241 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/14(月) 23:07:27.56 ID:dBuOnIAo
タイトル 【108その1】
タイトル 【108その1】
ひょんなことから女の子化して四ヶ月後
『商店街・夕方』
『商店街・夕方』
チャンプ「あれ、サラリーじゃん! おーーい(手をぶんぶん振り回す)」
サラリー「よおチャンプ。これからゲーセンか? よかったら一緒に行こうぜ!」
チャンプ「うんっ!」
サラリー「よおチャンプ。これからゲーセンか? よかったら一緒に行こうぜ!」
チャンプ「うんっ!」
チャンプ「ねえ、サラリー? こうして二人で歩いてると……」
サラリー「うん?」
チャンプ「俺達って、周りからカップルのように思われてるのかな……?」
サラリー(ここ、この子ってば、いつの間にこんなトキメキ言霊を操れるようになったんだ! おおおお、落ち着け俺!)
サラリー「そ、そりゃねえな! せ、せいぜい援交か誘拐犯あたりが関の山だろうぜ! ゲハ! ゲはハハ!!」
チャンプ「………………っ!」
サラリー「じじじじじょ、冗談だよ。冗談に決まってるだろ! ……だからそんな泣きそうな顔しないで下さいお願いします赦して下さい」
チャンプ「もう怒ったっ! サラリーは本当にひどいやつだ! (サラリーの胸の中に飛び込み、胸板をぽかぽかと殴る)」
サラリー(こ、これは古典的ながらもクルものがあるな。……でもチャンプってこんなキャラだっけ?)
サラリー「は、ははは、ゴメンな……、あれ? チャンプ何か落としたぞ。──本?」
チャンプ「…………ん? ああーっ! ダメッ! 見るな! 見ちゃダメだーっ!」
サラリー「『超図解! わかりやすい妹入門 ~兄を落とす仕草は百八式まであるぞ!~』……なんだこりゃ?」
チャンプ「いやだーーっ! 見ないで! 黙って返してくださいお願いします赦して下さい[ピーーー]ぞ!」
サラリー「ほほう、『第一章 暮らしの中にフラグあり、じゃ!』……なかなか興味深い」
チャンプ(ぴょんぴょん跳んで本を奪い取ろうとするが、届かない)
チャンプ「もうだめた、こうなったら本と一緒にサラリーを葬るしか……! ──殺って[ピーーー]、殺って[ピーーー]ぞ!」
サラリー「こりゃガリアン達に見せない訳にはいかないなwwwwww 早くゲーセン行こうぜ~♪」
チャンプ「あ、アア、だメだ俺の人格ガ崩壊するヲれのじんカくガほうカいすルほウかイ──」
245 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 [sage]:2007/05/15(火) 22:14:52.86 ID:g/h1.xYo
タイトル 【108その2】
サラリー「うん?」
チャンプ「俺達って、周りからカップルのように思われてるのかな……?」
サラリー(ここ、この子ってば、いつの間にこんなトキメキ言霊を操れるようになったんだ! おおおお、落ち着け俺!)
サラリー「そ、そりゃねえな! せ、せいぜい援交か誘拐犯あたりが関の山だろうぜ! ゲハ! ゲはハハ!!」
チャンプ「………………っ!」
サラリー「じじじじじょ、冗談だよ。冗談に決まってるだろ! ……だからそんな泣きそうな顔しないで下さいお願いします赦して下さい」
チャンプ「もう怒ったっ! サラリーは本当にひどいやつだ! (サラリーの胸の中に飛び込み、胸板をぽかぽかと殴る)」
サラリー(こ、これは古典的ながらもクルものがあるな。……でもチャンプってこんなキャラだっけ?)
サラリー「は、ははは、ゴメンな……、あれ? チャンプ何か落としたぞ。──本?」
チャンプ「…………ん? ああーっ! ダメッ! 見るな! 見ちゃダメだーっ!」
サラリー「『超図解! わかりやすい妹入門 ~兄を落とす仕草は百八式まであるぞ!~』……なんだこりゃ?」
チャンプ「いやだーーっ! 見ないで! 黙って返してくださいお願いします赦して下さい[ピーーー]ぞ!」
サラリー「ほほう、『第一章 暮らしの中にフラグあり、じゃ!』……なかなか興味深い」
チャンプ(ぴょんぴょん跳んで本を奪い取ろうとするが、届かない)
チャンプ「もうだめた、こうなったら本と一緒にサラリーを葬るしか……! ──殺って[ピーーー]、殺って[ピーーー]ぞ!」
サラリー「こりゃガリアン達に見せない訳にはいかないなwwwwww 早くゲーセン行こうぜ~♪」
チャンプ「あ、アア、だメだ俺の人格ガ崩壊するヲれのじんカくガほうカいすルほウかイ──」
245 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 [sage]:2007/05/15(火) 22:14:52.86 ID:g/h1.xYo
タイトル 【108その2】
ひょんなことから女の子化して四ヶ月後
『アドアッー!!ズ店内3F・巨大筐体専門フロア』
『アドアッー!!ズ店内3F・巨大筐体専門フロア』
ガリアン「なるほど~、チャンプがその手の本を読むようになるとは。もう身の心も女の子でヤンス!」
デ ブ リ 「サラリーも人が悪いっふ。意地悪してないで、すぐに本を返すべきだったっふ!」
サラリー「……そう言いながらも妹入門を手放さないのはどこのニートかな?」
デ ブ&ガ リ「「おれだ!」」
チャンプ「モウダメダミラレタクナイヤツラニミラレテシマタ」
三人「「「 ウ ッ シ ッ シ 」」」
チャンプ「ソウダシノウ! ヒトリジュカイニオモムキヒッソリシノウ。ジュカインノリーフブレードコウカハバツグンダカラシノウ」
サラリー「ちょ、早まるな! 謝る! いくらでも謝るから自決だけはダメー!!」
ガリアン「そ、そうでヤンス! 死んで花実が咲くものかでヤンス!」
デ ブ リ 「兄を落とす前に、命落としちゃ意味無いっふよ!」
チャンプ「はぁ……。もういいよ。まあ、見られちゃったもんは仕方ないか」
サラリー「そうそう! 人間諦めが肝心だぜ! ……って嘘です反省してます」
ガリアン「サラリーのこの性格、一生直らない気がするでヤンス……」
デ ブ リ 「同感っふ」
サラリー「そうだ! ちょうどここにチャンプの兄貴分が三人いるんだ!
入門書でわからない項目あったら、俺達が協力してレクチャーするぜ?」
チャンプ「そ、そう? じゃあお願いしよっかな……」
三人「「「 ウ ッ シ ッ シ 」」」
チャンプ「ナナナナナンカアヤシイカラヤッパリシノウ! ヨシシノウホントジャヨシヌトイッタラシヌヨホントジャモーン」
三人「「「すいませんでした」」」
251 :以下、テスト中 :2007/05/16(水) 21:39:57.31 ID:sbjzM6oo
タイトル 【108その3】
デ ブ リ 「サラリーも人が悪いっふ。意地悪してないで、すぐに本を返すべきだったっふ!」
サラリー「……そう言いながらも妹入門を手放さないのはどこのニートかな?」
デ ブ&ガ リ「「おれだ!」」
チャンプ「モウダメダミラレタクナイヤツラニミラレテシマタ」
三人「「「 ウ ッ シ ッ シ 」」」
チャンプ「ソウダシノウ! ヒトリジュカイニオモムキヒッソリシノウ。ジュカインノリーフブレードコウカハバツグンダカラシノウ」
サラリー「ちょ、早まるな! 謝る! いくらでも謝るから自決だけはダメー!!」
ガリアン「そ、そうでヤンス! 死んで花実が咲くものかでヤンス!」
デ ブ リ 「兄を落とす前に、命落としちゃ意味無いっふよ!」
チャンプ「はぁ……。もういいよ。まあ、見られちゃったもんは仕方ないか」
サラリー「そうそう! 人間諦めが肝心だぜ! ……って嘘です反省してます」
ガリアン「サラリーのこの性格、一生直らない気がするでヤンス……」
デ ブ リ 「同感っふ」
サラリー「そうだ! ちょうどここにチャンプの兄貴分が三人いるんだ!
入門書でわからない項目あったら、俺達が協力してレクチャーするぜ?」
チャンプ「そ、そう? じゃあお願いしよっかな……」
三人「「「 ウ ッ シ ッ シ 」」」
チャンプ「ナナナナナンカアヤシイカラヤッパリシノウ! ヨシシノウホントジャヨシヌトイッタラシヌヨホントジャモーン」
三人「「「すいませんでした」」」
251 :以下、テスト中 :2007/05/16(水) 21:39:57.31 ID:sbjzM6oo
タイトル 【108その3】
ひょんなことから女の子化して四ヶ月後
『アドアッー!!ズ店内3F・巨大筐体専門フロア』
『アドアッー!!ズ店内3F・巨大筐体専門フロア』
デ ブ リ 「この本、入門書にしてはマニアックな内容目白押しっふね」
ガリアン「フライパンとおたまで『死者の目覚め』、寝ているベッドに飛び乗る『妹ダイブ』
お兄ちゃんの起こし方だけでも数多の技があるでヤンスなぁ」
サラリー「おお! この胸をポカポカなぐる技喰らったぜ! 『妹音撃・一気呵成の型』って名前だったのか!」
デ ブ&ガ リ「「う、うらやまスィィィん!」」
チャンプ「はずかスィィィん!」
ガリアン「おお! ラストの108番目の技、かなりムチャでヤンスね~!」
デ ブ リ 「兄を想う恋心を気弾として解き放つ、その名も『妹魂弾(シスコンダン)』……?」
252 :以下、テスト中 :2007/05/16(水) 21:40:12.30 ID:sbjzM6oo
サラリー「すごいな……、妹と書いてシスと読ませる無茶っぷりもアレだが、第一飛び道具を使う必要性がどこに……」
チャンプ「それそれ! その技だけ出来なくて諦めかけてたんだよ!」
三人「「「マジスカ?」」」
チャンプ「必殺技は男の憧れさっ! にひー」
デ ブ リ 「もう女っふ」
サラリー「まあまあ、我等のチームワークを活かして必殺技を会得させようではないか! 面白そうだし」
ガリアン「賛成でヤンス! ではまず『妹魂弾』の使い方をば……」
ガリアン「フライパンとおたまで『死者の目覚め』、寝ているベッドに飛び乗る『妹ダイブ』
お兄ちゃんの起こし方だけでも数多の技があるでヤンスなぁ」
サラリー「おお! この胸をポカポカなぐる技喰らったぜ! 『妹音撃・一気呵成の型』って名前だったのか!」
デ ブ&ガ リ「「う、うらやまスィィィん!」」
チャンプ「はずかスィィィん!」
ガリアン「おお! ラストの108番目の技、かなりムチャでヤンスね~!」
デ ブ リ 「兄を想う恋心を気弾として解き放つ、その名も『妹魂弾(シスコンダン)』……?」
252 :以下、テスト中 :2007/05/16(水) 21:40:12.30 ID:sbjzM6oo
サラリー「すごいな……、妹と書いてシスと読ませる無茶っぷりもアレだが、第一飛び道具を使う必要性がどこに……」
チャンプ「それそれ! その技だけ出来なくて諦めかけてたんだよ!」
三人「「「マジスカ?」」」
チャンプ「必殺技は男の憧れさっ! にひー」
デ ブ リ 「もう女っふ」
サラリー「まあまあ、我等のチームワークを活かして必殺技を会得させようではないか! 面白そうだし」
ガリアン「賛成でヤンス! ではまず『妹魂弾』の使い方をば……」
『恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想う気持ちを丹田にためて両の掌から発射しちゃうの』
デ ブ リ 「な、なんだっふ、この説明文?」
サラリー「我慢だ……。この本にいちいちツッコミ入れてたら閉店時間になりかねない……」
253 :以下、テスト中 :2007/05/16(水) 21:42:05.76 ID:sbjzM6oo
ガリアン「確か”丹田”って、へその下あたりでヤンスね」
チャンプ「丹田に想いを溜めてっと、──えいっ!!」
サラリー「ハッハッハ、そう簡単に必殺技を会得する事などウボァ!!(白目をむいて大の字に倒れる)」
チャンプ「やった、やったぁ! できた~! みんな出来たよ~!!」
ガリアン「おおおお、必殺技習得おめでとうでヤンス!」
デ ブ リ 「チャンプ凄いっふ! 今の一体どうやって撃ったんでふか?」
チャンプ「んー、丹田に溜めた想いの動きを矢印で現すと↓\→。最後の→と同時にパンチを放つ感じ? う~ん、自分でもまだよくわからないや」
デ ブ リ 「まるで格ゲーっふな!」
ガリアン「ってことは……」
チャンプ「?」
ガリアン「もしかして↓\→↓\→+Pだと、もっと強力な『超必殺技』になるんじゃ……」
チャンプ「(ごくり)……やってみる!」
256 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 20:44:44.88 ID:Tjuqd5ko
ひょんなことから女の子化して四ヶ月後
『アドアッー!!ズ店内3F・巨大筐体専門フロア』
サラリー「我慢だ……。この本にいちいちツッコミ入れてたら閉店時間になりかねない……」
253 :以下、テスト中 :2007/05/16(水) 21:42:05.76 ID:sbjzM6oo
ガリアン「確か”丹田”って、へその下あたりでヤンスね」
チャンプ「丹田に想いを溜めてっと、──えいっ!!」
サラリー「ハッハッハ、そう簡単に必殺技を会得する事などウボァ!!(白目をむいて大の字に倒れる)」
チャンプ「やった、やったぁ! できた~! みんな出来たよ~!!」
ガリアン「おおおお、必殺技習得おめでとうでヤンス!」
デ ブ リ 「チャンプ凄いっふ! 今の一体どうやって撃ったんでふか?」
チャンプ「んー、丹田に溜めた想いの動きを矢印で現すと↓\→。最後の→と同時にパンチを放つ感じ? う~ん、自分でもまだよくわからないや」
デ ブ リ 「まるで格ゲーっふな!」
ガリアン「ってことは……」
チャンプ「?」
ガリアン「もしかして↓\→↓\→+Pだと、もっと強力な『超必殺技』になるんじゃ……」
チャンプ「(ごくり)……やってみる!」
256 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 20:44:44.88 ID:Tjuqd5ko
ひょんなことから女の子化して四ヶ月後
『アドアッー!!ズ店内3F・巨大筐体専門フロア』
サラリー「よし、この完全防備のデ ブ リをお兄ちゃんだと仮定して超必殺技を放つんだッ!」
デ ブ リ 「どんとこいっふ!」
チャンプ「いくぞー、──えいっ! えーいっ! えいやっ!」
ガリアン「……だめでヤンス。妹魂弾のままでヤンス」
? ? ? 「(キュピーン) ──LEVEL1!」
チャンプ「あれ? 今何か聞こえなかった?」
サラリー「外人のナレーションっぽかったな。……そんなことより集中集中! デ ブ リもまだイケるだろ!?」
デ ブ リ 「問題ないっふ! どんどん打ってくるっふ! ハァハァ」
チャンプ「なーんか悪寒がするけどまあいいや。──はっ! どりゃあっ! ええいっ! お願い! 超必出ろ出ろ~!」
? ? ? 「(キュピピーン) ──LEVEL2! (ギョピピーン)──LEVEL3!!」
ガリアン「さっきからうるさいでヤンスねえ。どこのゲームのSEでヤンスか?」
チャンプ「なんだろう、今ならうまく出せる気がする。──いくぜ、俺の超必殺技! (フロアの時が一瞬静止し、辺りが暗くなる)」
三人「「「こ、これは! スーパーコ○ボ!!」」」
チャンプ「すごい……!五倍以上のエネルギーゲインだっ! (両の掌に1メートル級の気が集まり、ゆらゆらと揺らいでいる)」
デ ブ リ 「あわわわ……」
サラリー「よけろ、デ ブ リ ──ッ!!」
デ ブ リ 「あわわわ、ふがふが(巨体に似合わぬスピードで緊急回避)」
チャンプ「俺の超必殺技、パートワンッ!!」
ド ゴ ー ン ヌ
サラリー「あちゃー……」
ガリアン「カードドミネイトの筐体が地面ごと消滅したでヤンスなあ」
デ ブ リ 「こんなのよく避けられたっふ。GJ俺」
チャンプ「やりすぎちゃった。てへっ!」
サラリー「こら! 『てへっ!』で許されると思……。可愛いは正義!」
デ ブ&ガ リ「「可愛いは正義!」」
店長他その他大勢「「「「「「可愛いは正義!!」」」」」」
258 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 20:45:30.09 ID:Tjuqd5ko
未亡人「!! この技は……」
マサオ「知っているのか未亡人!?」
未亡人「ええ、あまりにも危険すぎるため、千年の間封印され続けていた裏の妹奥義……」
マサオ「まさか……!」
未亡人「察しの通りよ。妹奥義裏百八式、兄想大妹魂(ケイソウダイシスコン)ッ!!」
マサオ「……よもや、この現代に妹奥義の使い手が現れるとはな」
未亡人「恐るべきはあの少女ね。なんという内力の持ち主!」
マサオ「これからも監視の目は光らせておく必要があるようだな」
未亡人「ええ、忙しくなるわ。──色々とね」
259 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 21:49:09.58 ID:Tjuqd5ko
タイトル 【108その4】
デ ブ リ 「どんとこいっふ!」
チャンプ「いくぞー、──えいっ! えーいっ! えいやっ!」
ガリアン「……だめでヤンス。妹魂弾のままでヤンス」
? ? ? 「(キュピーン) ──LEVEL1!」
チャンプ「あれ? 今何か聞こえなかった?」
サラリー「外人のナレーションっぽかったな。……そんなことより集中集中! デ ブ リもまだイケるだろ!?」
デ ブ リ 「問題ないっふ! どんどん打ってくるっふ! ハァハァ」
チャンプ「なーんか悪寒がするけどまあいいや。──はっ! どりゃあっ! ええいっ! お願い! 超必出ろ出ろ~!」
? ? ? 「(キュピピーン) ──LEVEL2! (ギョピピーン)──LEVEL3!!」
ガリアン「さっきからうるさいでヤンスねえ。どこのゲームのSEでヤンスか?」
チャンプ「なんだろう、今ならうまく出せる気がする。──いくぜ、俺の超必殺技! (フロアの時が一瞬静止し、辺りが暗くなる)」
三人「「「こ、これは! スーパーコ○ボ!!」」」
チャンプ「すごい……!五倍以上のエネルギーゲインだっ! (両の掌に1メートル級の気が集まり、ゆらゆらと揺らいでいる)」
デ ブ リ 「あわわわ……」
サラリー「よけろ、デ ブ リ ──ッ!!」
デ ブ リ 「あわわわ、ふがふが(巨体に似合わぬスピードで緊急回避)」
チャンプ「俺の超必殺技、パートワンッ!!」
ド ゴ ー ン ヌ
サラリー「あちゃー……」
ガリアン「カードドミネイトの筐体が地面ごと消滅したでヤンスなあ」
デ ブ リ 「こんなのよく避けられたっふ。GJ俺」
チャンプ「やりすぎちゃった。てへっ!」
サラリー「こら! 『てへっ!』で許されると思……。可愛いは正義!」
デ ブ&ガ リ「「可愛いは正義!」」
店長他その他大勢「「「「「「可愛いは正義!!」」」」」」
258 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 20:45:30.09 ID:Tjuqd5ko
未亡人「!! この技は……」
マサオ「知っているのか未亡人!?」
未亡人「ええ、あまりにも危険すぎるため、千年の間封印され続けていた裏の妹奥義……」
マサオ「まさか……!」
未亡人「察しの通りよ。妹奥義裏百八式、兄想大妹魂(ケイソウダイシスコン)ッ!!」
マサオ「……よもや、この現代に妹奥義の使い手が現れるとはな」
未亡人「恐るべきはあの少女ね。なんという内力の持ち主!」
マサオ「これからも監視の目は光らせておく必要があるようだな」
未亡人「ええ、忙しくなるわ。──色々とね」
259 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 21:49:09.58 ID:Tjuqd5ko
タイトル 【108その4】
ひょんなことから女の子化して四ヶ月後
『帰り道』
『帰り道』
サラリー「いやぁ、散々だったぁ」
チャンプ「『事故』ってことで穏便に済ませてもらえたのは良かったよ」
サラリー「必殺技で壊しましたーww って言ったところで誰も信じないだろうしな!」
チャンプ「これからはTPOをわきまえて超必使うよ!」
サラリー「い、いや、もう二度と使ってくれるな……」
チャンプ「ぶー!」
サラリー「それよりさ、チャンプって一人っ子だろ。覚えた妹技を誰に使うんだ?」
チャンプ「え、それは……」
サラリー「『妹音撃・一気呵成の型』も『妹魂弾』も俺に使ったってことは……」
チャンプ「ち、違うよ! それはサラリーを練習台にしただけだもん!」
サラリー「またまた~^^」
チャンプ「サラリーなんてモルモット。そう、モルモット部隊だよ!」
サラリー「青運命かよwwww でもま、そういう事にしておこうかな~^^」
チャンプ「なんだかすっごい敗北感……」
サラリー「ウッシッシ。そんな顔するなってww」
チャンプ「はぁ~っ、サラリーといると白髪が生えてきそう……」
260 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 21:49:26.64 ID:Tjuqd5ko
サラリー「何? それはいかん! 手をつなごう!」
チャンプ「ちょwwww 脈絡なさすぎwwwwww」
サラリー「ええいっ、脈絡なんてどうでもいいんじゃあ! 手をつなぎたくなったからつなぎたいんじゃあ!」
チャンプ「サラリー、キミはだだっ子か……。まあいいよ、はい(白い手を差し出す)」
サラリー「(優しく握り返す)……ひんやりしてる」
チャンプ「ああ、それ低血圧のせい。女になってからの悩みのひとつだよ」
サラリー「女をやるってのも色々と大変なんだな」
チャンプ「大丈夫! 四ヶ月あれば馴れちゃいます。サラリーも一度女やってみなって!」
サラリー「俺が女になったところで、チャンプほど可愛くなるとは思えんよ」
チャンプ「………………」
サラリー「な、何でいきなり黙るかな~」
チャンプ「──ねえ、サラリー、こうして手をつないで歩いてるとさ」
サラリー「ああ(この台詞って、まさか……)」
261 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 21:51:27.46 ID:Tjuqd5ko
チャンプ「今度は援交か誘拐犯なんかじゃなくて、普通のカップルに見えるよね……?」
サラリー「あ、ああ」
チャンプ「なら普通のカップルらしく、キス、しよっか……(そう言って大きな石の上に乗る)」
サラリー「ああ……」
チャンプ「お願い、目を閉じて……」
サラリー「ああ、わかった」
チャンプ「じゃあ……」
パシャッ
サラリー「フラッシュがっ! うおっまぶしっ!」
チャンプ「へへっ! サラリーのキス顔いただきました~」
サラリー「くぬやろっ! どこいきやがったぁ!! 目が、目がぁ!」
チャンプ「本を見せびらかした罰だっ! さ ぁ 反 省 す る が い い !」
サラリー「むむむ! いつかぶっ飛ばす!」
チャンプ「なにがむむむだ! ガリアンに、……送~信っと♪」
サラリー「あ、アア、だメだ俺の人格ガ崩壊するヲれのじんカくガほうカいすルほウかイ──」
チャンプ「にひひひ! じゃあまったねーん♪」
チャンプ「『事故』ってことで穏便に済ませてもらえたのは良かったよ」
サラリー「必殺技で壊しましたーww って言ったところで誰も信じないだろうしな!」
チャンプ「これからはTPOをわきまえて超必使うよ!」
サラリー「い、いや、もう二度と使ってくれるな……」
チャンプ「ぶー!」
サラリー「それよりさ、チャンプって一人っ子だろ。覚えた妹技を誰に使うんだ?」
チャンプ「え、それは……」
サラリー「『妹音撃・一気呵成の型』も『妹魂弾』も俺に使ったってことは……」
チャンプ「ち、違うよ! それはサラリーを練習台にしただけだもん!」
サラリー「またまた~^^」
チャンプ「サラリーなんてモルモット。そう、モルモット部隊だよ!」
サラリー「青運命かよwwww でもま、そういう事にしておこうかな~^^」
チャンプ「なんだかすっごい敗北感……」
サラリー「ウッシッシ。そんな顔するなってww」
チャンプ「はぁ~っ、サラリーといると白髪が生えてきそう……」
260 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 21:49:26.64 ID:Tjuqd5ko
サラリー「何? それはいかん! 手をつなごう!」
チャンプ「ちょwwww 脈絡なさすぎwwwwww」
サラリー「ええいっ、脈絡なんてどうでもいいんじゃあ! 手をつなぎたくなったからつなぎたいんじゃあ!」
チャンプ「サラリー、キミはだだっ子か……。まあいいよ、はい(白い手を差し出す)」
サラリー「(優しく握り返す)……ひんやりしてる」
チャンプ「ああ、それ低血圧のせい。女になってからの悩みのひとつだよ」
サラリー「女をやるってのも色々と大変なんだな」
チャンプ「大丈夫! 四ヶ月あれば馴れちゃいます。サラリーも一度女やってみなって!」
サラリー「俺が女になったところで、チャンプほど可愛くなるとは思えんよ」
チャンプ「………………」
サラリー「な、何でいきなり黙るかな~」
チャンプ「──ねえ、サラリー、こうして手をつないで歩いてるとさ」
サラリー「ああ(この台詞って、まさか……)」
261 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 21:51:27.46 ID:Tjuqd5ko
チャンプ「今度は援交か誘拐犯なんかじゃなくて、普通のカップルに見えるよね……?」
サラリー「あ、ああ」
チャンプ「なら普通のカップルらしく、キス、しよっか……(そう言って大きな石の上に乗る)」
サラリー「ああ……」
チャンプ「お願い、目を閉じて……」
サラリー「ああ、わかった」
チャンプ「じゃあ……」
パシャッ
サラリー「フラッシュがっ! うおっまぶしっ!」
チャンプ「へへっ! サラリーのキス顔いただきました~」
サラリー「くぬやろっ! どこいきやがったぁ!! 目が、目がぁ!」
チャンプ「本を見せびらかした罰だっ! さ ぁ 反 省 す る が い い !」
サラリー「むむむ! いつかぶっ飛ばす!」
チャンプ「なにがむむむだ! ガリアンに、……送~信っと♪」
サラリー「あ、アア、だメだ俺の人格ガ崩壊するヲれのじんカくガほうカいすルほウかイ──」
チャンプ「にひひひ! じゃあまったねーん♪」
サラリー(くうぁぁぁっ、我が人生最大の不覚! でもキスをねだるチャンプは可愛かった…… 可愛いは正義!!)