【名前】雪村うさぎ(ゆきむら うさぎ)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】雪女
【能力説明】
雪の妖怪として名高い雪女の伝承を基にした魔術。
偶像の理論で自身を雪女に見立て、冷気を操る事が出来る単純明快な術式。ただし相手を数秒で氷漬けにするなど、その冷却能力は侮れない。
また男性限定で魅了の効果を発揮し、ほいほい近付いてきた輩から精気を吸って魔力(の素になる生命力)を回復する事も可能。ちなみに吸精方法についてはトップシークレット。
弱点はお察しの通り熱。真夏の炎天下では殆ど無力の存在となる。
【概要】
神道系遠野派の魔術結社『まつろわぬ魂を受け継ぐ者』に所属する魔術師の少女。
結社内では新入りな方で、リーダーである
遊留祇咲士に憧れて加入した経緯がある。ただ雪村の憧れる『梟師』像は相当尾ひれが付いた噂話に基づいているため、遊留祇の理想を彼女が正しく理解しているのかどうかは正直微妙。
結社内では他のメンバーからお子様(あるいはマスコット)扱いされる事もしばしばで、遠野派の幹部集会が開かれる日などは他の結社から来た幹部達にも飴玉やらお小遣いを貰ったりと可愛がられている。が、本人的にはあまり釈然としないようだ。
遊留祇の後をぴょこぴょこついて回る姿は微笑ましいが、実際は若干ストーカー染みており、『客人』である歳神的性格を持つ雪女の資質から彼の旅について行ける謎のバイタリティは驚嘆すべきものがある。
彼女が遊留祇に向ける感情が単なる憧れなのか淡い恋心なのかは微妙な所だが、このままではヤンデレまっしぐらなので何とかしなくてはと思う『梟師』なのであった。
【特徴】
年齢は十代半ば。発育は年相応といった具合で、胸もまだ発展途上。
雪のように白い肌、幼いながら整った顔立ちに白銀のセミロング。瞳は南天の実を思わせる真紅。
雪女の象徴である白装束を纏い、白い頭の左右側面に譲葉を模した髪飾りを付けている。
【台詞】
「あれっ、咲士さん? 咲士さんはどこ? 私の咲士さんはどこへ行ったの⁉ なんてね☆ こんな事もあろうかと、咲士さんのリュックにこっそりGPSと盗聴器を、っと。……あれ、反応ナシ? ふ、ふふ、ふふふふふっ。こうなったらいつもの勘で! なんとかするしか、……ないっ‼」
「もうっ、
儺取さん! 毎度言ってますけど私を子供扱いしないでくださいっ‼ アメなんていりませんから。いや、儺取さんがどうしてもと言うのなら、貰える物は貰っておきますけど。あ、
報瀬さんどうもお久し振りで……あのー、私別に親戚の子とかじゃないのでお小遣いとかそういうのは。いえ、せっかくの善意を無碍にするのもなんですし、頂ける物は頂いておきますので。……なんですか儺取さん何か言いた気ですが」
「えーみーっしさぁぁああああん‼ ふう、やっと逢えました。もう、咲士さんたらまた黙って旅に出ちゃうんだもの。一言声を掛けてくださればお供しますのに。えへへ、でもこうしてまた逢えたので、万事解決ですね。さあ例の『対話』はこれからですか? 咲士さんのお手を煩わせるのもあれですし、ここは私がサクッとヤっちゃいますから☆」
【SS使用条件】
特になし
最終更新:2016年04月11日 02:11