本名:入巣 京子 -最後まで残る役。 *考察 本作の主人公。うさぎさんが大好きで、ねこさんはちょっぴり苦手。 性格は変なところもあるけど、友達のためにサプライズパーティーを計画したり ウインドウを非アクティブにすると&color(red){いつもと違った一面を見せてくれたり} コスプレをして画面外からズンドコ迫りくるなどしてみんなを楽しませてくれる ちょっとだけ思い込みが激しいけど、キュートで不思議。そんなふつうの女の子です。 &sizex(4){&bold(){嘘です。}}その本性は&bold(){&color(red){筋金入りのヤンデレっ娘。}}その病みっぷりはどっかの空鍋女に匹敵する。 また、プリティな顔にも定評があり、その破壊力は&bold(){Graphics\Pictures\story_nana05n.pngさん}と互角以上だと噂される。 ゼルヒおじいちゃんが激しくクレイジーな人なら、こっちは静かにクレイジーな人。 ふたりが出会ったらどうなるのだろうか。とりあえず、周囲の人間は全員壊滅だろう。言葉通りの意味で。 もちろん、彼女がこうなってしまったのには原因がある。 引越しが多くて友達が出来なかった京子は、一匹の兎と出会う。 彼女はその怪我だらけで元気が無い兎を自分と重ね合わせ、唯一の友達として接するようになる。 だが、あるときその兎は猫によって&color(red){SATSUGAI}されてしまう。彼女が異常に猫を憎悪するようになったのはそのため。 その後、その猫がどうなったのかは不明だが、最低でも&color(red){ね゛ こ ゛さ ゛ ん}的な事にされたのは想像に難くない。 兎の名前は、『さ』のテキストから考えるに『うーじ』? とにかく、彼女の才能(ヤンデレ的な意味で)が開花したのはこの時だと思われる。 大学生になったいりすは、隣の2人が騒がしいとか、みんな死ねばいいのにとか考えていた。 すると、ひとりの男の子と目が合う。彼こそが[[宇々島 智>うーじ]]である。 あるとき、彼のノートを見てみるとそこには、猫がシュールに自殺するイラストが大量に描かれていた。 それには元ネタがあり、彼は猫が嫌いな訳ではなくただシュールな絵を描くのが好きで、それをインスパイアしただけだと思われるが、 彼女はそれを&bold(){私と志を共にする人、&color(red){あのとき目があったのは運命だった。}} ・・・などと思い込み、彼と一方的に付き合う事になる。&color(red){自分の妄想の中で。} &bold(){ちなみにこのとき、うーじとは会話すらもしていない。} だれか彼女を空想、いや妄想の果てから連れ戻してくれ。 それからしばらくの間、幸せな日々が続いた。だが、その日々は長く続かなかった。 例のうるさい2人組が彼に近づき、挙句の果てには3人で旅行に行ってしまったのだ。 その例の2人組こそが、[[あげは]]と[[えど]]である。 いりすは激怒した。 必ず、かの邪智暴虐の猫女を除かなければならぬと決意した。 自分の恋人が泥棒猫に奪われたことで禁断のスイッチがONになった彼女は、邪魔者二人を す事を決意する。 &bold(){二人に死亡フラグが立った瞬間である。}繰り返し書くが、&bold(){彼女はまだうーじと会話した事がない。} 復讐を決意した彼女は三人に近づき、親しくなる。&bold(){(ちなみに、うーじともこの時に初めて会話した。)} そして、彼女はある計画を実行する。あげはの為のサプライズパーティという名目の、&bold(){&color(red){完全犯罪計画。}} それこそが、「いりす症候群!」の本編である。 BADENDでは、彼女の計画は実行され、後日それはニュースとして報道される。 NOMALENDだと、気分的に計画を実行せず、本当の意味でのサプライズパーティを行う事になる。 ちなみに、計画の実行を決めたいりすの「気分」を左右したのが、 &bold(){『瞼の裏に広がる無機質な世界でのひとり遊び』であり、これが恐らくゲーム本編の事だと思われる。} 小さい頃から彼女はこのひとり遊びをずっと繰り返していたらしい。 その後のTRUEENDで、彼女は自身の計画を馬鹿らしいと考え、計画を実行しなくて良かったと言う。 &bold(){&color(red){そう、ターゲットはあの泥棒猫一匹でいいのだ。}} あの馬鹿男は人畜無害だからどうでもいい。愛しい人を現場に呼び出す必要もない。 こんどこそ、より完璧な計画を立て、成功させる。 と、プレイヤーの裏の裏を取るとっても素敵な胸の内を語ってくれる。はやく妄想の果てから帰ってこれるといいね。 状態異常:死亡フラグは自然には治らないんだよ!! 成功した暁には、夕日を背にうーじとふたりきりで、あの素敵なイラストを愛でるらしい。とってもロマンティックですね。 しかし、うーじは現在少し変わったイラストを書いているので、それを彼女に発見されたら、 うーじが&color(red){悲しみの向こうへと辿り着いてしまう事は確定的に明らか。} この惨劇を回避するには、彼女が非情になりきれなくなるか、ヒマリんを呼んできて『運命の打破』を使ってもらうしかない。 しかし、&bold(){彼女には無慈悲が有り余っているので}どっかのコソ泥のように非情になりきれないという事はないだろう。 また、運命の打破を使ってもらうにしても、うーじには死亡フラグを超えた&color(red){『惨劇フラグ』}が立っており、 いくら完全無欠の主人公といえどそれを打破できるかどうかは不明。 そもそもこの物語自体に&bold(){&color(red){『鮮血の結末フラグ』}}が立っているので、打破しても毎ターン死亡フラグが立つ気がする。 まあ要するに、私が言いたいのはこういう事だ &sizex(5){&bold(){&color(red){ハ ッ ピ ー エ ン ド は 失 わ れ た}}} 何?あなたはハッピーエンド至上主義? &bold(){世の中には知らないほうが幸せな事実もあるんですよ。}