元山(ウォンサン)とは北朝鮮東部のミサイル発射場がある地名。
北朝鮮:ミサイル発射対応 米韓両軍24時間体制で監視(2013/04/11)
【ソウル澤田克己】新型中距離弾道ミサイル「
ムスダン」などを同時発射する構えを見せる北朝鮮に対し、米韓両軍は24時間体制で監視を強めている。国防省報道官は11日午前の会見で「15日までの間に発射するのではないかというのが一般的な観測だ」と述べつつ、時期の予測は難しいとの見方を示した。
同日の聯合ニュースは韓国政府消息筋の話として、北朝鮮が東部・元山(ウォンサン)に移動した「ムスダン」を格納庫から出し入れさせていると報じた。情報かく乱の狙いがあるとみられる。
一方、
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)氏はこの日、朝鮮労働党トップの第1書記就任1周年を迎えた。国営朝鮮中央通信によるとここ数日、各地で祝賀行事が行われている。15日には、北朝鮮が重視する故金日成(キムイルソン)主席の生誕101年を祝う行事があり、外国からの代表団も平壌入りしている。
10日のAP通信は平壌発で「市内の雰囲気は戦争準備よりも祝賀行事の準備が中心だ」と伝えている。
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最終更新:2013年05月26日 02:38