【元ネタ】
Dragon Breath=「竜の息」
聖ジョージが霊剣
アスカロンを用いて退治した
ドラゴンから。
【初出】
一巻
【解説】
『
聖ジョージの聖域』で発生した空間の亀裂から放たれる、直径数mもの光の柱。
最大射程は不明だが、衛星軌道上のおりひめ一号を破壊したことから最低でも宇宙までは優に届く。
魔法陣が織りなす亀裂の奥には『何か』が覗きこんでおり、わずかに獣のような匂いがする。
神裂曰く、「伝説にある聖ジョージのドラゴンの一撃と同義」であるらしい。
その破壊力は並の物なら灰も残さず消滅させ、
歩く教会の絶対防御をも貫通してしまう程。
さらに対異能にはほぼ無敵の『
幻想殺し』にすら物量作戦で押し勝ってしまう等、
魔術の中でも性能が一段飛びぬけている。
(正確には異能の消去自体はできているが、一つならともかく、
「光の粒子は一つ一つの『質』がバラバラで、幻想殺しの処理が追いつかない」らしい。)
この術式で破壊された物質は、人体を酷く傷つける無数の『光の羽』と化す。
実際に『光の羽』を頭に受けた
上条は頭部と脳細胞に酷い損傷を受け、記憶を失った。
更に、対十字教用追加魔術として『
神よ、何故私を見捨てたのですか』が存在する。
弱点は発射口である魔法陣と軌道が連動しており、術者の足場を崩されると狙いがずれてしまう点。
後に明らかになったが、足元を破壊されて上を向いた際に、
樹形図の設計者を搭載した人工衛星を破壊している。
劇中では触れなかったものの、奇しくもこの一件により、学園都市にて
とあることを隠密に行われていたことが
露見し、終演に向かうことになるとは誰もが知ることはなかった。
最終更新:2025年04月06日 06:17