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💻 ISPF 画面3「Utility Selection Panel」完全マニュアル

この画面は、メインフレームでファイル操作を行うための「便利ツールが詰まった工具箱」です。ファイルの作成、コピー、検索、削除など、普段やりたい操作はすべてここに集まっています。

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 Menu  Help                                                                     
------------------------------------------------------------------------------ 
                            Utility Selection Panel                             
 Option ===>                                                                    
                                                                     More:     + 
 1  Library     Compress or print data set.  Print index listing.  Print,       
                  rename, delete, browse, edit or view members                  
 2  Data Set    Allocate, rename, delete, catalog, uncatalog, or display       
                  information of an entire data set                             
 3  Move/Copy   Move, or copy members or data sets                              
 4  Dslist      Print or display (to process) list of data set names.           
                  Print or display VTOC information                             
 5  Reset       Reset statistics for members of ISPF library                    
 6  Hardcopy    Initiate hardcopy output                                        
 8  Outlist     Display, delete, or print held job output                       
 9  Commands    Create/change an application command table                      
 11 Format      Format definition for formatted data Edit/Browse                
 12 SuperC      Compare data sets                               (Standard Dialog) 
 13 SuperCE     Compare data sets Extended                      (Extended Dialog) 
 14 Search-For  Search data sets for strings of data          (Standard Dialog) 
 15 Search-ForE Search data sets for strings of data Extended (Extended Dialog) 
 16 Tables      ISPF Table Utility                                              
  F1=Help      F2=Split     F3=Exit      F7=Backward  F8=Forward   F9=Swap      
 F10=Actions  F12=Cancel                                                        
copy

🔰 知っておきたい基本用語

メインフレームの世界では、言葉が少し特殊です。以下の2つだけ頭に置いておくと、この先の説明がスッと理解できるようになります。

  • データセット(Data Set) メインフレームにおける「ファイル」のことです。

  • メンバー(Member) 「フォルダ(PDSという種類のデータセット)」の中に入っている、1つ1つのプログラムやテキストファイルのことです。

🛠 各メニュー(1〜16)の全解説

「Option ===>」の場所に数字を入力してEnterを押すと、それぞれの画面に進みます。

1 Library(ライブラリ)

フォルダ(PDS)の中身を管理する場所です。 フォルダ内にあるメンバーの一覧を見たり、名前変更(Rename)、削除(Delete)ができます。また、データの追加・削除を繰り返して隙間だらけになったフォルダを整理して、容量を詰める「コンプレス(Compress)」という大切な作業もここで行います。

2 Data Set(データセット)

ファイル(データセット)という「器」そのものを新しく作ったり処分したりする場所です。 新規作成(Allocate)、削除(Delete)、名前変更(Rename)を行います。また、そのファイルがどれくらいの大きさで作られているかといった「属性(情報)」を調べる際にも使います。

3 Move/Copy(ムーブ/コピー)

データの引っ越しや複製を行う場所です。 ファイルを丸ごと、あるいはフォルダの中にある特定のメンバーだけを選んで、別の場所へコピーしたり移動(Move)させたりします。

4 Dslist(データセットリスト) ✨実務で一番使う最強画面✨

ファイル名の一部を入力して、当てはまるファイルをズラリと一覧表示(検索)する場所です。 表示された一覧画面から、直接「E」と打てば編集、「B」なら閲覧、「D」なら削除ができるため、わざわざメニュー1、2、3を開かなくても、この「4」の画面だけで普段の業務のほとんどが完結します。

5 Reset(リセット)

ファイルに付いている「おまけ情報」を書き換える場所です。 プログラムをいつ誰が修正したか、今何行あるか、といった「統計情報(ISPF stats)」をリセットしたり、新しく付け直したりします。

6 Hardcopy(ハードコピー)

ファイルの中身を紙に印刷するための準備をする場所です。 プリンタへデータを送るための、印刷待ちデータ(スプール)を出力します。

8 Outlist(アウトリスト)

裏で流した処理の「結果」を確認する場所です。 自分が実行したジョブ(JCLなど)がエラーなく動いたかどうか、実行ログの画面を閲覧したり、見終わったログを削除したりします。

9 Commands(コマンド)

システム独自のショートカットキーなどを設定する場所です。 アプリケーション専用のコマンドテーブル(操作の割り当て表)を作成・変更します。一般的な開発業務で初心者が触ることはほぼありません。

11 Format(フォーマット)

画面にデータを綺麗に並べるための「型紙(レイアウト)」を作る場所です。 複雑なデータを見やすく表示するための定義を行います。これも特殊な業務以外では使いません。

12 SuperC / 13 SuperCE(スーパーシー)

2つのファイルを重ね合わせて「間違い探し」をするツールです(末尾のEは、より細かく条件を設定できる拡張版です)。 新旧のプログラムファイルを比較して、「どこが書き換わったか(差分)」を自動でパッと洗い出してくれます。修正漏れのチェックにとても便利です。

14 Search-For / 15 Search-ForE(サーチフォー)

ファイルの中身を一括検索する「超強力な虫メガネ」です(末尾のEは拡張版)。 たくさんのファイルの中から、「特定のプログラム名」や「エラーコード」という文字列が使われている行を、芋づる式にまとめて探し出してくれます。

16 Tables(テーブル)

ISPFシステムが内部で使っているテーブル(表データ)を操作する場所です。 システムの管理や、高度な画面開発をする人が使う場所なので、普段の業務で触ることはありません。

💡 明日から使える操作のコツ

  • 画面のスクロール 画面の右上に「More: +」とあります。これは「下にスクロールできるよ」というサインです。キーボードの F8キー(Forward) で下へ、F7キー(Backward) で上へスクロールできます。

  • 迷子になったら どの画面でも、キーボードの F3キー(Exit) をポンポンと押していけば、いつでもこの安心のトップメニューに戻ってこられます。

まずは一番使用頻度の高い 「4」 を入力してEnterを押し、自分のデータセットを検索してみることから始めてみてくださいね!

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最終更新:2026年09月19日 14:56