…)
俺は決意を固め、玄関のドアをそっと開いた。
758 名前:586 2006/08/10(木) 19:20:08.73 ID:6u9wYyd/0
ガチャ
ガチャ
俺「おかえりー」
俺は満面の笑みで両親を迎えた。
お袋「ただいま、たかし」
親父「ああ、ただいま」
俺は満面の笑みで両親を迎えた。
お袋「ただいま、たかし」
親父「ああ、ただいま」
二人は明日の弟の歓迎会の為、色々と買出しに出かけていたようであった。
土曜日の間に何から何まで全て用意して、準備万全にしようとしたらしい。
準備の良い両親で助かった。
土曜日の間に何から何まで全て用意して、準備万全にしようとしたらしい。
準備の良い両親で助かった。
お袋「あら、お客さんが来てるの?」
お袋は玄関に入るや否や、女性モノの靴が一足増えていることにすぐ気づいた。
こういう所には滅法鼻が聞くお袋。さすがだ。
俺「ああ、ちょっとね…」
気にせずどうぞどうぞと二人を急かす。怪しいと思われつつも
二人をリビングへと誘導する。リビングに着いた途端、二人は声を上げた。
お袋「まあ!」親父「おおぅ」
お袋は玄関に入るや否や、女性モノの靴が一足増えていることにすぐ気づいた。
こういう所には滅法鼻が聞くお袋。さすがだ。
俺「ああ、ちょっとね…」
気にせずどうぞどうぞと二人を急かす。怪しいと思われつつも
二人をリビングへと誘導する。リビングに着いた途端、二人は声を上げた。
お袋「まあ!」親父「おおぅ」
俺(ツバサを見つけたか。さて…これからが大変だな)
759 名前:586 2006/08/10(木) 19:21:28.94 ID:6u9wYyd/0
お袋「あらあら、とっても綺麗な子がいるわ。どちら様でしょうか」
親父「か、かわいい子だな…」
やはり二人もツバサの可憐な風貌に驚いている様子だ。二人の好奇の目線がツバサへと
注がれ、ツバサは少し居づらいようだった。
俺「ああ、そいつは」
親父「さては…たかしの彼女だなっ!かわいい子を見つけたもんだ」
お袋「あらぁ、そうだったのねぇ」
親父「金髪だから外国の子みたいだが」
お袋「あらあら、最近の若い子は皆染めたりしているから分かりませんよ?お父さん」
俺「ちょっと、違っ…」
お袋「あらあら、とっても綺麗な子がいるわ。どちら様でしょうか」
親父「か、かわいい子だな…」
やはり二人もツバサの可憐な風貌に驚いている様子だ。二人の好奇の目線がツバサへと
注がれ、ツバサは少し居づらいようだった。
俺「ああ、そいつは」
親父「さては…たかしの彼女だなっ!かわいい子を見つけたもんだ」
お袋「あらぁ、そうだったのねぇ」
親父「金髪だから外国の子みたいだが」
お袋「あらあら、最近の若い子は皆染めたりしているから分かりませんよ?お父さん」
俺「ちょっと、違っ…」
どうも二人のマシンガントークは止まる気配が無い。
どうも話の流れでは、俺とツバサがカップルだと勘違いされているようだ。
俺(おいおい勘弁してくれよ…)
俺(ツバサも、ちょっとは否定してくれよな。俺たちカップルみたいに扱われてるのに
そんなまんざらでもないような顔してさ)
ツバサは少しハニかみ、照れているようにも見えた。
どうも話の流れでは、俺とツバサがカップルだと勘違いされているようだ。
俺(おいおい勘弁してくれよ…)
俺(ツバサも、ちょっとは否定してくれよな。俺たちカップルみたいに扱われてるのに
そんなまんざらでもないような顔してさ)
ツバサは少しハニかみ、照れているようにも見えた。
このままでは話が一向に進まないと感じた俺は、思い切って大声を上げた。
760 名前:586 2006/08/10(木) 19:24:09.72 ID:6u9wYyd/0
「「ちょっと待ってくれ!」」
「「ちょっと待ってくれ!」」
張り上げたその一声で、二人は一瞬にして黙り込んだ。
ツバサも驚き、視線をこちらに向ける。
リビングにシンとした静けさが漂う。
お袋、親父、ツバサの三人の視線を一点に浴びながら、俺はポツポツと語りだした。
ツバサも驚き、視線をこちらに向ける。
リビングにシンとした静けさが漂う。
お袋、親父、ツバサの三人の視線を一点に浴びながら、俺はポツポツと語りだした。
俺「…俺も初めて聞いた時は、全く信じられなかったよ…
だけど今は、あいつの言ってることは本当だって分かったんだ」
お袋「…」
親父「…」
女弟「…」
俺「おフクロ、オヤジ。よく聞いてくれ。今から話すことを」
俺はツバサの事を包み隠さず話した。両親は真剣になって聞いていた。 ・
・
・
・
だけど今は、あいつの言ってることは本当だって分かったんだ」
お袋「…」
親父「…」
女弟「…」
俺「おフクロ、オヤジ。よく聞いてくれ。今から話すことを」
俺はツバサの事を包み隠さず話した。両親は真剣になって聞いていた。 ・
・
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761 名前:586 2006/08/10(木) 19:24:51.35 ID:6u9wYyd/0
三十分後
三十分後
お袋「それにしてもツバサはかわいくなったもんだねー!」
親父「何か父さん、ムラムラしてきちゃったよ(ハアハア)」
ツバサ「やだぁ、お父さん!」
親父「何か父さん、ムラムラしてきちゃったよ(ハアハア)」
ツバサ「やだぁ、お父さん!」
俺「…何だコレ。さっきまでのシリアスな展開は何処に消えたんだっ!?」
親父「なぁツバサ、お父さんと一緒にお風呂に入らないか?スキンシップも
大切だと父さんは思うんだ(ハアハア)」
俺「オヤジっ!なんなんだよ、その切り替えの早さはっ!」
お袋「あららー父さん、やだもー」
俺「お袋もだよっ!」
大切だと父さんは思うんだ(ハアハア)」
俺「オヤジっ!なんなんだよ、その切り替えの早さはっ!」
お袋「あららー父さん、やだもー」
俺「お袋もだよっ!」
お袋「たかし。ツバサの性別が変わろうと、ツバサはツバサよ。
私たちの大切な子供に変わりは無いわ。」
お袋「それに、娘を持つのも悪くないわよっ」
親父「ああ、全くその通りだ」
ツバサ「お母さん、お父さん、ありがとう…」
私たちの大切な子供に変わりは無いわ。」
お袋「それに、娘を持つのも悪くないわよっ」
親父「ああ、全くその通りだ」
ツバサ「お母さん、お父さん、ありがとう…」
俺(みんな、分かってくれたんだ…)
762 名前:586 2006/08/10(木) 19:27:23.18 ID:6u9wYyd/0
親父「そんなことより、さぁツバサ、一緒にお風呂はいろうか(ハアハア)」
俺「オヤジはいい加減お風呂は諦めろっ!下心丸見えだし!」
ツバサ「ボク、お兄ちゃんと一緒にお風呂入りたいなぁ…///」
親父「そうか。それは残念だ…」
俺「ブーーーーーーーーッ!」※鼻血爆発
お袋「あらあら」
親父「そんなことより、さぁツバサ、一緒にお風呂はいろうか(ハアハア)」
俺「オヤジはいい加減お風呂は諦めろっ!下心丸見えだし!」
ツバサ「ボク、お兄ちゃんと一緒にお風呂入りたいなぁ…///」
親父「そうか。それは残念だ…」
俺「ブーーーーーーーーッ!」※鼻血爆発
お袋「あらあら」
とにもかくにも、暖かい家族のおかげで、ツバサは家族の一員として暮らすことが
できるようになったのです。
できるようになったのです。
第三部「手をとりあって」 完