ひょんなことから女の子
◆Z5if4Sx6mU 1
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342 名前: ◆Z5if4Sx6mU :2007/02/19(月) 22:10:00.62 ID:3gwHZ/FS0
午前3時、今日も夜中にインターネットをしていた。
「ん…ひょんなことから女の子?」
興味本位で開いたスレには、様々な女体化の報告がなされていた。
「ねーよww全員釣りだろwwww俺も何か書くかw」
『やべぇ、夜中に目が覚めたと思ったら俺も女になってたww』
「んー、テラ反応薄いwwwもう寝るか」
『やべぇ、夜中に目が覚めたと思ったら俺も女になってたww』
「んー、テラ反応薄いwwwもう寝るか」
こんなつまらない事で夜中まで起きているなんて相当おわってんな。
そんな事を考えながらユウキはベッドに入り、ものの五秒で熟睡した。
そんな事を考えながらユウキはベッドに入り、ものの五秒で熟睡した。
344 名前: ◆Z5if4Sx6mU :2007/02/19(月) 22:12:00.46 ID:3gwHZ/FS0
午前6時
あたりはまだ静かだ。ゆっくりと目を開ける。
なんでこんな早く目が覚めたんだろう。
サイドテーブルに置いたケータイを手探りで探すがうまくいかない。
あれ、なんだろう。この感覚は…
あたりはまだ静かだ。ゆっくりと目を開ける。
なんでこんな早く目が覚めたんだろう。
サイドテーブルに置いたケータイを手探りで探すがうまくいかない。
あれ、なんだろう。この感覚は…
ゆっくりと寝返りを打ってうつぶせになる。
体とベッドとの間に何かが挟まったような感触がした。
体とベッドとの間に何かが挟まったような感触がした。
「んぇ!なにこれ」
慌てて飛び起きる。
挟まったんじゃない。平たかった胸が、ふくらんでいたのだ。
挟まったんじゃない。平たかった胸が、ふくらんでいたのだ。
体中を触る。肩幅が狭くなってる。腕の筋肉もない。
腰が広くなってる!足の筋肉もなくなってる!股間が!!!
顔…は…?おそるおそる触るがよくわからない。
目をつむって鏡の前に立つ。
ゆっくりと目を開けると、自分に似ているようだが何かが違う。
腰が広くなってる!足の筋肉もなくなってる!股間が!!!
顔…は…?おそるおそる触るがよくわからない。
目をつむって鏡の前に立つ。
ゆっくりと目を開けると、自分に似ているようだが何かが違う。
カワイイ女の子がそこに立っていた。
345 名前: ◆Z5if4Sx6mU :2007/02/19(月) 22:14:00.29 ID:3gwHZ/FS0
「朝っぱらから五月蠅いなぁ…え……」
「あ、母さん…」
「あ、母さん…」
ここで声が高くなっているのにも気づいた。
いや、新たな発見をしている場合じゃない。
いや、新たな発見をしている場合じゃない。
「アキ…じゃない…だれやあんたは!」
「アキやないよ、ユウキ。」
「いや…似てるけど…似て…ほんまにユウキか?」
「アキやないよ、ユウキ。」
「いや…似てるけど…似て…ほんまにユウキか?」
アキは姉だ。ぼくら姉弟はよく似ていると言われる。
要は女顔なのだ。かといって女に間違えられたことは無く、
今現在の、どっからどうみても女のボクは全くの別人に見えたはずだ。
要は女顔なのだ。かといって女に間違えられたことは無く、
今現在の、どっからどうみても女のボクは全くの別人に見えたはずだ。
「そう。起きたらなんかしらんけどこんな事になってた。」
「そんなアホな事があるかいな。「夢やがな」とかそういうオチ?」
「こだまひびきか。でも夢ちゃうねんて、ほんまに。」
「そんなアホな事があるかいな。「夢やがな」とかそういうオチ?」
「こだまひびきか。でも夢ちゃうねんて、ほんまに。」
事の重大さに気づいたのか、突然質問責めとなった。
本人確認から、女体化の経緯、いまの体の事。
女体化の経緯なんて聞かれても解らない。
気になるのはあのスレだが母親には言わない事にした。
本人確認から、女体化の経緯、いまの体の事。
女体化の経緯なんて聞かれても解らない。
気になるのはあのスレだが母親には言わない事にした。
347 名前: ◆Z5if4Sx6mU :2007/02/19(月) 22:16:00.12 ID:3gwHZ/FS0
朝食をとった僕は、早速パソコンを立ち上げる。
デスクトップが表示されるとすぐ、ブラウザを起動。
自動更新チェックをはじめたブラウザが、
「ひょんn(ry」スレを表示させた。
デスクトップが表示されるとすぐ、ブラウザを起動。
自動更新チェックをはじめたブラウザが、
「ひょんn(ry」スレを表示させた。
『おま…冗談で書き込むんじゃねーよ…ヤバいぞ。過去ログ嫁』
僕の書き込みへのレスだった。
いったいどういうことだ。
まさか僕の書き込みと女体化に関係が?
いったいどういうことだ。
まさか僕の書き込みと女体化に関係が?
過去ログを読むまでもなかった。
まとめサイトにはこう書いてある。
まとめサイトにはこう書いてある。
このスレにはウイルスコードが仕込まれており、
特定の書き込みによってパソコンから異常電磁波が発生、
染色体に影響を及ぼして女体化してしまいます。
ウイルスコード起動条件となる書き込み時間や単語の詳細は不明。
専ブラでもウイルスコードが働くので安易に試さないで下さい。
報告事例では…(ry
特定の書き込みによってパソコンから異常電磁波が発生、
染色体に影響を及ぼして女体化してしまいます。
ウイルスコード起動条件となる書き込み時間や単語の詳細は不明。
専ブラでもウイルスコードが働くので安易に試さないで下さい。
報告事例では…(ry
まさか。
でも信じる信じないの問題じゃない。
すでに僕は女体化してしまったのだから!
でも信じる信じないの問題じゃない。
すでに僕は女体化してしまったのだから!
348 名前: ◆Z5if4Sx6mU :2007/02/19(月) 22:17:00.26 ID:3gwHZ/FS0
僕は幸運な事例だと思う。
前から女装に少し興味を持っていたのだ。
いまの境遇に不安を感じながらも楽しくなってきた。
女性服は持っている…が、そんな事を親に知られたくないので、
いつものように男もんの服を着てリビングに降りる。
前から女装に少し興味を持っていたのだ。
いまの境遇に不安を感じながらも楽しくなってきた。
女性服は持っている…が、そんな事を親に知られたくないので、
いつものように男もんの服を着てリビングに降りる。
「ちょっとでかけるわー」
「ま、まちなさい!そんな格好で外出るつもり?
アキの服、着れるやろ。ブラジャー…サイズあうかな…」
「ま、まちなさい!そんな格好で外出るつもり?
アキの服、着れるやろ。ブラジャー…サイズあうかな…」
そんな協力的な母のおかげでなんとか、
普通の女性の格好で外出することができた。
普通の女性の格好で外出することができた。
349 名前: ◆Z5if4Sx6mU :2007/02/19(月) 22:18:00.34 ID:3gwHZ/FS0
半分、元に戻らなくてもいいやという思いがあるものの、
やはり元の姿に戻らなくてはという思いもある。
過去ログには元に戻ったという報告はなく、
それゆえに、元に戻る方法も解らないという。
ウイルスコードを作った奴なら戻せそうなものだが、
残念ながらそういう話もなかった。
やはり元の姿に戻らなくてはという思いもある。
過去ログには元に戻ったという報告はなく、
それゆえに、元に戻る方法も解らないという。
ウイルスコードを作った奴なら戻せそうなものだが、
残念ながらそういう話もなかった。
ちょっと気になる事があった。
僕は携帯電話を取り出すと、友人に電話をかけた。
僕は携帯電話を取り出すと、友人に電話をかけた。
「もしもし。」
「あ、トモ?」
「あ、トモ?」
なんとか低めの声で話を進める。
適当な理由を付けて、車を出してもらうことに。
適当な理由を付けて、車を出してもらうことに。
「……そんで、駅まで迎えに行ったらええねんな?」
「うん。あ、ちょっと変な格好してるけど驚かんといてな」
「なにそれw んまぁええわ。じゃぁ、10時にな」
「うん。あ、ちょっと変な格好してるけど驚かんといてな」
「なにそれw んまぁええわ。じゃぁ、10時にな」
電話を切る。
どうしよっか…女体化の事言えなかったwww
た…たぶん、僕だとわかってくれるはず!…信じよう。
どうしよっか…女体化の事言えなかったwww
た…たぶん、僕だとわかってくれるはず!…信じよう。
351 名前: ◆Z5if4Sx6mU :2007/02/19(月) 22:20:00.25 ID:3gwHZ/FS0
午前10時半
駅の南口で車を待っている。
トモの愛車“205”には何度も乗ってるし、
そもそもあまり見ない車なので来たらすぐわかる。
でも、来ない。遅いな…いつもならちょっとの遅れでも連絡くるはず。
そんな事を考えていると、突然携帯電話が鳴り出した。
駅の南口で車を待っている。
トモの愛車“205”には何度も乗ってるし、
そもそもあまり見ない車なので来たらすぐわかる。
でも、来ない。遅いな…いつもならちょっとの遅れでも連絡くるはず。
そんな事を考えていると、突然携帯電話が鳴り出した。
「もしもし?やっぱ渋滞してる?」
「ん…あ、いや…駅に着いてんけどな…?」
「え?南口やろ。どこにも205見あたらへんねんけど」
「あーうん、ちょっと離れたところ」
「なにしてんねんな。早よこっちきいや」
「いや快く受けたものの…ちょっと重要事項を忘れてたんや。」
「どないした」
「それでちょっと顔あわす勇気がなくて…さ」
「だからどないしてんさ」
「あの…さ、女体化って知ってる?」
「ん…あ、いや…駅に着いてんけどな…?」
「え?南口やろ。どこにも205見あたらへんねんけど」
「あーうん、ちょっと離れたところ」
「なにしてんねんな。早よこっちきいや」
「いや快く受けたものの…ちょっと重要事項を忘れてたんや。」
「どないした」
「それでちょっと顔あわす勇気がなくて…さ」
「だからどないしてんさ」
「あの…さ、女体化って知ってる?」
352 名前: ◆Z5if4Sx6mU :2007/02/19(月) 22:22:26.32 ID:3gwHZ/FS0
聞くとトモも一週間前に女体化してしまったという。
ちょうど大学の春休みが始まった直後だ。
自分も女体化していると打ち明けると、
おまえもか!と仲間を見つけた喜びについに泣き出した。
性格まで女性化してんな、こいつ。
ちょうど大学の春休みが始まった直後だ。
自分も女体化していると打ち明けると、
おまえもか!と仲間を見つけた喜びについに泣き出した。
性格まで女性化してんな、こいつ。
「おちついた?」
「あ、うん。ごめん。いまそっちに行くわ」
「んじゃいったん切るね。」
「あ、うん。ごめん。いまそっちに行くわ」
「んじゃいったん切るね。」
この物語もいったん切るんだそうな。