デッキ概要
17/3/25の新マスタールールにより現在では構築不可能である。以下はマスタールール3での概要。
XYZ型派生のP型、イグナイトの自爆サーチとP召喚により大量展開を行い制圧することを狙う
デッキ。他のペンデュラムと比べイグナイトモンスターでベアトリーチェを召喚しやすい。IFはシンクロテーマであったはずがDDとは違って意図されずにまさかの四重召喚デッキになってしまった。
XYZ型と比べP召喚によりデーモンをSSしやすくなり、手札事故が起きてもイグナイトPモンスターでビートダウンあるいは壁モンスターとして相手ターンを凌ぐといったメリットが有る。反面P型であるため、P召喚時に《神の宣告》等による召喚無効、《幽鬼うさぎ》にPゾーンを破壊される、《魔封じの芳香》になすすべもなくやられる、フィールドの
カード数が多いため《ヴェルズ・ビュート》で壊滅と言った弱点も増える点に注意が必要である。
構築
+
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... |
+
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メインモンスター |
イグナイトのPモンスターは炎属性戦士族スケール幅2,7であり、Pゾーンのイグナイトカードを2枚破壊することで炎属性戦士族モンスターを1枚デッキ・墓地から手札に加える共通P効果を持っている。
もっぱら採用されるのは
☆6の《イグナイト・キャリバー》《イグナイト・ウージー》でランク6のベアトリーチェをX召喚し、墓地肥やしを行なう。
☆4の《イグナイト・マスケット》《イグナイト・ドラグノフ》でランク4モンスターをX召喚し、除去・展開補助・制圧補助を行なう。
場合によっては
☆3の《イグナイト・イーグル》《イグナイト・マグナム》が除外ギミックの利用やランク3を重視する、あるいは手札のイグナイト率を高めるといった理由で採用されることがある。
☆5のイグナイト2種は上級である点やランク5に採用たるモンスターがほぼいないため優先度が低く、非P最上級であるイグナイト2種は一切採用しない。
相性のいいモンスターは
《トリック・デーモン》:《インフェルニティ・デーモン》や《エキセントリック・デーモン》をサーチする。
《エキセントリック・デーモン》:《トリック・デーモン》からのサーチが効き、スケール要因、サイクロンの代わりと言った理由で採用される。また《M・HEROダークロウ》や《ナチュル・エクストリオ》の解決札にもなる。
《終末の騎士》:P召喚がSS扱いのため召喚権を使わず墓地肥やしを行なうことに期待ができる。
またXYZ型の派生であるHERO出張セット《E・HERO エアーマン》《E・HERO シャドーミスト》《E・HERO バブルマン》《D-HERO ディアボリックガイ》。SDIFの《ゾンビキャリア》やそれを墓地に送る《ユニゾンビ》。射手ワンキルを狙う《アマゾネスの射手》等が採用されることがある。
イグナイトが炎戦士族をサーチ可能である点を利用して《復讐の女戦士ローズ》をサーチ可能なチューナーとして採用する場合がある他、《E・HEROブレイズマン》をサーチし、融合召喚につなげることがあったが、現在では《旧神ノーデン》が禁止であったりEX枠が足りないためほとんど採用されない。
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+
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魔法 |
魔法は
イグナイトが通常モンスター扱いであるため《苦渋の決断》1~3枚、《召喚士のスキル》を3枚採用できる。
《増援》《おろかな埋葬》《インフェルニティガン》は必須カードである。
リベミラを採用する場合は《ワン・フォー・ワン》。HERO出張セットを入れる場合は《E-エマージェンシーコール》《ヒーローアライブ》など。《E・HEROブレイズマン》を採用する場合は《融合》《置換融合》が採用される。
またイグナイトがPモンスターであるため、《死者蘇生》や《ソウル・チャージ》などの蘇生札が採用しづらくなっている。
イグナイト専用カードの《イグニッションP》や《イグナイト・ユナイト》は優先度が低い。
P型であるため手札交換カードとして《イグナイト・リロード》が採用可能である。
その他汎用手札交換として《手札抹殺》《手札断殺》《成金ゴブリン》《チキンレース》《暗黒界の取引》《墓穴の道連れ》《打ち出の小槌》等自分にあったものを選ぶといいだろう。
伏せ除去は《サイクロン》よりも《ツインツイスター》《ハーピィの羽根帚》など替わりのものを使用するといい。《ブラックホール》《月の書》《闇の護封剣》等のモンスター除去札は環境等の状況によって投入するといいだろう。
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+
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罠 |
罠はP型であるため罠自体が初手事故札になりやすく、バランス調整が難しい。
《インフェルニティ・ブレイク》と 《インフェルニティ・バリア》を足して2~4枚ほど。
《フレシアの蠱惑魔》を採用する場合は《奈落の落とし穴》《蠱惑の落とし穴》等の「落とし穴」カードが採用される。
汎用枠として神シリーズ、《虚無空間》《次元障壁》など。
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+
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エクストラ |
その他イグナイトがP型である点から《涅槃の超魔導剣士》が選択肢に上がることがあるが墓地のガンを回収する場合は、Ωによって似たことができ、ソルチャの場合はライフコストが足りない、あるいはフィールドが埋まっているため大して生かせないため、ネタの域を出ない。涅槃を採用する場合は☆2チューナーを採用することになる。
融合は
効果使用後のXYZモンスターとネクロをコピーしたアイドラかΩで特殊召喚される 《旧神ヌトス》。
簡易融合でSS可能な☆5以下の融合モンスターはノーデンが禁止、チェイン禁止のため素材を出したところでコンボに繋げることができないため、またEX枠が無いため採用を見送られることがほとんどである。
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初手で考えるべき事
SDIF寄りの構築をするかリベミラを使用するかで展開ルートとEXが大幅に変わるがデーモンを墓地とフィールドで反復横跳びさせるということに変わりはない。ある意味ポーカーじみているが最大展開できる手札を覚えしっかりと展開ルートを覚える必要がある。
手札事故が起きた場合でも次の自分のターンから最大展開できる準備、あるいは小規模展開でデーモンとバリアがフィールドにある状況、
トリック・デーモン伏せエンド等がある。
基本展開
必要手札4枚からの展開が基本となる。以下例
※NS(通常召喚)、SS(特殊召喚)、EF(効果発動)Xyz(エクシーズ召喚)、P(ペンデュラム)、PSS(ペンデュラム召喚)、帰還(除外からフィールドに特殊召喚される事。非公式用語)
+
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☆6イグナイト2枚+イグナイト1枚+デーモン1枚(ネクロマンサー1枚) |
☆6イグナイト2枚を破壊しスケールをサーチし、Pスケールをセティング(ルール上は魔法発動)
☆6イグナイト2枚+デーモンPSS、デーモンEFでネクロをサーチする
ベアトリーチェをXyz、EFリベンジャーを墓地、ネクロをNS
ネクロEFリベSS、アイドラをシンクロEFネクロを除外EFデーモンSS、デーモンBサーチ
(Xyzモンスター+シンクロモンスター この形がリベミラを使う基本形)
手札 |
デーモンB |
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場 |
ベアト |
アイドラ |
デーモン |
墓地 |
リベ |
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除外 |
ネクロ |
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ベアトとアイドラを墓地に送ってヌトスを融合(正確には特殊召喚、融合召喚ではない)
ヌトスEFデーモンBSS(ここでヴェーラーが怖い)、デーモンEFガンサーチ発動
場 |
ヌトス |
デーモンA |
デーモンB |
魔罠 |
ガン |
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墓地 |
リベ |
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除外 |
ネクロ |
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3体でXyzアマテラスEFX素材のヌトスを外してネクロ帰還、ヌトスEfアマテラス破壊
ネクロEFデーモンSSEFネクロBサーチ、ガンEFネクロB墓地(ここで幽鬼うさぎが怖い)
場 |
ネクロ |
デーモン |
|
魔罠 |
ガン |
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墓地 |
リベ |
デーモン |
ネクロ |
ガンEFリベネクロSS、ネクロEFデーモンBSSEFミラーサーチ
手札 |
ミラー |
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場 |
デーモンA |
デーモンB |
ネクロA |
ネクロB |
リベ |
エンシェントフェアリードラゴン(以降 鰻)をシンクロし、鰻EfミラーSS
(ここまで墓地肥やし、以降布陣を整えていく形になる。また射手型の場合はここからΩループへ移行する。)
+
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A 制圧例 |
A 制圧例
ミラーEFリベネクロSS、シンクロクリスタルウィングシンクロドラゴン(以後 クリスタル)、
ネクロEFリベSS、シンクロアイドラBEFミラー除外
場 |
クリスタル |
アイドラ |
デーモン |
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墓地 |
デーモン |
ネクロA |
ネクロB |
リベ |
除外 |
ミラー |
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アイドラEFネクロABSSEFデーモンBSSEfバリアサーチセット、Xyzダイヤウルフ(以降ウルフ)
ネクロBEFリベSS、Xyzリヴァイエール(以降リヴァイ)EFミラー帰還
場 |
クリスタル |
ウルフ |
リヴァイ |
リベ |
ミラー |
魔罠 |
バリア |
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墓地 |
ネクロ |
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ウルフEFリヴァイ破壊、ミラーEFネクロABSSEfデーモンSSEFバリアサーチセット
場 |
クリスタル |
デーモン |
ネクロA |
ネクロB |
リベ |
魔罠 |
バリア |
バリア |
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墓地 |
デーモン |
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シンクロオガドラ、ネクロEFデーモンSSEFブレイクサーチセット
結果
手札 |
満足 |
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場 |
クリスタル |
オガドラ |
デーモン |
ネクロ |
魔罠 |
バリア |
バリア |
ブレイク |
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墓地 |
デーモン |
ネクロ |
リベ |
ミラー |
EX ヌトス ベアト アマテラス ウルフ リヴァイ アイドラAB オガドラ クリスタル 鰻 残り5枚
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+
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B 射手型Ωループ |
B 射手型Ωループ
Xyzウルフ、ミラーEfネクロABSSEFリベSSシンクロΩ
場 |
ウルフ |
Ω |
ネクロA使用済み |
ネクロB |
墓地 |
リベ |
ミラー |
ガン |
|
ウルフEFΩ破壊、墓地のΩEFΩとガンをデッキに戻す、ネクロBEFデーモンSSEFガンサーチ発動
場 |
デーモン |
ネクロA |
ネクロB |
魔罠 |
ガン |
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墓地 |
デーモン |
リベ |
ミラー |
Xyzインヴォーカー(以降 インヴォ)EFアマゾネスの射手SS(以降射手)EFインヴォとデーモンをリリース1回めのバーン(1200)
ガンEFネクロABSSEFリベSS、ネクロBEfデーモンSS(魔法罠のサーチは可能)シンクロアイドラBEFミラー除外
場 |
射手 |
アイドラ |
ネクロ |
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墓地 |
デーモンA |
デーモンB |
ネクロ |
リベ |
ガン |
除外 |
ミラー |
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アイドラEFリベネクロBSSEFデーモンSSEFビショップサーチ、シンクロアクセルシンクロン(以降アクセロン)
ビショップSS、XyzリヴァイEFミラー帰還
場 |
射手 |
リヴァイ |
アクセロン |
ビショップ |
ミラー |
墓地 |
デーモンA |
デーモンB |
ネクロ |
リベ |
ガン |
射手Efリヴァイビショップリリース2回めのバーン(2400)ミラーEFネクロABSSEFリベSSシンクロΩ
ネクロBEFデーモンSS(魔法罠のサーチは可能)シンクロアイドラCEfミラー除外
場 |
射手 |
Ω |
アイドラ |
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墓地 |
デーモンA |
デーモンB |
ネクロA |
ネクロB |
リベ |
ガン |
除外 |
ミラー |
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アイドラCEFネクロABSSEFリベSS
Ωループ初め(以降必要ない墓地のカード表記は省く)
場 |
射手 |
Ω |
ネクロA使用済み |
ネクロB |
リベ |
墓地 |
デーモン |
ガン |
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射手EFΩネクロAリリースバーンΩEFガンとΩをデッキに戻す
ネクロBEFデーモンSSEFガンサーチ発動、シンクロΩ
場 |
射手 |
Ω |
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魔罠 |
ガン |
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墓地 |
デーモン |
ネクロA |
ネクロB |
リベ |
ガンEFネクロABSSEFリベSS
ループ始めに戻る
EX ヌトス ベアト アマテラス ウルフ リヴァイ インヴォ アイドラABC Ω 鰻 アクセロン 残り3
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現在では不可能な過去の展開例
+
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スケール2,7イグナイト+☆4+デーモン |
スケール2,7イグナイト+☆4+デーモン
イグナイト2枚をPセット、☆4とデーモンをPSSEfネクロサーチ、イグナイトEFブレイズマンサーチNSEF融合サーチセット
手札 |
ネクロ |
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場 |
☆4 |
デーモン |
ブレイズマン |
魔罠 |
融合 |
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デーモンブレイズマンでチェインをXyzEFデーモンとヘルパト墓地、ヘルパトEfネクロSSEFデーモンSSEFネクロBサーチ
手札 |
ネクロB |
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場 |
チェイン |
☆4 |
デーモン |
ネクロ |
魔罠 |
融合 |
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除外 |
ヘルパト |
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XyzチェインBEfデーモンヘルパトB墓地EFネクロBSSEFデーモンSSEFガンサーチ発動
(この時点でチェインチェインネクロネクロデーモンが成立しているため射手ワンキルが可能)
場 |
チェインA |
チェインB |
デーモン |
ネクロA |
ネクロB |
魔罠 |
融合 |
ガン |
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除外 |
ヘルパトA |
ヘルパトB |
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融合EFノーデンEF☆4SSXyzリヴァイEfヘルパト帰還、ヘルパトデーモン☆4でXyzプトレノヴァインフィ
場 |
インフィ |
リヴァイ |
ノーデン |
魔罠 |
ガン |
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墓地 |
デーモン |
ヘルパト |
ネクロ |
除外 |
ヘルパト |
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インフィEfリヴァイ吸収、ガンEFネクロデーモンSSEFデーモンBサーチ、ヘルパトEFデーモンBSSEFバリアサーチセット
XyzルーラーEfデーモン墓地(魔法宣言)ネクロEFデーモンSSEFブレイクサーチセット
結果
手札 |
満足 |
|
|
|
場 |
インフィ |
ルーラー(魔法) |
デーモン |
ネクロ |
魔罠 |
バリア |
ブレイク |
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墓地 |
デーモン |
ネクロ |
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除外 |
ヘルパトA |
ヘルパトB |
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チューナーのリベやビートル、展開補助のミラーといった事故要因を積まずに凶悪な布陣が比較的楽にでき、
安定性は当時のXYZ型には少し劣るが現在よりは格段に安定していた。
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純イグナイトの展開例
+
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フォーカード以外の☆4と☆6イグナイト合計4枚 |
フォーカード以外の☆4と☆6イグナイト合計4枚
☆4と☆6を2枚ずつEXに溜めスケールを揃えPSS
Xyz《No.39 希望皇ホープ》(以下 素ホープ) XyzベアトEF《RUM-アージェント・カオス・フォース》(以下アージェント) 墓地
Xyz《迅雷の騎士ガイアドラグーン》(以下ガイドラ)、アージェントEF回収、アージェント墓地Xyz《SNo.0 ホープ・ゼアル》 (以下ゼアル)
結果
(これにエメラルとゼアルのX素材のホープレイかホープONEが加わるぐらいか)
昨今のインフレでメタカードとしてよく投入されるラヴァゴやサタンクロースといった召喚ルール効果(非公式用語 OCGwiki参照)によるリリース除去で簡単に崩れてしまう布陣である。除去された後の3ターン目での展開は絶望的でありそのままゲームエンドにつながってしまう。特に壊獣相手には4ターン目以降はやってこない。
イグIFは複数体のモンスターとバック(魔法罠)で制圧を心がけたい。
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最終更新:2017年03月25日 02:15