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風見幽香と博麗霊夢の恋花de夢想
マリアリシリーズ第2弾(外伝です)幽香の画像をいっぱい描いてる人から、画像を借り受けたので、これを作った。華道の知識は、師範免許を持つ人が、身近にいたので聞いた。
幽香が博麗神社に遊びに行って、想いを告げる、というお話。甘味控えめだが、口直しに塩辛を2つ投入。
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風見 幽香と
博麗 霊夢の
恋花de夢想
メディ:あれ、幽香?
どこかにお出かけ?
幽香:ええ、と~ても素敵なところへ、ね
幽香:
なぜ、そう思ったのかしら?
メディ:幽香がとても幸せそうな表情を見せていたから
幽香:ええ、そうね
幽香:
あの子に会えると思うだけで、
幽香:ゾクゾクしちゃうわ☆
幽香:ハ~イッ、霊夢!
幽香:生きてる?
霊夢:あっ、ゆうかりん
霊夢:
で、何その生きてるって・・・
幽香:ふふっ、
な~んでも、無いわ☆
幽香:ただ、また私を心配させるようなことを、していなかってだけ
幽香:たとえば、貴方が今持っている刃物で、危険なオアソビをしていないか、とか
霊夢:これ?
霊夢:枝や葉を掃うのに、使っていただけよ
幽香:生け花?
霊夢:居間に飾ろうと思ってね
幽香:水仙を飾るのね
霊夢:
主は水仙にしようと思ってね
霊夢:水仙は、花より葉が高い方が見栄えがいいの
霊夢:けど、ほら、水仙の根元は白くなってるでしょう
霊夢:そこを残すために、茎は中央をカットして、針金で留めるの
霊夢:その主の周りに副を配置するの、主の大体1/3程度の長さに切ってね
霊夢:ね?
今、刃物はとても大事なの
幽香:そうやって、鑑賞のために草花を「殺して」しまうのね?
幽香:フラワーマスターたる、私としては、あまり気持ちのいい見世物じゃあないわね
霊夢:違うわよ
霊夢:こうやって、
草花を「活かして」いるの
霊夢:枝振りを観れば、この子達の生き死にが理解出来るはずよ
幽香:私の立場は、それを「観る」位置にはないのよ
幽香:花は半開を観、酒は微酔に飲む、此の中にこそ佳趣はあるわよ
霊夢:けど、華道とは、そこに小さな日本庭園を造る事。同じことじゃない。
霊夢:観て、それをツマミに飲んで、それだけで十分
幽香:
そうね、それも一理あるかも
幽香:ねえ、霊夢。もし飲むんだったら、私も混ぜて~
霊夢:ケッ!
幽香:
なっ!なによその「ケッ!」て!
霊夢:偉そーなこと言って、結局飲むのが目的?
幽香:ちっ、違うわよ
幽香:
今日は、霊夢に会いに来たのよ
幽香:ただ、こう、
幽香:話の取っ掛かりが見えなくて、お花の話になっちゃっただけよ
霊夢:
私に会いに来てくれたの~☆
幽香:れっ、霊夢・・・
霊夢:話の取っ掛かりとか気にしないで、一気にズバッといっちゃえばいいのよ
幽香:では、ズバッと
(脱ぎっ☆)
霊夢:ええいっ!
それは極端過ぎだー!
霊夢:夢想封印っ!
塩辛1
風雅におけるもの
造化にしたがいて四時を友とす
見る処花にあらずという事なし
おもう所月にあらずという事なし
「笈の小文」
幽香:けど、こうして見ていると、巫女の仕事って、大して無いように見えるわね
霊夢:そんなこと無いわよ
霊夢:お掃除したり、お茶を飲んだり、変なのの相手をしたり
霊夢:賽銭箱を覗いたりして、忙しいわよ
幽香:大したことしてないじゃない
幽香:私がやってもいいくらいね
霊夢:けっこーです!
幽香:じゃあ、メイドでもやりましょうか?
幽香:
お帰りなさい、ご主人様☆
霊夢:神社にメイドはいらないわよ
霊夢:というか、時々くるのがいるし
幽香:霊夢は遊び心が無いな~
霊夢:一体何がしたいのよ?
幽香:霊夢は憶えているかしら?
幽香:
貴方と会った、あの雨の日のこと
霊夢:弾幕ゴッコをした日?
幽香:ええ、そうよ~
幽香:あの日も私は、笑顔だったでしょう?
幽香:けどね~、
幽香:本当は泣いてたの
幽香:妖怪だから涙は無かったわ
幽香:だから、人の言う「泣き」とは違うかもしれないけど、
幽香:けど、泣いていた
幽香:理由は、大したことじゃあ無かったわ
幽香:少なくとも「人」にとっては、どうでもいいこと
幽香:けど、誰かに分かってほしかった・・・
幽香:そこに、博麗の巫女がやってきて、
幽香:「何をイジケてるんだ!」と言わんばかりに、叩きのめしてくれた
幽香:うれしかったわ
霊夢:ふわぁぁ、ぅうんっ
霊夢:で?
幽香:ちょっと!
人が真剣に話してるのに
何、その態度!?
幽香:霊夢らしいといえば、らしい態度なんだけどね
幽香:まあ、そんなところも含めて、その日以来、惚れちゃった訳だよ
霊夢:幽香・・・
霊夢:私は、
どうすればいいのかしら?
幽香:今度は私が、貴方の心を揺れ動かしたい
霊夢:くすっ☆
それはもう出来ているわよ
霊夢:私の心を、もっと犯して見せなさい、大妖怪さん☆
幽香:ええ
幽香:もっともっと、侵食してあげるわ
幽香:博麗の巫女様☆
塩辛2
その目は赤かがちの如くして、
身一つに八頭八尾あり
またその身に苔と檜椙と生い
その長は峪八谷峡八尾に亘りて
その腹を見れば悉に常に血爛れつ
霊夢:まあ、飲め
幽香:頂くわ
(ぅんん、ごきゅっ、うぅんく、ぐきゅっ、ふわぁ)
幽香:
口移しで、飲ませて欲しいな☆
霊夢:なに寝言、言ってんの?
幽香:やっぱり、手厳しいわ~
霊夢:寝言を言うんだったら、寝なさいよ
霊夢;寝るためにも、さあ、もっと飲め
幽香:そんなに酔わせてどうするつもり~?
幽香:というか、どうにかして~
霊夢:幽香・・・
霊夢:眠りたいの?
幽香:貴方の腕の中で、安らぎたいのよ
霊夢:私の腕は、細いわよ
幽香:私には、
それで十分なんだわ
霊夢:う~~ん
霊夢:それじゃあ、
霊夢:全身で包み込んであげましょう
幽香:れっ、霊夢・・・
霊夢:ん?なあに?
幽香:ありがとう☆
最終更新:2019年08月10日 18:56