【初出】
とある魔術の禁書目録10周年ー食蜂操祈フィギュア編ー
【元ネタ】
食蜂操祈 バニーメイドフィギュア
【解説】
食蜂操祈をモデルにした『
工科標本』。
全長は二〇センチ程度で容姿は完全に食蜂そのものだが、奇抜なバニーガールのような衣装を着ており
脇にはサーフボードのようなものを抱えている。
食蜂操祈の会話パターンを網羅しており、彼女に似た口調で喋る。
食蜂を細部に渡り模倣しているが、
能力の中枢である脳だけは再現できず「
心理掌握」は使えない。
しかし怒ったり悲しんだりと感情があり『「自分」なんて定義、私に分かる訳がない』
と自己の定義を保留にしたまま活動を続ける思考を持つなど、
ただのプログラムには不可能な現象が起きている。
捕まった生みの親である博士を助け出すため、自身のオリジナルである食蜂に協力を仰いだが、
博士にその善意を利用され脱獄した博士に見捨てられる。
ある物を学園都市の外へ持ち出そうとすることが博士の目的だったが、食蜂の能力により阻止された。
生みの親と呼ぶべき存在に善意を踏みにじられても、
ミサキは博士に悪態一つつかなかった。
自身の目的を潰した以上は、お前の手でミサキを守ってみせろと博士が食蜂に約束したため、
ミサキは食蜂に引き取られることとなった。
【余談】
食蜂操祈のフィギュアの特典から生まれたキャラクター。
特典小説は小説本編に入れられなかったエピソードを書くことがあるが、
今回はフィギュア化企画が決まってから新たに考えたものとのことで、
企画に合わせて人形やフィギュアが物語のキーとなっている。
本編には登場していないが、新約21巻で
オティヌスを見た食蜂がミサキの存在を前提にしたような台詞をこぼしている。
最終更新:2020年08月19日 11:29