【種別】
人名

【初出】
とある魔術の禁書目録SS第三話(名前が明らかになったのは四話)

【解説】
パトリシア=バードウェイを狙う刺客として現れた、必要悪の教会所属の魔術師
魔術師としての専門は海での防衛戦。
主な活動地域は北米大陸で、過去に米国の魔術結社がイギリスに侵攻する事を阻止し功績を立てている。
使用する霊装北欧神話を基盤とする『破滅の枝(レーヴァテイン)』であり、特に炎系に強い。
『破滅の枝』に関しては並々ならぬ執着を持ち、同様に黒小人に対しても固執している。
黒小人に関しては独自の理論を構築しており、イギリス清教に対して、
『黒小人(ドワーフ)とは、北欧神話の文化圏では製法の分らない金属加工技術を持っていた異民族である』
というレポートを提出している。

『破滅の枝』完成のためならば手段を選ばない傾向があり、
ワルキューレや『最後のルーン』に精通するブリュンヒルド=エイクトベルから情報を引き出すため、
彼女が救おうとしていた植物状態の少年を盾にしようとしたこともある。
この時は神裂火織が救出に入り、未遂に終わったようである。

自身が人生の象徴にしていた『破滅の枝』を処分しろと命令されたことによりイギリス清教に強い憎しみを抱き、
さらに本物に迫る『レーヴァティン』を求めて黒小人の伝承を探っていた。
そしてアラスカルーンを狙いパトリシアと「ドナーティのホロスコープ」を手中に収めようとするも、
自らの武器の仕組みを解析・逆利用されてステイルに敗北する。

最終更新:2018年04月03日 07:40