削板軍覇(そぎいたぐんは)

【名前】

  • 削板軍覇(そぎいたぐんは)

【スペック】

  • レベル5の第七位
  • 世界最大の原石
  • 額にハチマキを巻き、旭日旗のTシャツの上に白の学ランを羽織った少年

【能力・所持品】

説明できない力

レベル5の一人に分類されてはいるが、現時点でその能力の詳細は不明。これは学園都市の研究者ですら手出しできないほど繊細かつ複雑なためで、恋査による再現も不可能である。削板自身も能力の詳細を把握できておらず、間違った理屈を解説してツッコミを入れられることも度々見られる。
なお、その能力で起こしている現象は「不可視の力で遠くまで攻撃する、不可視の力を纏って防御したり高速移動したりする」等、全体的に見ると『念動力』系に近い挙動のものが多い。

削板の能力について、
削板自身は、「根性」もしくは「念動力による間違った解説」によって説明をすることが多い。
オッレルスは、「『説明できない力』を無自覚に振るっている」「(能力に)自分と大した差はない」「自覚して振るうことができれば自分を超えられるかもしれない」等といった説明をしている。
つまり、『魔神』に近いレベルの現象を自然体で起こしているということになる。ただし削板は、「生命力を魔力に精製する」描写はないため魔術師ではないし、「『AIM拡散力場』をまともに観測できない」ため超能力者であるかも曖昧であり、その能力の原理はやはり不明である。
帆風潤子は、「『根性』という思い込みで『自分だけの現実』を補強している」と推測しており、実際に不意打ちによって多少のダメージを与えることに成功していることから、この推測はある程度は当たっているものと思われる。

以下に、作中での描写を用途別に記載する。

【攻撃】
  • 念動砲弾(アタッククラッシュ)
通称『すごいパンチ』。
拳を突き出すことで、不可視の力を飛ばして攻撃する。最低でも10m以上の射程があり、直線上の壁や物を破壊してふっ飛ばすか爆発させ、人間が受けると竹トンボのように高速回転してふっ飛ばされる。
削板はこの技について、「体の前に敢えて不安定な念動力の壁を作り、それに刺激を与えて壊すことで爆発の余波を遠距離まで飛ばす」という説明をしたが、原谷に「不安定な念動力の力場に刺激を与えてもそんな反応は絶対に起きない」と指摘されてしまった。

その他、『すごいパンチ』と宣言しているもの及びそれと同様のものと思われる現象
  • 握り拳で、御坂美琴(Phase 5.1)が放った瓦礫を次々と貫通して粉砕、爆発させる
  • 握り拳を前に突き出すだけで、烈風を生み出し周囲の炎を吹き飛ばす
  • 謎の波動を纏い、音速の数倍の速度で拳を繰り出す
  • 御坂美琴が砂鉄球と電撃で構成した『籠』を吹き飛ばす

  • 超すごいパンチ
上記の強化版。これを受けた人間は『すごいパンチ』の時以上に激しくふっ飛び、その一撃に巻き込まれたガードレールはスクラップとなった。その他、御坂美琴(Phase 5.1)戦では砂鉄バリアを消滅させた。
  • ハイパーエキセントリックウルトラグレートギガエクストリームもっかいハイパーすごいパンチ
上記の亜種。御坂美琴(Phase 5.1)が瓦礫や金属を磁力で引き寄せ形成した巨大な塊を、爆発させて粉砕した。
  • スーパーメガウルトラエレクトロオーバードライヴマグネチックライトニングすごいパンチ
掌からプラズマを生み出し、握り拳を前に突き出して放出する。
※「すごいパンチ」と発言しているが純粋なプラズマであり、すごいパンチとは攻撃の属性が異なる

  • 自身を中心として謎の爆発を起こし、周囲にいた5~6人の人間をふっ飛ばして戦闘不能にする
  • 相手の眼前へ踏み込み、顔を掴み、手近なコンテナの山へ叩き付ける、一連の動作を音速の二倍の速度で行う
  • 地面を殴り、前方に衝撃波を放つ

【防御】
  • 磁力戦線(オーロラガード)
通称『すごいパンチガード』。
蜃気楼のような謎の波動を纏った拳で、『雷撃の槍』を地面に叩き落とした。御坂美琴(Phase 5.1)戦では、放たれた電撃を素手で同じように叩き落とした。
削板はこの技について、「念動力によって地球の磁力線を自らの手に集中させ、その誘電磁力の反発で電流を跳ね返す」という説明をしたが、原谷に「そんな事は不可能。あと『誘電磁力』なんて造語を作るな」と指摘されてしまった。
  • 超すごいガード
赤青黄色のカラフルな爆発を背負い、御坂美琴が放った『落雷』攻撃を受け止めた。

  • 胸に銃撃されても3秒で起き上がる。その後は何発打たれても僅かに体を震わす程度で無傷
  • 何度自転車のチェーンロックで殴られ、アイスピックで刺されても「痛い」程度で済む
  • 両手を頭上に掲げて、落下するコンテナ群を火山のように吹き飛ばす
  • オッレルスの『北欧王座』を二発受けて倒れるも、満身創痍ながら立ち上がる
  • 更にもう一発『北欧王座』を受け気を失うが、少しの休息の後ゆっくりと立ち上がり、普通に歩く
  • 白井黒子のテレポートキックを受け「痛い」程度で済む
  • 木原那由多が暴発させた御坂美琴の電撃が最低3発顔面に直撃したが、無傷で「防ぐ必要なんかないだろ」
  • 御坂美琴が上記の数倍の電撃を浴びせるが「ちょっと痺れた」程度
  • 御坂美琴が放った(出力3割程度の)『超電磁砲』のメダルを歯で受け止める
  • 2本の『砂鉄の剣』でダメージを受けない
  • 御坂美琴(Phase 5.1)が放った数mの鉄骨を額で受け止め、弾き飛ばす
  • 御坂美琴(Phase 5.2)が作り出した電気のような網目上の凝縮されたエネルギーの塊による物理攻撃を受け、地面を何度もバウンドし数m以上ふっ飛ばされるも、額からの出血程度で済み、一蹴りで元いた場所まで跳んで戦闘を続行する
  • 御坂美琴(Phase 5.3)の電撃でふっ飛ばされ気を失うが、少しの時間で戦闘に復帰する。削板曰く、「根性入れりゃ血は止まるし、骨だってくっつく」
  • 御坂美琴(Phase 5.3)の別次元の力を、上から球体上のエネルギーで強引に抑え込み、道を作る。なお、この力の衝突の際に『不在金属』(シャドウメタル)が形成されている。

【移動】
  • 空気を蹴って空を飛ぶ
  • 地面を一蹴りするだけで、下記の『謎の波動』を軽く超える衝撃を起こし、赤青黄色のカラフルな爆煙を撒き散らしながら数十m以上の距離を跳ぶ
  • 上条当麻を掴んで数m以上投げ飛ばし、それを追い越す速度で移動して受け止める

【その他】
  • 削板の背後が突如爆発し、赤青黄色のカラフルな煙が出る
  • 何らかの得体のしれない力で体を包む
  • 大声と共に口から謎の波動を放ち、それが地面にぶつかる衝撃で体を回転させ、白井黒子のテレポートで体を逆さまにされた状態から復帰する
  • 体から蜃気楼のような揺らめきが立ち昇る
  • 木原那由他の能力でも、『AIM拡散力場』がまともに観測できない
  • 「根性」によって、自身への『心理掌握』の洗脳を瞬時に解く

【短所】

  • 自身の能力の仕組みを理解できておらず、基本的には攻撃方法が直線的となる
  • 見えない、予想できない、理解できない等、自身が想定できなかった攻撃には防御し切れなかったり対処が遅れたりすることがある

【戦法】

  • 説明できない力を使い、各種攻撃・防御・移動を行う。傷を負っても同様の力で治療し、根性の続く限り戦闘を続行する。

【備考】

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最終更新:2022年09月19日 23:15
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