【名前】隷錠澱実(れいじょう よどみ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】彼岸火粉(レッドカーペット)レベル3
【能力説明】
足下を中心に半径三十メートルの足場を炎熱の噴射点とするパイロキネシスト。隷錠が触れているもの限定で、噴射点から生じる炎熱の効果を抑制できる。
噴射点内であれば何処からでも炎柱や熱柱を噴射する事ができるし、足場を火炎や高熱で満たす事も可能。
足下と言っても足の下が噴射点となっているわけでは無く、体の中心線に沿う形での直下という意味である。
立ち昇る火柱から漏れる火粉は強力な熱エネルギーを秘めた火種であり、火粉に触れたものは瞬く間に炎上する。
熱柱は局所的な蜃気楼を生み出し相手の視覚を乱し、過熱された空気を吸い込んだ者は呼吸器系を焼く。
パイロキネシストとしての炎熱への抵抗力を活かし、火炎を身に纏う格闘術も持ち合わせている。
しかしながら、さすがに過熱された空気を吸い込むと自分も危ないので任務時は簡易酸素マスクを装着している。
【概要】
明知中等教育学院二部クラスに通う1年生。蕩魅召餌の養子『星の仔ら』の一人で、私設部隊『白夜部隊』の幹部構成員。作戦中のコードネームは『デイズ』。
『仔ら』の中でも末妹に位置するが、これが年齢的な意味なのか蕩魅の仔になった順という意味なのかは当人達しか知らない。
両親が蒸発し、『置き去り』として暮らしていた頃は鬱屈した毎日を過ごしていたが蕩魅召餌の養子に迎えられて以降は養父への恩返しの為に充実した毎日を送るようになった。
しかし、明知進学時に隷錠が絶対的な目標に置いていた『蕩魅』の姓を名乗る事は許されなかった。
隷錠の本質は誰かに構ってほしい寂しがり屋。尊敬する養父は、隷錠が『模範生』で居続ける事はできないと見抜いており、その代わりとして『白夜部隊』の幹部構成員の任を与えた。
心の奥底では未だ納得できていない隷錠だが、それでも養父直々の命を嬉しく思い『白夜部隊』で養父へ自分の良い格好を見せる為に全力で任務に臨んでいる。
『仔ら』の長女である蕩魅綺鵺には『蕩魅』の姓の件もあり色々複雑な感情を抱いているが、表立って反抗する事は早々ない。
どちらかと言うと他人を蹴落として良い格好を見せるよりは他人をぶっちぎって良い格好を見せる方がより輝くと考えている。
隷錠に与えられている密命は「蕩魅召餌の障害になりそうな者や動きの監視」というひどく大雑把なもの。
これは、養父を害する人間や動きへの嗅覚が抜群に優れている隷錠の性質を上手く活用した命令である。
隷錠は自分に与えられた命令を忠実にこなしていたが、『白夜部隊』の会合を終えて明知の制服に着替えて寮へ帰る途中、他の学校に通う手負いのレベル4の学生達の急襲にあう。
怪我を抱えていた学生に勝利する事はそこまで難しくなかったが、のた打ち回る敗者達から何故自分を襲ったのかを聞いている内に嗅覚センサーが反応した。
それからの隷錠は、内に潜めた牙を磨きながら監視や調査を開始した。明知の在校生や卒業生までを含めた、「強能力以上の発火能力を持つ女子」数名を対象にして。
【特徴】
濃い紫色のツインテール。ツインテールの根元はお団子型に髪を纏めている。155センチ46キロのロリっ子。白のニット帽を被っている事が多い。
駆動鎧を着込むのが嫌いで、素性を特定されない程度の普段着で任務へ参加する。その代わり、『白夜部隊』の技術部に開発させた電動式スケボーを移動手段に用いる。
隷錠の希望を詰め込んだ開発陣からしてじゃじゃ馬と判断されているスケボーを乗りこなす隷錠の運動能力は見た目以上に凄まじい。
【台詞】
「見ててね養父さん。あたし頑張るから。養父さんを邪魔する奴、全部ぶっ潰すから」
「あらま。姉様ったら、セイバーに怒られてやんの。まっ、キャップの命令に違反ばっかしてたし当然よね」
「やっほーい!このスケボー超気持ちいい!時速何キロ出せるんだろ?安全装置解除して、限界まで飛ばしてみーたーいー!!」
「パイロキネシストって炎熱の使いようによっては蜃気楼とか起こせるから、服装とかは無理にしても髪の長さとかを誤認させる事はできちゃったりするし。誰かな―――あたしや養父さんを脅かそうとしてるのは」
【SS使用条件】
特になし

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最終更新:2015年12月07日 01:57