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全次元切断術式 - (2009/11/25 (水) 16:55:04) の編集履歴(バックアップ)


【種別】
魔術

【初出】
十八巻

【解説】
キャーリサが振るうカーテナ=オリジナルが発動させる術式。
地球という惑星から英国領土を切り離し、その内部を制御管理するというカーテナの特性の応用。
その効果は「あらゆる次元を切断する」というもの。
次元の切断は剣身から100メートル先にまで及び、
次元そのものを切り裂くため幻想殺しのような例外を除き防御は不可能。

副次的な効果として、切断された高次元物質ないしは空間の「断面」が残骸物質として世界に出力される。
(実際には他の次元の断面も出現しているらしいが、人間に知覚できるのは3次元上のもののみである。)
物質化までの時間は全次元切断から1.25秒後。
これを利用して100メートルサイズの扇形の残骸物質を形成し、それを飛び道具とする攻撃や、壁とする防御などが可能。
なお、ここで形成される物質は次元切断によって発生した「物理的な現象」として扱われるため、
幻想殺しでは消すことができない。
ただし1.25秒以内に次元切断を打ち消せば残骸物質の出現をとめることができる。

応用技として次元切断のための魔力の流れを変えることで三次元世界に対し全方位へ莫大な衝撃波をばら撒くというものがある。
これは地面に剣を突き刺し、そこから連続的な力を発生させて半径500メートルにも及ぶドーム状の爆発を生み出す。
対幻想殺しの攻撃として使用され、竜王の殺息魔女狩りの王のように幻想殺しでも消しきれない攻撃として
上条当麻の右手に圧力によるダメージを与え、踏ん張りが利かなくなった彼を上空200メートルにまで吹き飛ばした。
ただしこの技は本来の用途から外れている為カーテナ自体への負担が大きいらしく、
使用後は剣が小刻みに震え、繰り返し同じ事を行えば折れてしまいそうな不気味さを放っていた。

ちなみに力を奪われたカーテナ=セカンドでもある程度は次元切断の術式を行使することが可能。