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風見幽香と博麗霊夢の恋花de夢想書き起こし

27.

  • sm2165105

  • 2008年01月28日 23:39 投稿

風見幽香と博麗霊夢の恋花de夢想



  • マイリスコメント:
マリアリシリーズ第2弾(外伝です)幽香の画像をいっぱい描いてる人から、画像を借り受けたので、これを作った。華道の知識は、師範免許を持つ人が、身近にいたので聞いた。


  • 投稿者コメント:
幽香が博麗神社に遊びに行って、想いを告げる、というお話。甘味控えめだが、口直しに塩辛を2つ投入。


  • タグロック:ゲーム・東方(カテゴリ)・作者は健常者シリーズ



 風見 幽香と

 博麗 霊夢の

 恋花de夢想

メディ:あれ、幽香?
どこかにお出かけ?

幽香:ええ、と~ても素敵なところへ、ね

幽香:
なぜ、そう思ったのかしら?

メディ:幽香がとても幸せそうな表情を見せていたから

幽香:ええ、そうね

幽香:
あの子に会えると思うだけで、

幽香:ゾクゾクしちゃうわ☆

幽香:ハ~イッ、霊夢!

幽香:生きてる?

霊夢:あっ、ゆうかりん

霊夢:
で、何その生きてるって・・・

幽香:ふふっ、
な~んでも、無いわ☆

幽香:ただ、また私を心配させるようなことを、していなかってだけ

幽香:たとえば、貴方が今持っている刃物で、危険なオアソビをしていないか、とか

霊夢:これ?

霊夢:枝や葉を掃うのに、使っていただけよ

幽香:生け花?

霊夢:居間に飾ろうと思ってね

幽香:水仙を飾るのね

霊夢:
主は水仙にしようと思ってね

霊夢:水仙は、花より葉が高い方が見栄えがいいの

霊夢:けど、ほら、水仙の根元は白くなってるでしょう

霊夢:そこを残すために、茎は中央をカットして、針金で留めるの

霊夢:その主の周りに副を配置するの、主の大体1/3程度の長さに切ってね

霊夢:ね?
今、刃物はとても大事なの

幽香:そうやって、鑑賞のために草花を「殺して」しまうのね?

幽香:フラワーマスターたる、私としては、あまり気持ちのいい見世物じゃあないわね

霊夢:違うわよ

霊夢:こうやって、
草花を「活かして」いるの

霊夢:枝振りを観れば、この子達の生き死にが理解出来るはずよ

幽香:私の立場は、それを「観る」位置にはないのよ

幽香:花は半開を観、酒は微酔に飲む、此の中にこそ佳趣はあるわよ

霊夢:けど、華道とは、そこに小さな日本庭園を造る事。同じことじゃない。

霊夢:観て、それをツマミに飲んで、それだけで十分

幽香:
そうね、それも一理あるかも

幽香:ねえ、霊夢。もし飲むんだったら、私も混ぜて~

霊夢:ケッ!

幽香:
なっ!なによその「ケッ!」て!

霊夢:偉そーなこと言って、結局飲むのが目的?

幽香:ちっ、違うわよ

幽香:
今日は、霊夢に会いに来たのよ

幽香:ただ、こう、

幽香:話の取っ掛かりが見えなくて、お花の話になっちゃっただけよ

霊夢:
私に会いに来てくれたの~☆

幽香:れっ、霊夢・・・

霊夢:話の取っ掛かりとか気にしないで、一気にズバッといっちゃえばいいのよ

幽香:では、ズバッと
(脱ぎっ☆)

霊夢:ええいっ!
それは極端過ぎだー!

霊夢:夢想封印っ!

 塩辛1

 風雅におけるもの

 造化にしたがいて四時を友とす

 見る処花にあらずという事なし

 おもう所月にあらずという事なし

 「笈の小文」

幽香:けど、こうして見ていると、巫女の仕事って、大して無いように見えるわね

霊夢:そんなこと無いわよ

霊夢:お掃除したり、お茶を飲んだり、変なのの相手をしたり

霊夢:賽銭箱を覗いたりして、忙しいわよ

幽香:大したことしてないじゃない

幽香:私がやってもいいくらいね

霊夢:けっこーです!

幽香:じゃあ、メイドでもやりましょうか?

幽香:
お帰りなさい、ご主人様☆

霊夢:神社にメイドはいらないわよ

霊夢:というか、時々くるのがいるし

幽香:霊夢は遊び心が無いな~

霊夢:一体何がしたいのよ?

幽香:霊夢は憶えているかしら?

幽香:
貴方と会った、あの雨の日のこと

霊夢:弾幕ゴッコをした日?

幽香:ええ、そうよ~

幽香:あの日も私は、笑顔だったでしょう?

幽香:けどね~、

幽香:本当は泣いてたの

幽香:妖怪だから涙は無かったわ

幽香:だから、人の言う「泣き」とは違うかもしれないけど、

幽香:けど、泣いていた

幽香:理由は、大したことじゃあ無かったわ

幽香:少なくとも「人」にとっては、どうでもいいこと

幽香:けど、誰かに分かってほしかった・・・

幽香:そこに、博麗の巫女がやってきて、

幽香:「何をイジケてるんだ!」と言わんばかりに、叩きのめしてくれた

幽香:うれしかったわ

霊夢:ふわぁぁ、ぅうんっ

霊夢:で?

幽香:ちょっと!
人が真剣に話してるのに
何、その態度!?

幽香:霊夢らしいといえば、らしい態度なんだけどね

幽香:まあ、そんなところも含めて、その日以来、惚れちゃった訳だよ

霊夢:幽香・・・

霊夢:私は、
どうすればいいのかしら?

幽香:今度は私が、貴方の心を揺れ動かしたい

霊夢:くすっ☆
それはもう出来ているわよ

霊夢:私の心を、もっと犯して見せなさい、大妖怪さん☆

幽香:ええ

幽香:もっともっと、侵食してあげるわ

幽香:博麗の巫女様☆

 塩辛2

 その目は赤かがちの如くして、

 身一つに八頭八尾あり

 またその身に苔と檜椙と生い

 その長は峪八谷峡八尾に亘りて

 その腹を見れば悉に常に血爛れつ

霊夢:まあ、飲め

幽香:頂くわ
(ぅんん、ごきゅっ、うぅんく、ぐきゅっ、ふわぁ)

幽香:
口移しで、飲ませて欲しいな☆

霊夢:なに寝言、言ってんの?

幽香:やっぱり、手厳しいわ~

霊夢:寝言を言うんだったら、寝なさいよ

霊夢;寝るためにも、さあ、もっと飲め

幽香:そんなに酔わせてどうするつもり~?

幽香:というか、どうにかして~

霊夢:幽香・・・

霊夢:眠りたいの?

幽香:貴方の腕の中で、安らぎたいのよ

霊夢:私の腕は、細いわよ

幽香:私には、
それで十分なんだわ

霊夢:う~~ん

霊夢:それじゃあ、

霊夢:全身で包み込んであげましょう

幽香:れっ、霊夢・・・

霊夢:ん?なあに?

幽香:ありがとう☆



最終更新:2019年08月10日 18:56
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