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小学校の種類と教育課程

学制の規定によれば、小学校は「教育ノ初級」で、「人民一般必ス学ハスンハアルへカラサルモノトス」と定め、これを尋常小学・女児小学・村落小学・貧人小学・小学私塾・幼稚小学に区分した。

尋常小学は小学校制度の本体をなすものであって、上下二等にわかれ、男女ともに必ず卒業すべきものとし、下等小学は六歳から九歳まで、上等小学は十歳から十三歳までとしている。その教科は下等小学では綴字・習字・単語・会話・読本・修身・書牘(とく)・文法・算術・養生法・地学大意・窮理学大意・体術・唱歌の一四教科であり、上等小学はこのほかさらに史学大意・幾何学大意・罫(けい)画大意・博物学大意・化学大意・生理学大意を加え、土地の状況によっては、外国語の一、二・記簿法・図画・政体大意を加えうることとした。

女児小学は尋常小学の教科のほかに女子の手芸を教え、村落小学は僻(へき)遠の農村において教則を少し省略して教えるものとし、多くは夜学校を設け年齢の長じたものにも余暇に学習させようとした。貧人小学は貧者の子弟を入学させるもので、富者の寄進によるため、仁恵学校とも称し、小学私塾は小学の教科の免状を持つものが私宅で教えるものであり、幼稚小学とは六歳までの男女に小学入学前の予備教育を施すものとした。尋常小学の教科の順序を踏まずに小学の学科を授けるものを変則小学といい、私宅でこれを授けるものを家塾といった。 http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpbz198101/hpbz198101_2_024.html 文部省『学制百年』p168

他に子守学校などもあった。これは保育所の原型とも言われる。子守をする子どもを連れていっても授業が受けられるようになっている学校で、別に子守の担当者が配属されていたわけではないようだ。http://www.city.takasaki.gunma.jp/gaiyou/taka100/taka07.htm
最終更新:2008年08月10日 16:10