ひょんなことから女の子
炒飯はキスの味
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hyon
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34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/11(金) 05:07:59.11 ID:osp4oHt90
ジャッ!ジャッ!
俺「おーい、飯~、できたぞ-!」
男「お、炒飯だね」
俺「おうよ!味良し!米もパラリとほどけると完璧だぜ!」
男「んじゃいただこうか・・・」
ひょい!
男「な!?・・・なんで取り上げるのさー」
俺「ん!」
ずいっ
男「?」
俺「ん!!」
ずずいっ!
男「ど、どうしたのさ!?頭突き出してさ・・・」
俺「・・・あのさ・・・ちょっと前まで料理もできなかった俺がここまで完璧な炒飯を作ったんだぜ?」
男「うん」
俺「だ、だからさ・・・その・・・ほ、誉めろよな!なでなで!!」
男「あ・・・うん、そうだね。よく出来ててとてもおいしそうだよ」
なでなでなで・・・
俺「ん・・・」
なでなでなでなで・・・
俺「///」
10分後
男「あ、あのさ・・・炒飯冷める前に食べたいかな~って思うんだ」
俺「えっ!?あ!わりぃ!ほ、ほら食え!」
外を見る、雲1つない青空、あの日もすごく晴れていた
男「お、炒飯だね」
俺「おうよ!味良し!米もパラリとほどけると完璧だぜ!」
男「んじゃいただこうか・・・」
ひょい!
男「な!?・・・なんで取り上げるのさー」
俺「ん!」
ずいっ
男「?」
俺「ん!!」
ずずいっ!
男「ど、どうしたのさ!?頭突き出してさ・・・」
俺「・・・あのさ・・・ちょっと前まで料理もできなかった俺がここまで完璧な炒飯を作ったんだぜ?」
男「うん」
俺「だ、だからさ・・・その・・・ほ、誉めろよな!なでなで!!」
男「あ・・・うん、そうだね。よく出来ててとてもおいしそうだよ」
なでなでなで・・・
俺「ん・・・」
なでなでなでなで・・・
俺「///」
10分後
男「あ、あのさ・・・炒飯冷める前に食べたいかな~って思うんだ」
俺「えっ!?あ!わりぃ!ほ、ほら食え!」
外を見る、雲1つない青空、あの日もすごく晴れていた
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/11(金) 06:29:30.69 ID:osp4oHt90
俺はデキのイイ奴じゃなかった、友達を作るのもヘタで、親も嫌いだった、
自分の好き勝手したくて無茶言って一人暮らしをして
でも家事なんてやったことなかったから全然うまくいかなくて・・・
男は同級生で内気な奴だった、いつもオドオドしてて
その性格をいいことに俺は男をいじめてたんだ・・・
ある日、俺は酒を飲んだ。気分が悪い、あれは飲むもんじゃない
電車に乗って部屋に戻るのが面倒だったから俺は近くにあったの男の部屋に行った
男の寝てた布団を取り上げて寝たのを覚えている。
自分の好き勝手したくて無茶言って一人暮らしをして
でも家事なんてやったことなかったから全然うまくいかなくて・・・
男は同級生で内気な奴だった、いつもオドオドしてて
その性格をいいことに俺は男をいじめてたんだ・・・
ある日、俺は酒を飲んだ。気分が悪い、あれは飲むもんじゃない
電車に乗って部屋に戻るのが面倒だったから俺は近くにあったの男の部屋に行った
男の寝てた布団を取り上げて寝たのを覚えている。
朝、まぶしくて目を覚ました、体が重いし頭はガンガンするし服もぶかぶか・・・
違和感、フクモブカブカ・・・?このキレーな細い指は誰の?
顔を触る、小さい、胸を触る、やわらかい・・・
俺「ぅわあああああああああぁぁぁぁぁ!!!!!!」
男が飛び起きた、叫び声で目が覚めたらしい
男「な、なに!?どうしたの!?ってえぇ???」
男「ど・・・どちら様・・・」
俺「俺だよ!!俺なんだよ!!!」
男「え?えぇぇ!!!???」
雲1つない青空、気分は大雨
違和感、フクモブカブカ・・・?このキレーな細い指は誰の?
顔を触る、小さい、胸を触る、やわらかい・・・
俺「ぅわあああああああああぁぁぁぁぁ!!!!!!」
男が飛び起きた、叫び声で目が覚めたらしい
男「な、なに!?どうしたの!?ってえぇ???」
男「ど・・・どちら様・・・」
俺「俺だよ!!俺なんだよ!!!」
男「え?えぇぇ!!!???」
雲1つない青空、気分は大雨
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/11(金) 07:11:28.78 ID:osp4oHt90
ジャッ!ジャッ!
男が朝飯を作ってる
「とりあえず何か食べよう、何も食べないでいるよりいいし、少しは落ち着くから」ということだったが
はっきり言ってこんな状況で飯が喉を通る筈がない、他人事だと思いやがって・・・
・・・炒飯だった、まぁ、手軽だしベターな選択だな
俺・男「・・・・・・・・・」
俺「・・・なんだよ・・・」
男「え・・・いや・・・食べないのかなって・・・」
それは俺が言いたい、男もまったく炒飯に手をつけてないのだ
男「少しでも食べないと・・・」
俺「っっうっさい!!!」
俺「食いたくねぇんだよ!お前食べればいいじゃねぇか!!」
怒鳴った、男に怒鳴ってどうにかなるわけじゃないけど
皿を思いっきり投げた、壁に当たって床に炒飯が散らばった
俺「・・・なんだよ」
目の前に男の手が伸びてる持ってるのはスプーン、スプーンの上には男の炒飯
男「す、少しでもいいから・・・た、食べなきゃ・・・」
カッっとなった
俺「お前いい加減に・・・」
叫ぼうとした瞬間口に入るスプーン、
・・・ウマイ・・・
男が朝飯を作ってる
「とりあえず何か食べよう、何も食べないでいるよりいいし、少しは落ち着くから」ということだったが
はっきり言ってこんな状況で飯が喉を通る筈がない、他人事だと思いやがって・・・
・・・炒飯だった、まぁ、手軽だしベターな選択だな
俺・男「・・・・・・・・・」
俺「・・・なんだよ・・・」
男「え・・・いや・・・食べないのかなって・・・」
それは俺が言いたい、男もまったく炒飯に手をつけてないのだ
男「少しでも食べないと・・・」
俺「っっうっさい!!!」
俺「食いたくねぇんだよ!お前食べればいいじゃねぇか!!」
怒鳴った、男に怒鳴ってどうにかなるわけじゃないけど
皿を思いっきり投げた、壁に当たって床に炒飯が散らばった
俺「・・・なんだよ」
目の前に男の手が伸びてる持ってるのはスプーン、スプーンの上には男の炒飯
男「す、少しでもいいから・・・た、食べなきゃ・・・」
カッっとなった
俺「お前いい加減に・・・」
叫ぼうとした瞬間口に入るスプーン、
・・・ウマイ・・・
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/11(金) 08:01:25.21 ID:osp4oHt90
俺「その・・・悪かったな」
男「え?」
俺「さっきは怒鳴ったりして・・・それに・・・炒飯無駄にしちまって・・・」
男「気にしなくていいよ」
俺「で、でもさ・・・」
結局、1口食べたら絶妙なタイミングでスプーンがくるので俺は怒鳴ることなく、男の分の炒飯を全部食べてしまった
全部食べ終わると男はなにがうれしいのかニコニコしながら床に散らばった炒飯や皿を片付けた
それから少し女になった原因を話し合った、とは言っても何も思い当たる事がなかったから進展はなかったが
俺「ダメだ・・・なにもわかんね・・・」
男「うーん・・・」
俺「とりあえず外の空気を吸いに行こうぜ・・・気が滅入・・・ぶっ!!!」
男「だ、大丈夫・・・?」
かっこ悪い・・・服がぶかぶかなのを忘れてた・・・自分の裾を自分で踏んでこけるとは・・・
俺「お前の服貸して」
男「え、いいけどそれでも大きくないかい?」
確かに、男は俺が男の時で鼻くらいの身長だった、けど今は俺が男のアゴくらいまでしかないのだ
男「服も買いに行ったほうがよさそうだね・・・」
確かにこの動きにくさはつらい物がある、俺は男の意見に賛成した
男「え?」
俺「さっきは怒鳴ったりして・・・それに・・・炒飯無駄にしちまって・・・」
男「気にしなくていいよ」
俺「で、でもさ・・・」
結局、1口食べたら絶妙なタイミングでスプーンがくるので俺は怒鳴ることなく、男の分の炒飯を全部食べてしまった
全部食べ終わると男はなにがうれしいのかニコニコしながら床に散らばった炒飯や皿を片付けた
それから少し女になった原因を話し合った、とは言っても何も思い当たる事がなかったから進展はなかったが
俺「ダメだ・・・なにもわかんね・・・」
男「うーん・・・」
俺「とりあえず外の空気を吸いに行こうぜ・・・気が滅入・・・ぶっ!!!」
男「だ、大丈夫・・・?」
かっこ悪い・・・服がぶかぶかなのを忘れてた・・・自分の裾を自分で踏んでこけるとは・・・
俺「お前の服貸して」
男「え、いいけどそれでも大きくないかい?」
確かに、男は俺が男の時で鼻くらいの身長だった、けど今は俺が男のアゴくらいまでしかないのだ
男「服も買いに行ったほうがよさそうだね・・・」
確かにこの動きにくさはつらい物がある、俺は男の意見に賛成した
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/11(金) 08:39:22.69 ID:osp4oHt90
視線が集まる、こんなぶかぶかで似合わない格好してたら当然か、まあ今は気にしないでおこう
男「これなんてどうかな?似合うと思うよ?」
服を探してると男が来た、唖然
俺「お前さ・・・なに考えてるんだ?」
そりゃそうだ、サイズの合う男物の服探してるのに、男が持ってきたのは女物の服だったんだから
しかもその服がいやに可愛らしい、コイツこういう趣味の服が好きなのか?
俺「いや、そんなもん着れるわけ・・・」
そこで俺の言葉は止まった、だって男が悲しそうな顔をしたから、男には炒飯の負い目がある
男「これなんてどうかな?似合うと思うよ?」
服を探してると男が来た、唖然
俺「お前さ・・・なに考えてるんだ?」
そりゃそうだ、サイズの合う男物の服探してるのに、男が持ってきたのは女物の服だったんだから
しかもその服がいやに可愛らしい、コイツこういう趣味の服が好きなのか?
俺「いや、そんなもん着れるわけ・・・」
そこで俺の言葉は止まった、だって男が悲しそうな顔をしたから、男には炒飯の負い目がある
・・・結局買ってしまった、こんな可愛らしい服を・・・
とりあえず化粧室で着替える、動きにくいよりマシだ・・・多分・・・
着替え終わって鏡を見た・・・似合う・・・自分でもびっくりする・・・
しかし、ミニスカはないよな・・・しかも下着まで買ってるときた
男と一緒に下着まで選ぶのはかなりシュールで笑えない物があったが
なにより俺が一番あれこれ迷ったのが笑えない、結局下着まで男が選んだものなのが尚泣ける
とりあえず化粧室で着替える、動きにくいよりマシだ・・・多分・・・
着替え終わって鏡を見た・・・似合う・・・自分でもびっくりする・・・
しかし、ミニスカはないよな・・・しかも下着まで買ってるときた
男と一緒に下着まで選ぶのはかなりシュールで笑えない物があったが
なにより俺が一番あれこれ迷ったのが笑えない、結局下着まで男が選んだものなのが尚泣ける
男の所に戻る、男は「やっぱり似合ってるね」と笑顔を向けてきた、・・・少し恥ずかしい
大体、今は女とはいえ男が女物の服を着てるんだ、似合うってのもなにか変な話ではある
どこかで原因について話を進めたかったが男が言うには
「落ち込んでる時に考え事してもいい考えは浮かばないから少し気晴らししよう」とのこと
回り道な意見だが急がば回れ、一理あるので賛成、しかし、普段内気な男が今日は珍しくよく喋る
大体、今は女とはいえ男が女物の服を着てるんだ、似合うってのもなにか変な話ではある
どこかで原因について話を進めたかったが男が言うには
「落ち込んでる時に考え事してもいい考えは浮かばないから少し気晴らししよう」とのこと
回り道な意見だが急がば回れ、一理あるので賛成、しかし、普段内気な男が今日は珍しくよく喋る
とりあえず歩いていると視線が集まる、なんだか「かわいい」とか聞こえる、すごく恥ずかしい
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/11(金) 09:31:40.05 ID:osp4oHt90
適当にウィンドウショッピング、格好のほうはもう慣れた、人の適応力って素晴らしい
しかしなんだかおかしい、今までと価値観が変わってしまってきてる
なんで俺が今まで興味があったものにあまり興味がわかない・・・
ゲーセン前を通った、お約束のように店外にあるUFOキャッチャー、中の流行り物のヌイグルミ
俺が物欲しそうに見てしまっていたのか、男が「どれ?」と聞いてきた
俺は途端に恥ずかしくなった、なんでこんなヌイグルミに目を奪われなきゃいけないんだ?
「いらない」
そういって俺は早々に立ち去ろうとした、おかしくなりそうだったから・・・
しかしなんだかおかしい、今までと価値観が変わってしまってきてる
なんで俺が今まで興味があったものにあまり興味がわかない・・・
ゲーセン前を通った、お約束のように店外にあるUFOキャッチャー、中の流行り物のヌイグルミ
俺が物欲しそうに見てしまっていたのか、男が「どれ?」と聞いてきた
俺は途端に恥ずかしくなった、なんでこんなヌイグルミに目を奪われなきゃいけないんだ?
「いらない」
そういって俺は早々に立ち去ろうとした、おかしくなりそうだったから・・・
・・・やっぱりおかしい、結局ヌイグルミも取って貰ってしまった
自己嫌悪より先にヌイグルミが手に入った嬉しさが先にきたのが一層悲しい
結構歩いたらお腹もすいたのでファミレスに、なんだかんだ言っても男には服も買ってもらったし
・・・ヌイグルミも取って貰って『しまった』
ここで飯まで奢ってもらうのは流石に気が引けるし、かといってデフレバーガーはないだろう
ということで奮発してファミレスだ、間違ってない・・・ハズ
ここは奢ると言ったら「そんなの気にしなくていいよ」とか言いつつデザートまで頼みやがった、お子ちゃまめ
そんな俺は辛党だ、スパゲティーにタバスコを・・・振ってたら男が「振りすぎだよ」とか言ってきた
まだいつもの半分もかけてないのに・・・
フォークにパスタをからめて食べる、うん、最高、体がとてもHOTになってきた
2口目、なんだか味が微妙にしないっていうか口の中が熱い、汗が漫画の様に出てきた
3口目・・・は男に止められて代わりに水を飲む
・・・やっぱりなんだかおかしい、肉体的にも精神的にも
自己嫌悪より先にヌイグルミが手に入った嬉しさが先にきたのが一層悲しい
結構歩いたらお腹もすいたのでファミレスに、なんだかんだ言っても男には服も買ってもらったし
・・・ヌイグルミも取って貰って『しまった』
ここで飯まで奢ってもらうのは流石に気が引けるし、かといってデフレバーガーはないだろう
ということで奮発してファミレスだ、間違ってない・・・ハズ
ここは奢ると言ったら「そんなの気にしなくていいよ」とか言いつつデザートまで頼みやがった、お子ちゃまめ
そんな俺は辛党だ、スパゲティーにタバスコを・・・振ってたら男が「振りすぎだよ」とか言ってきた
まだいつもの半分もかけてないのに・・・
フォークにパスタをからめて食べる、うん、最高、体がとてもHOTになってきた
2口目、なんだか味が微妙にしないっていうか口の中が熱い、汗が漫画の様に出てきた
3口目・・・は男に止められて代わりに水を飲む
・・・やっぱりなんだかおかしい、肉体的にも精神的にも
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/11(金) 10:08:27.46 ID:osp4oHt90
・・・自己嫌悪、結局スパゲティは辛すぎて食べれなくなったから男の分を分けて貰った
しかも男が頼んだ食後のデザートまで・・・どうかしてたんだよ俺・・・
「おいしい?」「うん、おいしい♪」じゃねえぇよ!なんだ「♪」って!!あぁぁ・・・
そんな時に男が来て「どうしたの?」って・・・あんた幸せだね・・・
その後もウィンドウショッピングして軽く食材買って男の部屋に・・・なんだか・・・疲れた・・・
「とりあえず落ち着くまで泊まっていいよ」とのことなので今日も男の部屋に泊まることに
晩飯も男が作った・・・やっぱりうまい・・・
男が「布団使いなよ」と言ってきたが流石に世話になりっぱなしなので断ったが
案外頑固に「気にしなくていいよ」と言ってきた・・・最後は2人で使うと言うことに
男が最後の最後まで拒否してたのが以外だった
しかも男が頼んだ食後のデザートまで・・・どうかしてたんだよ俺・・・
「おいしい?」「うん、おいしい♪」じゃねえぇよ!なんだ「♪」って!!あぁぁ・・・
そんな時に男が来て「どうしたの?」って・・・あんた幸せだね・・・
その後もウィンドウショッピングして軽く食材買って男の部屋に・・・なんだか・・・疲れた・・・
「とりあえず落ち着くまで泊まっていいよ」とのことなので今日も男の部屋に泊まることに
晩飯も男が作った・・・やっぱりうまい・・・
男が「布団使いなよ」と言ってきたが流石に世話になりっぱなしなので断ったが
案外頑固に「気にしなくていいよ」と言ってきた・・・最後は2人で使うと言うことに
男が最後の最後まで拒否してたのが以外だった
俺「・・・・・・」
男「・・・・・・」
俺「・・・なぁ、起きてる?」
男「起きてるよ」
俺「・・・ごめんな、迷惑かけて・・・」
男「迷惑なんて思ってないからいいよ」
俺「・・・・・・・・・・・・」
俺「なんでその・・・こんな構ってくれるんだ?」
男「?」
俺「だって俺・・・お前いじめてた奴なんだぞ?」
男「いじめられたなんて・・・思ってないよ」
俺「・・・・・・」
俺「今まで・・・悪かったな・・・」
男「なにが?」
俺「う・・・ね、寝るぞ!・・・おやすみ!!」
男「うん、おやすみ」
男「・・・・・・」
俺「・・・なぁ、起きてる?」
男「起きてるよ」
俺「・・・ごめんな、迷惑かけて・・・」
男「迷惑なんて思ってないからいいよ」
俺「・・・・・・・・・・・・」
俺「なんでその・・・こんな構ってくれるんだ?」
男「?」
俺「だって俺・・・お前いじめてた奴なんだぞ?」
男「いじめられたなんて・・・思ってないよ」
俺「・・・・・・」
俺「今まで・・・悪かったな・・・」
男「なにが?」
俺「う・・・ね、寝るぞ!・・・おやすみ!!」
男「うん、おやすみ」
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/11(金) 10:48:33.56 ID:osp4oHt90
早朝目が覚めた・・・ああ、そうだった、一緒の布団で寝たんだっけか・・・ん・・・これは・・・
!!!完全に目が覚めた、なんたって俺は寝てたとはいえアイツに思いっきり抱きついてたんだから
アイツが抱きついてきてたならまだアイツ怒って終われるが、これはどう見ても俺から抱きついてる・・・
コイツが起きてなくてよかった・・・
エプロンをギュッとしめる、なんたってまだ朝は早い、アイツも起きてこないだろう
その間に俺は飯を作ってやることにした、世話になりっぱなしは嫌だし、家事はしたことないが大丈夫だろう
!!!完全に目が覚めた、なんたって俺は寝てたとはいえアイツに思いっきり抱きついてたんだから
アイツが抱きついてきてたならまだアイツ怒って終われるが、これはどう見ても俺から抱きついてる・・・
コイツが起きてなくてよかった・・・
エプロンをギュッとしめる、なんたってまだ朝は早い、アイツも起きてこないだろう
その間に俺は飯を作ってやることにした、世話になりっぱなしは嫌だし、家事はしたことないが大丈夫だろう
うん、俺もやればできるじゃないか、結構うまそうだぞ!ちょっと朝にしては量が多いかもしれないけど
やっぱり朝は和食に限るよな!きっとアイツも驚くに違いないな
・・・冷めたらおいしいものもおいしくなくなっちゃうよな・・・けどアイツも疲れてるだろうし・・・
・・・・・・・・・いや、ここは起こすべきだ俺の飯は熱い内に食べるに限る、うん!
そんなことを考えてたらアイツが起きてきた、ちぇっ・・・せっかく起こせると思ったのに・・・
テーブル(というほどでもないか)に朝食を並べる、うん、完璧!というわけで、いただきます!
やっぱり朝は和食に限るよな!きっとアイツも驚くに違いないな
・・・冷めたらおいしいものもおいしくなくなっちゃうよな・・・けどアイツも疲れてるだろうし・・・
・・・・・・・・・いや、ここは起こすべきだ俺の飯は熱い内に食べるに限る、うん!
そんなことを考えてたらアイツが起きてきた、ちぇっ・・・せっかく起こせると思ったのに・・・
テーブル(というほどでもないか)に朝食を並べる、うん、完璧!というわけで、いただきます!
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/11(金) 10:48:52.24 ID:osp4oHt90
不味い・・・なんだこれ・・・見た目まともなのに人の食べ物じゃない・・・これはやばいな・・・
さすがに食えないよ・・・俺の体が全力で拒否してる・・・アイツは・・・アイツ食ってる!!?
驚いた、このトンデモ料理(?)をアイツは食ってるのだ
俺「お・・・おい・・・」
男「ん?なに?」
俺「・・・食える・・・のか?」
男「おいしいよ」
俺「そう・・・か・・・?」
アイツは俺(というか人類)と体の仕組みがどこか違ってるんじゃないか?いや、下手すると味覚がないとか・・・
あまりの不味さに箸を止めて、ついこの『何か』をバクバク食うアイツを見てしまう
そして気付いた、こいつめちゃくちゃ無理して食ってやがる
「おいしい」と言いながらも目が殺し合いしてるかの如く真剣だ
しかも食えば食うほど顔色が青くなってきてやがる
俺「お、おい・・・あんま無理しなくてもいいぞ?」
男「してないよ、ホントにおいしいよ」
俺「嘘つくな!顔、青くなってるじゃないか!」
男「大丈夫、おいし・・・」
そう言ってアイツはぶっ倒れてしまった
さすがに食えないよ・・・俺の体が全力で拒否してる・・・アイツは・・・アイツ食ってる!!?
驚いた、このトンデモ料理(?)をアイツは食ってるのだ
俺「お・・・おい・・・」
男「ん?なに?」
俺「・・・食える・・・のか?」
男「おいしいよ」
俺「そう・・・か・・・?」
アイツは俺(というか人類)と体の仕組みがどこか違ってるんじゃないか?いや、下手すると味覚がないとか・・・
あまりの不味さに箸を止めて、ついこの『何か』をバクバク食うアイツを見てしまう
そして気付いた、こいつめちゃくちゃ無理して食ってやがる
「おいしい」と言いながらも目が殺し合いしてるかの如く真剣だ
しかも食えば食うほど顔色が青くなってきてやがる
俺「お、おい・・・あんま無理しなくてもいいぞ?」
男「してないよ、ホントにおいしいよ」
俺「嘘つくな!顔、青くなってるじゃないか!」
男「大丈夫、おいし・・・」
そう言ってアイツはぶっ倒れてしまった
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/11(金) 11:32:26.77 ID:osp4oHt90
「・・・・・・・ぃ!おい!しっかりしろ!」
男「あ・・・あれ?」
俺「おい!大丈夫か!?」
男「え・・・あぁ、僕食事中に倒れて・・・」
男「ごめん、食べ切れなかったよ・・・」
俺「無茶して食べるな!!」
俺の飯(?)を食って20分、なんとかアイツは目を覚ました、なんて無茶をするんだろう・・・
あんなものを必死に食べて・・・真剣に料理の腕をなんとかしようと思った
男「あ・・・あれ?」
俺「おい!大丈夫か!?」
男「え・・・あぁ、僕食事中に倒れて・・・」
男「ごめん、食べ切れなかったよ・・・」
俺「無茶して食べるな!!」
俺の飯(?)を食って20分、なんとかアイツは目を覚ました、なんて無茶をするんだろう・・・
あんなものを必死に食べて・・・真剣に料理の腕をなんとかしようと思った
少し休んでアイツも回復したのか、フラフラしながらだけどなんとか歩いてた
・・・なんだかチクリとした・・・
・・・なんだかチクリとした・・・
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/11(金) 12:12:40.24 ID:osp4oHt90
夏の真昼間、まぁ、当たり前と言っては当たり前だが暑い
こんな状態で考え事しても話はまとまらない、ということでまた涼しげな所をぶらぶらすることに
街を歩いてるとこの暑い中ビラを配る熱心なバイト君が
もちろん受け取る気はなかったがアイツは普通に「ありがとう」とか言って受け取っていた
どこまで幸せなんだコイツは・・・
ビラを見るとプールの割引券がついていた
俺「プールかぁ・・・暑いしちょうどいいな、行こうぜ!」
男「え、それはいいけど・・・」
俺「あ、そっか・・・水着がないか・・・う~ん・・・」
俺「水着・・・買ってくれない?」
男「えぇ!?」
俺「今微妙に持ち合わせなくてさ!・・・ダメ・・・か・・・?」
男「いや・・・僕はその・・・いいけど・・・」
俺「?」
男「君・・・いいの?」
俺「・・・??」
男「水着・・・」
俺「!!あ・・・・・・・・・ごめん、忘れて・・・」
男「あ・・・うん・・・」
こんな状態で考え事しても話はまとまらない、ということでまた涼しげな所をぶらぶらすることに
街を歩いてるとこの暑い中ビラを配る熱心なバイト君が
もちろん受け取る気はなかったがアイツは普通に「ありがとう」とか言って受け取っていた
どこまで幸せなんだコイツは・・・
ビラを見るとプールの割引券がついていた
俺「プールかぁ・・・暑いしちょうどいいな、行こうぜ!」
男「え、それはいいけど・・・」
俺「あ、そっか・・・水着がないか・・・う~ん・・・」
俺「水着・・・買ってくれない?」
男「えぇ!?」
俺「今微妙に持ち合わせなくてさ!・・・ダメ・・・か・・・?」
男「いや・・・僕はその・・・いいけど・・・」
俺「?」
男「君・・・いいの?」
俺「・・・??」
男「水着・・・」
俺「!!あ・・・・・・・・・ごめん、忘れて・・・」
男「あ・・・うん・・・」
ショックだった・・・一瞬とはいえ、どんな水着かを選ぶ想像をしてた・・・
一瞬とはいえ、アイツをプールで楽しもうと考えてた・・・
一瞬・・・自分が男ということを忘れていた・・・
一瞬とはいえ、アイツをプールで楽しもうと考えてた・・・
一瞬・・・自分が男ということを忘れていた・・・
その日はそのまま帰った、気持ち悪いアイツが食事を作ってくれたけどほとんど残してしまった
アイツが心配してくれたけど俺はほとんど話さなかった・・・
アイツが心配してくれたけど俺はほとんど話さなかった・・・
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/11(金) 12:37:20.82 ID:osp4oHt90
次の日、朝から雨が降ってた、憂鬱・・・
朝食、アイツが作ってくれた、おいしい・・・けど・・・喉を通らない・・・
相変わらず、アイツは自分のことみたいに心配してくれる、なぜか怖い・・・
ヌイグルミを手に取る・・・かわいい・・・けどなにか嫌だった・・・
ロクに食べてないせいか力が入らない、よろけて・・・
朝食、アイツが作ってくれた、おいしい・・・けど・・・喉を通らない・・・
相変わらず、アイツは自分のことみたいに心配してくれる、なぜか怖い・・・
ヌイグルミを手に取る・・・かわいい・・・けどなにか嫌だった・・・
ロクに食べてないせいか力が入らない、よろけて・・・
アイツが下にいた、倒れる時庇ってくれたらしい、体が熱い
アイツが痛そうにしてる、心臓の音が大きい
アイツが真剣な顔でなにか言ってる、ダイジョウブ?聞こえない
アイツが顔を近づける、近づけてるのは・・・ワタシ?
アイツニクチビルヲカサネ・・・
アイツが痛そうにしてる、心臓の音が大きい
アイツが真剣な顔でなにか言ってる、ダイジョウブ?聞こえない
アイツが顔を近づける、近づけてるのは・・・ワタシ?
アイツニクチビルヲカサネ・・・
っ!!何をしようとしてるんだ?俺は!!??
アイツは俺を見ている、心配そうに俺を見てる、俺は・・・
アイツは俺を見ている、心配そうに俺を見てる、俺は・・・
俺は駆け出した、逃げ出した、雨の中を、アイツの声を振り切るように・・・
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/11(金) 13:13:33.25 ID:osp4oHt90
雨の中を逃げていた、ロクに食べてなかったせいかすぐ追いつかれた
アイツは傘を持っていたけど傘をさしてなかった、意味ないでしょ
アイツは傘を持っていたけど傘をさしてなかった、意味ないでしょ
男「どうしたんですか?」
俺「・・・」
男「こんな雨の中いたら風邪引いちゃいますよ?帰りましょう」
俺「やだ」
男「・・・え?」
俺「・・・俺は男に戻りたいんだよ・・・だけど・・・無理なんだよ・・・」
男「?」
俺「お前といると俺、男だったこと忘れちまうんだよ!怖いんだよ!お前が!!」
男「!!」
俺「お前が・・・お前が優しくしてくれると女でもいいかなって・・・戻らなくていいかなって・・・戻りたくないなって」
男「・・・僕は・・・」
俺「うるさい!来るな!!・・・もう・・・ほっといてくれよ・・・」
俺「・・・」
男「こんな雨の中いたら風邪引いちゃいますよ?帰りましょう」
俺「やだ」
男「・・・え?」
俺「・・・俺は男に戻りたいんだよ・・・だけど・・・無理なんだよ・・・」
男「?」
俺「お前といると俺、男だったこと忘れちまうんだよ!怖いんだよ!お前が!!」
男「!!」
俺「お前が・・・お前が優しくしてくれると女でもいいかなって・・・戻らなくていいかなって・・・戻りたくないなって」
男「・・・僕は・・・」
俺「うるさい!来るな!!・・・もう・・・ほっといてくれよ・・・」
俺は自分の部屋に逃げた・・・アイツは・・・追って来なかった・・・
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/11(金) 13:32:53.07 ID:osp4oHt90
次の日、今日も雨が鬱陶しい、朝からアイツが来た「大丈夫?」って・・・アイツの顔を見たら駄目だと思った
「帰れ」一言そう言ってまた寝た・・・
深夜、お腹が空いたからコンビニに行こうと思った、
「帰れ」一言そう言ってまた寝た・・・
深夜、お腹が空いたからコンビニに行こうと思った、
ドアを開けたらアイツが立ってた
俺「・・・」
男「ははっ・・・来ちゃいました・・・」
俺「お前・・・朝からいたのか?朝からずっとここに!?」
男「はい、すいません・・・」
男「お腹・・・減ってると思って・・・炒飯ですけど・・・」
俺「それ持って・・・電車乗ってここまできたのか!?」
顔が歪む・・・
男「はい、けど・・・やっぱり冷めちゃって・・・」
視界が・・・ぼやけて・・・
男「ごめんなさい・・・やっぱり迷わ・・・」
俺「馬鹿!そんなもん持って電車乗って、こんなことの為にずっとここで待ってて・・・」
抱きついた、思いっきり抱きついた
アイツの手から持ってきた炒飯が落ちた・・・けど離れなかった
男「すいません、炒飯、落とし・・・」
俺「謝るな!全部俺が悪いのにいつもいつもお前ばっかり謝って・・・」
男「・・・すいません・・・」
そういってアイツは頭を撫でてくれた
俺「あやまるなって・・・」
それ以上何も・・・言えなかった・・・
俺「・・・」
男「ははっ・・・来ちゃいました・・・」
俺「お前・・・朝からいたのか?朝からずっとここに!?」
男「はい、すいません・・・」
男「お腹・・・減ってると思って・・・炒飯ですけど・・・」
俺「それ持って・・・電車乗ってここまできたのか!?」
顔が歪む・・・
男「はい、けど・・・やっぱり冷めちゃって・・・」
視界が・・・ぼやけて・・・
男「ごめんなさい・・・やっぱり迷わ・・・」
俺「馬鹿!そんなもん持って電車乗って、こんなことの為にずっとここで待ってて・・・」
抱きついた、思いっきり抱きついた
アイツの手から持ってきた炒飯が落ちた・・・けど離れなかった
男「すいません、炒飯、落とし・・・」
俺「謝るな!全部俺が悪いのにいつもいつもお前ばっかり謝って・・・」
男「・・・すいません・・・」
そういってアイツは頭を撫でてくれた
俺「あやまるなって・・・」
それ以上何も・・・言えなかった・・・
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/11(金) 13:52:18.53 ID:osp4oHt90
あれから2週間が経った
結局俺はまだ男に戻ってない、どっちかというとアイツがいてくれれば別に女でいいやと思ってる
変わったことと言えば精々、炒飯がおいしく作れるようになったくらいだ
アイツはあれからもずっと一緒にいてくれてる、何が楽しくて一緒にいてくれるんだか・・・
あれから2週間が経った
結局俺はまだ男に戻ってない、どっちかというとアイツがいてくれれば別に女でいいやと思ってる
変わったことと言えば精々、炒飯がおいしく作れるようになったくらいだ
アイツはあれからもずっと一緒にいてくれてる、何が楽しくて一緒にいてくれるんだか・・・
そんなアイツは今俺の横で俺の作った炒飯をうまそうに食ってる
正直コイツは鈍い、この2週間結構がんばってるけど何も言ってこない、ちょっと自信無くしそうだ
だから今日、俺がいくことにした
正直コイツは鈍い、この2週間結構がんばってるけど何も言ってこない、ちょっと自信無くしそうだ
だから今日、俺がいくことにした
俺「うまい?」
男「?ああ、おいしいよ」
俺「んじゃわけてよ」
男「ああ、はいどうぞ」
俺「あぁ~~、違う違う!」
男「??」
俺「こっちからでいい」
そう言って、俺は、アイツに、キスをした
男「?ああ、おいしいよ」
俺「んじゃわけてよ」
男「ああ、はいどうぞ」
俺「あぁ~~、違う違う!」
男「??」
俺「こっちからでいい」
そう言って、俺は、アイツに、キスをした
「炒飯はキスの味」 ―END―