【種別】
呼称
【初出】
SS一巻
組織によって立場は様々で、単なる仕事の紹介人だったり、直接の上司だったりする。
暗部組織の人員にとっては従うべき存在だが、作戦によっては指令に嘘を混ぜたりするため、作中では完全に信じる者は殆どいない。
統括理事会と直接会話ができる立場で、管理運営のセキュリティが厳しい暗部組織の中でも特に秘匿性が高く、
名前どころか顔も素性も一切明かされていない。
各々が秘密の隠れ家を所有し、そこから組織に指示を出している。
その司令は全て音声のみとなっているので「電話の声」と呼ばれている。
ここまで情報規制を徹底している理由は、
普段は安全な場所から一方的な指示を送っている立場上多くの恨みを買っているためである。
実際に隠れ家がバレてとある超能力者に襲撃された事例がある。
現場の人間がちょっと探りを入れた程度で正体が露見してしまうようでは「電話の声」は務まらない。
管理している部隊に司令や情報を送るだけでなく、組織で反乱を起こさないための制御役も兼ねているため、
場合によっては「電話の声」本人が直接現場に赴いて不穏分子の排除にあたることも(勿論バレないように素性は隠す)。
部隊を制御できず損害を止められなかった場合、「電話の声」たちの協議によっては処分される。
本来なら暗部内でもかなり上位の「大物」(
浜面談)にカテゴライズされる役職なのだが、
オペレーション・ハンドカフスの実行により皆失脚したようで、
中には浜面が遭遇した男のように、死亡した者もいた。
【作中に登場した人物】
- グループの電話の声…男性
- アイテムの電話の声
- 1人目…『とある暗部の少女共棲』に登場。「電話の女」より前のアイテム担当者。二〇代中盤の女性で、黒の長髪に秘書みたいなスーツ姿。
- 2人目…本編に登場。通称「電話の女」。「こいつときたら」が口癖の女性。
- ブロックの電話の声…男性。ブロックからは「電話相手」と呼ばれている。
- スクールの電話の声…とある科学の超電磁砲の「大覇星祭編」の回想シーンに登場。垣根に大覇星祭の選手宣誓のオファーを薦めた。
- 屍喰部隊の電話の声…眼鏡の女性。
最終更新:2023年09月28日 15:03