【名前】鮮錐麗跨(あざきり れいこ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】的場射抜(トランスミッター):レベル4
【能力説明】
念動能力。鮮錐に触れた固体しか操作できない能力だが、彼女の場合は通常の念動能力に加えて手or足or鮮錐の念動力で包んだ物体に触れた部分に『的』を打ち込む事ができる。
円状である『的』の最大範囲は直径5m。仕掛けられる個数は最大12個。『空力使い』系統の能力者が物体に噴射点を設置する行為を想像してもらえればわかりやすい。
鮮錐は自分を含めた念動力で包んだ物体を『的』目掛けて寸分違わず命中させることができる。鮮錐は風紀委員へ支給される(ゴム弾用)狙撃銃と能力を組み合わせて活用している。
この能力の真髄は、念動力で操作された固体及び固体を操作する(=手を加える)他人の念動力が『的場射抜』による念動力の膜に覆われた鮮錐や物体に触れた場合、
『的』に指定した部分に相手の念動力を強制的に移動させてしまう点である。レベル3程度の力なら問答無用。
同じレベル4になれば完全には排除できないものの威力や精度を減衰させることが出来る。『的』への移動速度等は時速0km~80kmの間で調整可。
鮮錐が自発的に操作しない限りは基本的に『的』まで一直線に突き進むために、途上で障害物等が挟まれば勿論衝突する。
衝突するが念動力が解除されない限り『的』に命中するまで無理矢理にでも進もうとする。
『的』に命中すれば『的』部分を何らかの手段で破壊しない限りは念動力によって『的』へ縫い付けられた状態となる。
『的』は自身から1kmまでなら維持可能で『的』による対象の捕捉を可能としている。『的』が打ち込まれた物体も操作できるが、その場合は仕掛けた部分を基点に操作するという形になる。
【概要】
輝石ノ森工業高校1年生。同校の風紀委員であり
芙踊舞の友達である。性格は至って平凡で突出した個性や主張も無いと言っていいため、クラスでは然程目立たない。
その分融通が利き、十人十色の思考を頭ごなしに否定せず自分の判断基準に照らし合わせて謙虚に対応できる柔軟性に富んでいる。
「たまたま席替えで隣になったから」という理由で積極的に声を掛けて来た芙踊を友達として大事に思っており、彼女の勉強を見てあげたりしている。
逆に、彼女が勝手に自分の風紀活動の手伝いをしている事に関しては頭を悩ませている。散々注意しているのだが、何処吹く風と言わんばかりの無視っぷりに最近では諦め気味。
同校支部では
他校から出向している先輩によくイジられている。他にも
幽霊部員の事務仕事を請け負ったり、
サボリ・ナンパの常習先輩を注意して煙たがられたり、
一匹狼の同級生に自ら声を掛けては無視されたりなど色んな意味で苦労人。そんな彼女だからこそとでも言うべきか、風紀活動においては支部内トップの成績を叩き出している。
能力が暴徒鎮圧に絶大な効果を発揮しているためであり、鮮錐を可愛がる参謀の強力な薦めもあって彼女は1年生ながら輝石ノ森支部のエースを『張らされている』。
本人としてはエースになるつもりは全くなかったので、他人から持て囃された時も謙遜な態度に終始している。
【特徴】
緑髪をポニーテールで纏めている。身長160cmの筋肉質で胸も平凡より少し豊かな程度。
緑豊かを好む性分で室内ガーデニングを趣味に持つ。高校には上下共に緑のジャージで登校している。
【台詞】話し方も平々凡々だが、友達や仲間の態度次第では崩れる事も。
「聞いているの、舞!?風紀委員は遊びじゃないんだから何時か大事に・・・ってあれ?何処へ・・・・・・北西60m先ね。もぅ、あたしの周りは話を聞かない人ばっかりなんだから」
「あたしはエースって柄じゃないよ。確かに結果としては現れているのかもしれないけど、穫才先輩の的確な指示や時々コンビを組む
村前先輩の力があってこそだと思っているわ」
「やっぱり緑って落ち着くなぁ。また、今度の非番の時にでもガーデニングショップへ出掛けてみようっと」
【SS使用条件】
特に無し