ASW-G-32 ガンダム・アスモデウス

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|【形式番号】|ASW-G-32| |【機体名】|ガンダム・アスモデウス| |【パイロット】|レンジー・ダブリスコ| |【所属陣営】|アファム設備| |【分類】|[[ガンダム・フレーム]]タイプMS| |【動力】|[[エイハブ・リアクター]]| |【武装】|[[ギガント・ジャベリン]]&br()[[グラン・トンファー]]&br()[[ライフル]]&br()[[グレネード]]| **【詳細】 [[ガンダム・フレーム]]タイプ32号機。 厄祭戦時に開発されたのは間違いないが、戦後行方不明扱いとなり[[モビルアーマー]]との戦いで大破し消失したと思われていた。 しかし厄祭戦終結後約300年経過した現在、侵入困難なデブリ帯で発見された。 発見後の調査により、このアスモデウスには戦闘記録が残っておらず、実戦投入される前に終戦を迎えたと思われる。 そのため&bold(){外見は開発当時の姿がそのまま残っている上、武装すら未使用の万全の状態で発見された}。 つまりバエル以来の厄祭戦時の阿頼耶識を有するコクピットブロックを持って発見されたということになる。 開発時期が近いであろう[[ASW-G-29 ガンダム・アスタロトオリジン]]と全体的な外見や印象が似ているが、アスモデウスは両腕に装着された伸縮式の[[グラン・トンファー]]をメインとした戦闘を行うよう装備が整えられている。 グラン・トンファーは炸薬式の射出機構を持ち、標的に接触後ゼロ距離の状態で炸裂させることで相手の装甲を一撃で貫く。 使用ごとに薬莢は排出される、とあるので連発も可能である模様。 両腕の基部で前後に回転させることが出来るので相手の位置に問わず攻撃が可能と思われ、一度伸ばした状態では普通にトンファーとして武器として使うことももちろん可能。 [[ダインスレイヴ]]の近接武器版とも言える武器だが、ダインスレイヴのシステムを接近専用武器に利用したガンダムは4号機である[[ASW-G-04 ガンダム・ガミジン]]の持つ[[リボルバーガンアックス]]という「ゼロ距離専用の小型ダインスレイヴを内蔵する」近接武器を持つが、本体に直接組み込む形で装備されているのは現在アスモデウスが現時点で唯一の機体。 &bold(){しかしグラン・トンファーが「ダインスレイヴ」であると明記した資料は今のところ見当たらない}上、ダインスレイヴとは「高硬度レアアロイの弾頭を電磁レールガンで射出する武器」であることから格闘兵器であるこのトンファーは厳密にはダインスレイヴの定義に含まれないのだろう。 なお炸薬式というのは[[ASW-G-29 ガンダム・アスタロトリナシメント]]の[[バスタード・チョッパー]]に同様のシステムが組み込まれているが、そちらは「疑似ダインスレイヴ」とされている。 バスタード・チョッパーのものは至近距離でしか使えないが火薬式で弾頭を発射するものでありため、こちらはダインスレイヴのシステムを火薬式で再現したものは「疑似」呼びで良いのだろうか。 他の武装として110mm口径のミドルレンジライフルと、[[ギガント・ジャベリン]]を装備している。 ライフルは敵機の牽制用であり、腰部スカートにマウント機構を持ち、グラン・トンファー使用時に邪魔をしないサイズのライフルが用意されている。 見た目はグシオンのサブマシンガンに似ている。 ギガント・ジャベリンは中距離戦に対応し、伸長時のグラン・トンファーとほぼ同サイズの大きさを持つ。 接近戦を嫌う標的に対しての使用が想定されており、ジャベリン(投槍)という名前の通り投擲することが可能。形状の通り剣のように使用することも可能。 ソード部分にはスラスター機構を内蔵し、射出して攻撃出来る上、柄と先端部はワイヤーで接続されているため発射しても回収出来る。 脚部はクローが大きく稼働するようになっており、機体の固定から標的の拘束も可能としている。 サイドアーマーにはグレネードが装着されている。 グラン・トンファーによるインファイトを仕掛けるため、煙幕を張って目眩ましとし相手を撹乱するために用いられる。 アプリ版ウルズハントではインスト通り万全の状態で発見されウィスタリオらによって確保される。 戦力としての運用が考えられたが、コクピットも厄祭戦当時のままでつまりは阿頼耶識システムに対応する人間でないと動かせなかったため、[[IPP-18875 エンゾ]]からコクピットを移植する形でプログラム式の操縦へと転換。 さらにシクラーゼ・マイアーに切り捨てられてしまったレンジー・ダブリスコがパイロットへと志願し以後彼の愛機となる。 なおアスモデウスが保管されていた場所はセブンスターズのファルク家が管理していたポイントだった。 設定通り戦闘データが一切無く厄祭戦でも一度も戦わなかったとされている。 そのためモビルアーマーを前にしても何の反応を示さず安定して戦うことが可能。 それはメリットとも言える一方、バルバトスらのようにリミッター解除が働かないため出力増大が見込めないデメリットであるとも言える。 **【余談】 アスモデウスとはアマイモン配下の東方の悪魔の首座で、72の軍団を率いる序列32番の大いなる王。 牛・人・羊の頭とガチョウの足、毒蛇の尻尾を持つとされ、手には軍旗と槍を持って地獄の竜に跨り、口から火を噴く。 特徴的な後頭部アンテナは牛の角、平たく大きな脚はガチョウ、射出可能なギガント・ジャベリンは毒蛇の尻尾もしくは手に持つという槍だろうか。 ハラエル戦で機体はMAに無反応であったのはエンゾのコクピットを移植した事で機能不全が起きたとの見解が示唆されていたが、メハイア戦に於いて端白星=マルコシアスと異なりアスモデウスにはMAとの交戦経験がない為である可能性も作中で提示された。 この事からガンダム・フレーム自身がMAとの戦闘経験を蓄積して自動的にMAの存在を判定しているとも考えられ、何かしらの学習型人工知能が搭載されている可能性まで出てきた。 その場合ガンダム・フレームは、人工知能を搭載した天使を狩る存在でありながら、自らもまた人工知能を搭載しているというある種同族狩りを行う悪魔達と云えるかもしれない。 実はデザインは2018年の元旦、線画ではあったが公式ツイッターで公開されていた。 機体名が伏せられていたため、公開直後から外伝で名前のみ登場していた[[ASW-G-70 ガンダム・セーレ]]ではないかと言われており、 新しいガンダム・フレームがHGで発売するとしてシルエットが公開されてから、それがアスモデウスであると発表されるまでもやはりセーレが立体化するのではと考えられていた。 ところがHGの情報が発表された際に全く新しい名前のガンダムだったためかなりの驚きを持って迎えられることになった。 ----
|【形式番号】|ASW-G-32| |【機体名】|ガンダム・アスモデウス| |【パイロット】|レンジー・ダブリスコ| |【所属陣営】|アファム設備| |【分類】|[[ガンダム・フレーム]]タイプMS| |【動力】|[[エイハブ・リアクター]]| |【武装】|[[ギガント・ジャベリン]]&br()[[グラン・トンファー]]&br()[[ライフル]]&br()[[グレネード]]| **【詳細】 [[ガンダム・フレーム]]タイプ32号機。 厄祭戦時に開発されたのは間違いないが、戦後行方不明扱いとなり[[モビルアーマー]]との戦いで大破し消失したと思われていた。 しかし厄祭戦終結後約300年経過した現在、侵入困難なデブリ帯で発見された。 発見後の調査により、このアスモデウスには戦闘記録が残っておらず、実戦投入される前に終戦を迎えたと思われる。 そのため&bold(){外見は開発当時の姿がそのまま残っている上、武装すら未使用の万全の状態で発見された}。 つまりバエル以来の厄祭戦時の阿頼耶識を有するコクピットブロックを持って発見されたということになる。 開発時期が近いであろう[[ASW-G-29 ガンダム・アスタロトオリジン]]と全体的な外見や印象が似ているが、アスモデウスは両腕に装着された伸縮式の[[グラン・トンファー]]をメインとした戦闘を行うよう装備が整えられている。 グラン・トンファーは炸薬式の射出機構を持ち、標的に接触後ゼロ距離の状態で炸裂させることで相手の装甲を一撃で貫く。 使用ごとに薬莢は排出される、とあるので連発も可能である模様。 両腕の基部で前後に回転させることが出来るので相手の位置に問わず攻撃が可能と思われ、一度伸ばした状態では普通にトンファーとして武器として使うことももちろん可能。 [[ダインスレイヴ]]の近接武器版とも言える武器だが、ダインスレイヴのシステムを接近専用武器に利用したガンダムは4号機である[[ASW-G-04 ガンダム・ガミジン]]の持つ[[リボルバーガンアックス]]という「ゼロ距離専用の小型ダインスレイヴを内蔵する」近接武器を持つが、本体に直接組み込む形で装備されているのは現在アスモデウスが現時点で唯一の機体。 &bold(){しかしグラン・トンファーが「ダインスレイヴ」であると明記した資料は今のところ見当たらない}上、ダインスレイヴとは「高硬度レアアロイの弾頭を電磁レールガンで射出する武器」であることから格闘兵器であるこのトンファーは厳密にはダインスレイヴの定義に含まれないのだろう。 なお炸薬式というのは[[ASW-G-29 ガンダム・アスタロトリナシメント]]の[[バスタード・チョッパー]]に同様のシステムが組み込まれているが、そちらは「疑似ダインスレイヴ」とされている。 バスタード・チョッパーのものは至近距離でしか使えないが火薬式で弾頭を発射するものでありため、こちらはダインスレイヴのシステムを火薬式で再現したものは「疑似」呼びで良いのだろうか。 他の武装として110mm口径のミドルレンジライフルと、[[ギガント・ジャベリン]]を装備している。 ライフルは敵機の牽制用であり、腰部スカートにマウント機構を持ち、グラン・トンファー使用時に邪魔をしないサイズのライフルが用意されている。 見た目はグシオンのサブマシンガンに似ている。 ギガント・ジャベリンは中距離戦に対応し、伸長時のグラン・トンファーとほぼ同サイズの大きさを持つ。 接近戦を嫌う標的に対しての使用が想定されており、ジャベリン(投槍)という名前の通り投擲することが可能。形状の通り剣のように使用することも可能。 ソード部分にはスラスター機構を内蔵し、射出して攻撃出来る上、柄と先端部はワイヤーで接続されているため発射しても回収出来る。 脚部はクローが大きく稼働するようになっており、機体の固定から標的の拘束も可能としている。 サイドアーマーにはグレネードが装着されている。 グラン・トンファーによるインファイトを仕掛けるため、煙幕を張って目眩ましとし相手を撹乱するために用いられる。 アプリ版ウルズハントではインスト通り万全の状態で発見されウィスタリオらによって確保される。 戦力としての運用が考えられたが、コクピットも厄祭戦当時のままでつまりは阿頼耶識システムに対応する人間でないと動かせなかったため、[[IPP-18875 エンゾ]]からコクピットを移植する形でプログラム式の操縦へと転換。 さらにシクラーゼ・マイアーに切り捨てられてしまったレンジー・ダブリスコがパイロットへと志願し以後彼の愛機となる。 なおアスモデウスが保管されていた場所はセブンスターズのファルク家が管理していたポイントだった。 設定通り戦闘データが一切なく厄祭戦でも一度も戦わなかったとされている。 そのためモビルアーマーを前にしても何の反応を示さず安定して戦うことが可能。 それはメリットとも言える一方、バルバトスらのようにリミッター解除が働かないため出力増大が見込めないデメリットであるとも言える。 **【余談】 アスモデウスとはアマイモン配下の東方の悪魔の首座で、72の軍団を率いる序列32番の大いなる王。 牛・人・羊の頭とガチョウの足、毒蛇の尻尾を持つとされ、手には軍旗と槍を持って地獄の竜に跨り、口から火を噴く。 特徴的な後頭部アンテナは牛の角、平たく大きな脚はガチョウ、射出可能なギガント・ジャベリンは毒蛇の尻尾もしくは手に持つという槍だろうか。 ハラエル戦で機体はMAに無反応であったのはエンゾのコクピットを移植した事で機能不全が起きたとの見解が示唆されていたが、メハイア戦に於いて端白星=マルコシアスと異なりアスモデウスにはMAとの交戦経験がない為である可能性も作中で提示された。 この事からガンダム・フレーム自身がMAとの戦闘経験を蓄積して自動的にMAの存在を判定しているとも考えられ、何かしらの学習型人工知能が搭載されている可能性まで出てきた。 その場合ガンダム・フレームは、人工知能を搭載した天使を狩る存在でありながら、自らもまた人工知能を搭載しているというある種同族狩りを行う悪魔達と云えるかもしれない。 実はデザインは2018年の元旦、線画ではあったが公式ツイッターで公開されていた。 機体名が伏せられていたため、公開直後から外伝で名前のみ登場していた[[ASW-G-70 ガンダム・セーレ]]ではないかと言われており、 新しいガンダム・フレームがHGで発売するとしてシルエットが公開されてから、それがアスモデウスであると発表されるまでもやはりセーレが立体化するのではと考えられていた。 ところがHGの情報が発表された際に全く新しい名前のガンダムだったためかなりの驚きを持って迎えられることになった。 ----

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