ひょんなことから女の子
愛謝 4
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hyon
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222 名前:愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/02/19(月) 00:53:30.70 ID:3xelPuzGO
この街には正義の味方がいる。弱きを助け、悪しきを砕くあれだ。
俺と同じクラスの女子は実際にDQNに絡まれているところを助けてもらったらしい。
まぁ、そんなヒーローと出会うような縁は俺には無いだろう。
………そう思っていた。
「何で俺は追いかけられてるんだよっ!!」
答えは簡単。偶々、俺が、殺人の、現場を目撃したからだ。
しかも、俺を追いかけているのは見るからに頭に『ヤ』のつきそうな強面の方々(10人くらいか?)。
俺と同じクラスの女子は実際にDQNに絡まれているところを助けてもらったらしい。
まぁ、そんなヒーローと出会うような縁は俺には無いだろう。
………そう思っていた。
「何で俺は追いかけられてるんだよっ!!」
答えは簡単。偶々、俺が、殺人の、現場を目撃したからだ。
しかも、俺を追いかけているのは見るからに頭に『ヤ』のつきそうな強面の方々(10人くらいか?)。
224 名前:愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/02/19(月) 00:55:24.23 ID:3xelPuzGO
「おい!兄ちゃん………もう逃げられねえぞ」
声をかけられて気づく。
袋小路に逃げ込むなんて俺は馬鹿か。
「兄ちゃんに恨みはない。まぁ、運が悪かったと思って諦めてくれ…」
男はそう言うと胸元から拳銃を取り出し、構え、俺に銃弾を撃ち込む。
(あぁ、多分死ぬな。声は出ないし、視界真っ白だし)
「ま……わ……って……め……ん」
誰かが何か言ってるけどよく聞き取れない。
でも、この人が何を言ってるのかは何となくわかる。
俺の頬に落ちた雫は温かかったから。
(あんたは悪くない。俺の運が悪かっただけだ)
「間に合わなくてごめん。だけど………貴方は死なせないから、絶対に」
今度は聞き取ることが出来たが………
(女の子?)
そこで意識が途切れた。
声をかけられて気づく。
袋小路に逃げ込むなんて俺は馬鹿か。
「兄ちゃんに恨みはない。まぁ、運が悪かったと思って諦めてくれ…」
男はそう言うと胸元から拳銃を取り出し、構え、俺に銃弾を撃ち込む。
(あぁ、多分死ぬな。声は出ないし、視界真っ白だし)
「ま……わ……って……め……ん」
誰かが何か言ってるけどよく聞き取れない。
でも、この人が何を言ってるのかは何となくわかる。
俺の頬に落ちた雫は温かかったから。
(あんたは悪くない。俺の運が悪かっただけだ)
「間に合わなくてごめん。だけど………貴方は死なせないから、絶対に」
今度は聞き取ることが出来たが………
(女の子?)
そこで意識が途切れた。
416 名前:愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/02/20(火) 01:22:46.67 ID:wrBwrSeIO
目を覚ませばいつもの俺の部屋。
「…夢…だったのか?」
胸に手を当てるが銃弾を受けた痕などない。
「…ハハハッ。なんだ、夢だったのか」
「いいえ、現実だ」
声のする方を見ると、知らない女の子が秘蔵のエロ本を読みながら答えた。
「貴方は確かに銃弾を受けた。これは事実」
鋭い眼差しで俺を見る。
「貴方が持っているエロ本の殆ん
どにぶっかけシーンが多いのも事実」
うら若き乙女が真顔でそんなことを言ってはいけません!
「それはともかく、体は何ともないか藤田雅明君?」
四肢に力を込めてみるが特に不調はない。
「あぁ、何ともないよ………って何で名前知ってるの?」
「貴方の母上から聞いた。朝食は美味かったぞ。特に玉子焼きは絶品だった。君も食べてくるといい」
「あなた図々しいですねっ!!!!!」
「…夢…だったのか?」
胸に手を当てるが銃弾を受けた痕などない。
「…ハハハッ。なんだ、夢だったのか」
「いいえ、現実だ」
声のする方を見ると、知らない女の子が秘蔵のエロ本を読みながら答えた。
「貴方は確かに銃弾を受けた。これは事実」
鋭い眼差しで俺を見る。
「貴方が持っているエロ本の殆ん
どにぶっかけシーンが多いのも事実」
うら若き乙女が真顔でそんなことを言ってはいけません!
「それはともかく、体は何ともないか藤田雅明君?」
四肢に力を込めてみるが特に不調はない。
「あぁ、何ともないよ………って何で名前知ってるの?」
「貴方の母上から聞いた。朝食は美味かったぞ。特に玉子焼きは絶品だった。君も食べてくるといい」
「あなた図々しいですねっ!!!!!」
417 名前:愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/02/20(火) 01:23:59.19 ID:wrBwrSeIO
―30分後。
食事を終えた俺に先ほどの女の子が話の続きを始める。
「簡単に言うとだ」
俺はうなずく。
「ヤクザに殺されかけた君を私と仲間が助けた、以上」
簡単すぎるだろう。
「心臓を撃たれたのにピンピンしてるのはどうしてさ?」
「ふむ…」
彼女は一息つく。
「殺されかけたというのは正しく無かったな。君は一度死んでいるのだから」
はい?俺が死んだって?
「一度死んだ君は…」
彼女の口は
「改造人間として蘇生したんだ」
そう告げた。
食事を終えた俺に先ほどの女の子が話の続きを始める。
「簡単に言うとだ」
俺はうなずく。
「ヤクザに殺されかけた君を私と仲間が助けた、以上」
簡単すぎるだろう。
「心臓を撃たれたのにピンピンしてるのはどうしてさ?」
「ふむ…」
彼女は一息つく。
「殺されかけたというのは正しく無かったな。君は一度死んでいるのだから」
はい?俺が死んだって?
「一度死んだ君は…」
彼女の口は
「改造人間として蘇生したんだ」
そう告げた。