ひょんなことから女の子
第六部「なすがままに、あるがままに」
最終更新:
Bot(ページ名リンク)
-
view
223 名前:586 ◆0MBCwWXAGc [] 投稿日:2006/08/18(金) 16:19:05.84 ID:fKLyUUi70
弟ツバサは美少女になって留学から帰ってきた。俺も両親もその事実を受け入れる。
両親を説得し疲れきった俺が風呂に入っている時に、ツバサが突如乱入、俺は興奮しすぎて
風呂場で倒れてしまった。ツバサの看病により、俺は大事には至らなかった。そして次の日
予定通りツバサの歓迎会が開かれる事になり、ツバサと二人でおつかいに出るのだったが・・・
両親を説得し疲れきった俺が風呂に入っている時に、ツバサが突如乱入、俺は興奮しすぎて
風呂場で倒れてしまった。ツバサの看病により、俺は大事には至らなかった。そして次の日
予定通りツバサの歓迎会が開かれる事になり、ツバサと二人でおつかいに出るのだったが・・・
俺はさっさと食事を済まし軽くシャワーを浴びた。
そして、ゆっくりと自室へと戻った。
そして、ゆっくりと自室へと戻った。
俺「さて・・・。どんな服を着ていこうかな」
俺は適当に服をチョイスした。
黄土色の程よく色落ちしたような半ズボンに、黒赤オレンジのボーダーが入ったポロシャツ。
無難といえば無難な格好だ。
ただの"おつかい"なのだから、そこまで気を使うこともない。
適当に着替えを済ませた。
黄土色の程よく色落ちしたような半ズボンに、黒赤オレンジのボーダーが入ったポロシャツ。
無難といえば無難な格好だ。
ただの"おつかい"なのだから、そこまで気を使うこともない。
適当に着替えを済ませた。
選んだ服に一通り着替え終わった時、一階のリビングからツバサの声が聞こえた。
"おつかい"の催促である事は分かっていた。
食事を終えてから、もうかれこれ一時間は過ぎていたからだ。
"おつかい"の催促である事は分かっていた。
食事を終えてから、もうかれこれ一時間は過ぎていたからだ。
ツバサ「おにぃーちゃーん?おそいよぉー、早くー!」
俺「分かった分かった。もうちょい待って」
俺「分かった分かった。もうちょい待って」
近くにあった黒い腕時計をはめて、リビングへと向かった。
224 名前:586 ◆0MBCwWXAGc [] 投稿日:2006/08/18(金) 16:21:02.59 ID:fKLyUUi70
その時だった。
『オ、オホォォーーウ!!!』
突然、張り裂けんばかりの野太い声が家中をこだまする。
その時だった。
『オ、オホォォーーウ!!!』
突然、張り裂けんばかりの野太い声が家中をこだまする。
俺「な、何があったんだ?」
急いでリビングへと向かう。
と、リビングの入り口の手前でオヤジが鼻血を噴き出しながら
ぐったりと倒れているではないか。
急いでリビングへと向かう。
と、リビングの入り口の手前でオヤジが鼻血を噴き出しながら
ぐったりと倒れているではないか。
俺「オ、オヤジ?どうしたんだ?」
鼻血を垂れ流し、幸せそうに微笑んだまま廊下に倒れている。
何だか気味が悪い光景だ。
オヤジの体をゆすったり声をかけてみる。
しかし、どうも返事がない。
ただのしかばねのようだ。
何だか気味が悪い光景だ。
オヤジの体をゆすったり声をかけてみる。
しかし、どうも返事がない。
ただのしかばねのようだ。
俺「なんでこんなトコでオヤジはぶっ倒れているんだ?」
ツバサ「お兄ちゃんー、お父様が急に倒れちゃったの・・・」
振り返ると、ツバサが涙目になりながら心配そうな顔して立っていた。
黄色いロングワンピースに赤い帯が巻いてある麦わらぼうし。
シンプルがゆえに可愛らしさを深く印象付ける、夏らしさを主張した格好だ。
シンプルがゆえに可愛らしさを深く印象付ける、夏らしさを主張した格好だ。
225 名前:586 ◆0MBCwWXAGc [] 投稿日:2006/08/18(金) 16:23:31.73 ID:fKLyUUi70
俺はツバサに聞いた。
俺はツバサに聞いた。
俺「オヤジの身に、何があったんだ?」
ツバサ「なんかね、お父様がボクの事をじろじろ見てて、
で、急にバタッと倒れちゃったの」
ツバサ「なんかね、お父様がボクの事をじろじろ見てて、
で、急にバタッと倒れちゃったの」
俺「それだけ?」
ツバサ「うん」
俺「ツバサをジロジロ見てただけで、急にバタッっと倒れちゃったの?」
ツバサ「うん」
ツバサ「うん」
俺「ツバサをジロジロ見てただけで、急にバタッっと倒れちゃったの?」
ツバサ「うん」
オヤジの身に何があったのか。
ふと目線をツバサの方に移す。
ふと目線をツバサの方に移す。
ツバサ「ん?」
俺(・・・こ、これは)
よく見ると乳首がポツンと浮き出ている。
ワンピースの生地が薄いので、一層際立って見える。
ワンピースの生地が薄いので、一層際立って見える。
俺「お前・・・まさか・・・『ノーブラ』?」
ツバサ「えっ・・・うん。そうだけど」
俺「オヤジはお前の『ノーブラ』に悩殺されて、ぶっ倒れたんじゃないかな」
ツバサ「そ、そうなの?」
俺「俺の推測だけどな」
ツバサ「えっ・・・うん。そうだけど」
俺「オヤジはお前の『ノーブラ』に悩殺されて、ぶっ倒れたんじゃないかな」
ツバサ「そ、そうなの?」
俺「俺の推測だけどな」
226 名前:586 ◆0MBCwWXAGc [] 投稿日:2006/08/18(金) 16:24:25.22 ID:fKLyUUi70
ツバサ「そうなんだ・・・」
俺「ああ」
ツバサ「・・・じゃあ、お兄ちゃんもボクが『ノーブラ』だと興奮したりするの?」
俺「ブッ!」
ツバサ「そうなんだ・・・」
俺「ああ」
ツバサ「・・・じゃあ、お兄ちゃんもボクが『ノーブラ』だと興奮したりするの?」
俺「ブッ!」
いきなり何を言い出すんだ、この子は。
少し取り乱したが、スマートに対応した。
少し取り乱したが、スマートに対応した。
俺「へ、変態オヤジと一緒になんかするなよ。たかが『ノーブラ』ごときで
興奮したりするかっ。ましてや相手は"弟"なんだから、とんでもない」
興奮したりするかっ。ましてや相手は"弟"なんだから、とんでもない」
ツバサ「・・・ふぅーん。ちぇっ、つまんないの」
俺「つまんないのって、オイオイ」
俺「つまんないのって、オイオイ」
ツバサは残念そうにプクッと顔をしかめて、椅子を両足で挟むようにして座った。
俺「しかしまぁ・・・オヤジも良い歳してご苦労なこった」
(たかが『ノーブラ』ごときでぶっ倒れるほど興奮したりするもんか、普通)
(でも、オヤジは"普通"じゃないからなぁ・・・)
俺はオヤジの傍らにしゃがみ込み、顔をツンツン突っつく。
あっ、口から涎が垂れてる。
汚ねぇ。
(でも、オヤジは"普通"じゃないからなぁ・・・)
俺はオヤジの傍らにしゃがみ込み、顔をツンツン突っつく。
あっ、口から涎が垂れてる。
汚ねぇ。
そんな事を考えながら、
ふと、ツバサの方を振り向いたその時だった。
ふと、ツバサの方を振り向いたその時だった。
227 名前:586 ◆0MBCwWXAGc [] 投稿日:2006/08/18(金) 16:25:27.90 ID:fKLyUUi70
俺「ブーーーーーーーー!!!」※鼻血放出
俺「ブーーーーーーーー!!!」※鼻血放出
不意打ちだった。
しゃがんだ状態から、股を開いて座っている女の子を見る。
そうすると、必然的にパンチラになってしまう訳だ。
だが、今回のは随分とタチが悪い。
本来ならば下着で隠れているべき秘部が露出しているのだ。
綺麗なスリットが一本見える。
そうすると、必然的にパンチラになってしまう訳だ。
だが、今回のは随分とタチが悪い。
本来ならば下着で隠れているべき秘部が露出しているのだ。
綺麗なスリットが一本見える。
俺「ツバサ・・・おまえ・・・『ノーパン』だったのか・・・!」
ツバサ「ふえっ?」
ツバサ「ふえっ?」
ツバサがトボケたような声を出す。
俺のジョイスティックは急速的に膨張し、そそり高く天井を仰ぐ。
俺のジョイスティックは急速的に膨張し、そそり高く天井を仰ぐ。
ツバサ「ふぇあ!?」
ツバサは気づいたように、慌てて開いた足を閉じる。
さらに、ワンピースの裾を両手でグッと握り、足の方へと伸ばして覆い隠す。
恥ずかしさで顔が真っ赤に染まり、熟したトマトみたいになっている。
さらに、ワンピースの裾を両手でグッと握り、足の方へと伸ばして覆い隠す。
恥ずかしさで顔が真っ赤に染まり、熟したトマトみたいになっている。
ツバサ「お兄ちゃん・・・見ちゃ・・・だめぇ・・・///」
今にも泣き出しそうな顔をして訴える。
228 名前:586 ◆0MBCwWXAGc [] 投稿日:2006/08/18(金) 16:26:15.86 ID:fKLyUUi70
俺は終始、ツバサの衝撃映像を見逃さずに見ていた。
俺は終始、ツバサの衝撃映像を見逃さずに見ていた。
(・・・多分オヤジも・・・これを見ちまったんだろうな・・・ハアハア)
俺はツバサの大事なトコロを凝視しながら、ツバサの元へと近づいた。
俺「ご、ごめんな!悪気はなかったんだよ(ハアハア)」
ツバサ「見ちゃ駄目って言ったのに・・・ボクの大事なトコ、ずっと見てたぁ・・・!
ボク・・・今は"女の子"なんだから・・・
恥ずかしいものは・・・恥ずかしいんだよぉ・・・!?」
ボク・・・今は"女の子"なんだから・・・
恥ずかしいものは・・・恥ずかしいんだよぉ・・・!?」
ツバサ「ううぅ・・・恥ずかしすぎて・・・おかしくなっちゃいそうだよぉ・・・」
俺の方がおかしくなりそうですよ。ええ。
俺の息子はもうこんなにも大きくなってます。
って、違う違う。冷静になれ冷静に。
俺の息子はもうこんなにも大きくなってます。
って、違う違う。冷静になれ冷静に。
ツバサは下にうつむき、ヒグッヒグッ・・・と肩を震わせ泣き出してしまった。
ツバサ「ヒグッヒグッ・・・ウアアアアアアアアアアン!!」
俺(あちゃー・・・泣き出しちゃったよ・・・)
俺(こりゃあ・・・俺のせいなのかな?・・・なんだかもう、おつかい所の騒ぎじゃないな・・・)
俺(あちゃー・・・泣き出しちゃったよ・・・)
俺(こりゃあ・・・俺のせいなのかな?・・・なんだかもう、おつかい所の騒ぎじゃないな・・・)
泣き出したツバサを、俺は責任を感じてか、ずっと慰めていた。
ツバサが落ち着きを取り戻したのは、1時間経った後の事だった。
ツバサが落ち着きを取り戻したのは、1時間経った後の事だった。
229 名前:586 ◆0MBCwWXAGc [] 投稿日:2006/08/18(金) 16:27:30.15 ID:fKLyUUi70
ツバサ「ヒグッ・・・お兄ちゃん・・・チョコパフェ奢ってくれるんだよね?」
俺「・・・へ?」
ツバサ「さっきチョコパフェ奢るから泣くのはやめろって言ったじゃん・・・ヒグッ」
ツバサ「ヒグッ・・・お兄ちゃん・・・チョコパフェ奢ってくれるんだよね?」
俺「・・・へ?」
ツバサ「さっきチョコパフェ奢るから泣くのはやめろって言ったじゃん・・・ヒグッ」
(俺・・・そんなこと言ったっけな?)
ツバサ「ヒグッ・・・お兄ちゃんは繊細な乙女心を傷つけたんだからっ・・・
そのぐらいはしてくれないと割が合わないよ・・・」
俺「うっ・・・」
そのぐらいはしてくれないと割が合わないよ・・・」
俺「うっ・・・」
ツバサ「責任、取ってよね・・・!」
男を殺す魔法の言葉「責任取ってよね」
それを言われてしまうと、何だか逆らえなくなるのは男のサガか。
それを言われてしまうと、何だか逆らえなくなるのは男のサガか。
俺「しょうがない。チョコパフェ、奢ってやるよ」
俺は渋々了解した。だが甘かった。
ツバサ「奢ってやる?・・・そんな命令口調でいいのかな」
俺「・・・え?」
230 名前:586 ◆0MBCwWXAGc [] 投稿日:2006/08/18(金) 16:28:15.39 ID:fKLyUUi70
ツバサ「お兄ちゃんはさ、昨日今日と、ボクにひどいことをしたよね。
お風呂場でボクの裸を見たりさ、今日だってボクの大事な所を・・・」
ツバサ「お兄ちゃんはさ、昨日今日と、ボクにひどいことをしたよね。
お風呂場でボクの裸を見たりさ、今日だってボクの大事な所を・・・」
俺「ハイハイ!スミマセン!有難く奢らせて頂きますね」
ツバサ「ハイは一回でよろしい」
俺「ハ、ハイ!」
ツバサ「それでよろしくってよ」
俺「ハ、ハイ!」
ツバサ「それでよろしくってよ」
あれっ、なんかキャラ変わってないか?
気づいたら俺、尻にしかれてるぞ。
気づいたら俺、尻にしかれてるぞ。
ツバサ「ふふん」
そんなこんなで事件は一件落着(?)し、
随分と予定時刻を過ぎて俺達は、ようやく"おつかい"に出かける事にしたのでした。
随分と予定時刻を過ぎて俺達は、ようやく"おつかい"に出かける事にしたのでした。
・
・
・
・
・
親父「放置プレイ・・・ハアハア」
240 名前:586 ◆0MBCwWXAGc [] 投稿日:2006/08/18(金) 16:39:03.63 ID:fKLyUUi70
おつかいの予定時刻は10:00だった。
しかし、何だかんだと色々あったおかげで、延長に次ぐ延長。
やっと出かける頃には、お天道様がサンサンと輝く真昼間だった。
しかし、何だかんだと色々あったおかげで、延長に次ぐ延長。
やっと出かける頃には、お天道様がサンサンと輝く真昼間だった。
俺「もう12:30か」
ツバサ「色々あって、もうお昼になっちゃったね」
俺「そうだな」
ツバサ「色々あって、もうお昼になっちゃったね」
俺「そうだな」
俺は荷物を確認した。
サイフもある。時計もはめてる。
オフクロに書き出してもらった"買い物メモ"もちゃんと持ってる。
よし。
サイフもある。時計もはめてる。
オフクロに書き出してもらった"買い物メモ"もちゃんと持ってる。
よし。
「グゥゥ」
気合を入れた途端に、お腹の虫が鳴った。
気合を入れた途端に、お腹の虫が鳴った。
俺「・・・なぁツバサ、お腹空かないか」
ツバサ「うぅ・・・ちょっと空いたかも」
ツバサ「うぅ・・・ちょっと空いたかも」
俺「じゃあ、どこかで飯でも食ってから買い物にしようか」
ツバサ「うんっ」
俺「よし!じゃあ行くかっ」
ツバサ「うんっ」
俺「よし!じゃあ行くかっ」
そう言って俺達は、真夏の太陽の下で日差しを浴びながら
のんびりと歩き出したのだった。
のんびりと歩き出したのだった。
241 名前:586 ◆0MBCwWXAGc [] 投稿日:2006/08/18(金) 16:40:08.75 ID:fKLyUUi70
カラっからに晴れた昼下がり。
カラっからに晴れた昼下がり。
鳥達は自由にハミングし、花は真夏の炎天下の中で元気にその根を深々とめぐらす。
たった一つの積乱雲が、仲間からはぐれた孤独に耐え切れないのか
急ぎ足で北へと向かっている。
たった一つの積乱雲が、仲間からはぐれた孤独に耐え切れないのか
急ぎ足で北へと向かっている。
俺達もその雲を追うように、北へと向かう。
ツバサ「暑いけど、いい天気だねー!」
俺「ああ」
俺「ああ」
太陽の光線が屈折を繰り返し、辺り一面に光が満ち溢れて眩しい。
陽気に当てられてか、ツバサもさっきまでの不安が嘘のように消え
今では子供のようにキャッキャと足を弾ませている。
陽気に当てられてか、ツバサもさっきまでの不安が嘘のように消え
今では子供のようにキャッキャと足を弾ませている。
ホップ、ステップ、ジャンプ。
その様子を見て、俺も自然と笑みがこぼれた。
俺「あんまりはしゃぐなよ。子供じゃあるまいし」
ツバサ「だってボク、すごく嬉しいんだもん」
俺「嬉しい?歓迎会が楽しみなのか?」
ツバサ「うーん・・・」
俺「それとも、チョコパフェか?」
ツバサ「だってボク、すごく嬉しいんだもん」
俺「嬉しい?歓迎会が楽しみなのか?」
ツバサ「うーん・・・」
俺「それとも、チョコパフェか?」
242 名前:586 ◆0MBCwWXAGc [] 投稿日:2006/08/18(金) 16:41:19.10 ID:fKLyUUi70
ツバサ「それもあるけど――
ツバサ「それもあるけど――
ツバサはピタリとステップを止めて、後ろに振り返る。
俺の顔をジッと見つめる。
俺の顔をジッと見つめる。
俺「何だ?」
ツバサ「何よりも・・・お兄ちゃんと二人きりでいられることが――
――ううん。何でもない」
ツバサは何かを途中まで言いかけたが、ただニッコリと微笑むだけだった。
ステップを踏んで、また無邪気に笑った。
ふと俺は思った。
『いつまでも、こんな平穏が続くといいな』
―――と。
―――と。
俺はツバサと同じステップを踏んだ。