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最終更新 &date()&time() #ref(http://www25.atwiki.jp/is_sevenspiral?cmd=upload&act=open&pageid=47&file=yot13.jpg) ---- #ref(http://www25.atwiki.jp/is_sevenspiral?cmd=upload&act=open&pageid=47&file=i21-7.jpg) 【神殿】 名称:神殿 要点:神殿・神官 周辺環境:食糧生産地・食糧生産に向いた地形 評価:根源力10000以上のキャラクターに職業4を付与できる。 特殊:なし 備考:なし 次のアイドレス:神官(職業4)・動き出す石像(イベント)・神々への祈り(イベント)・大神殿(施設) 派生元となったアイドレス:食料生産地 神殿(作:YOT) [[image>http://sky.geocities.jp/the_force_of_chesed/wiki/yot13.jpg]] 神官(作:榊聖・背景:YOT) [[image>http://sky.geocities.jp/the_force_of_chesed/wiki/i21-7.jpg]] ゴロネコ藩国では、温暖な気候と恵まれた土壌の恩恵を受け、農業が盛んで果樹園が藩国規模で運営されている。この果樹園を中心とする農業は藩国の食料としてだけではなく、観光資源としても藩国を支えている。 温暖な気候に恵まれているとはいえ、旱魃や山火事など災害とは無縁ではありえない。この食料・観光資源を農業に頼るということは、農作物へ直接的な影響を与える天災などが起こった場合藩国財政を直撃する危うさを意味するものであった。 ゴロネコ藩国民のうち農作業に従事する者にとって天災は、科学の発達した現代においても抗うことのできない自然の意思そのものであり、自然と共生するその者達にとっても労働意欲を著しく減退させるものでもあった。丹精こめた農作物が全滅するということは、彼らに心身ともに深いダメージを与えるものである。 万が一天災が頻発し、このような状況が数年続けば農作業に従事する人々は大変なことになる。そう考えた藩王以下政庁の重鎮は、農作業に従事する人々のスピリチュアルな部分の安寧のため神殿を建立することにした。農作業に従事する人々の間では古くから猫を神として崇める風習があったため、神殿には猫が祀られた。 /*/ 政庁が猫を祀った神殿を建立した背景として、今も農民達に語り継がれるニャンとも不思議な民話がいくつかある。 「ゴロネコ藩国が立国したばかりで食料貯蔵も十分でなかったその昔のことじゃ。汗水たらして収穫した農作物を喰い荒らす悪い鼠が村にやってきてな。人々はその被害に大層困り果てておった。藩王様が何度も討伐隊を差し向けても、悪い鼠はずる賢くなかなか捕まえることができなんだ。皆が諦めかけていたそんな時じゃった。どこからともなく一匹の猫が現れてな、悪い鼠を追いかけ始めたのじゃ。追いかけっこは延々一週間も続いたのじゃが、とうとう悪い鼠は猫に退治されおった。」 「昔々、日照りが続き川が枯れて山火事がおき村を襲ったことがあったのじゃ。村人達はなすすべがなく逃げ惑うばかりじゃった。藁をも掴む気持ちで天に祈りをささげ雨乞いをしたその時、見たことがない一匹の猫が現れ人々の目の前を横切り国中に届けとばかりに大声で鳴き始めたのじゃ。不思議がった村人が猫のいる場所を掘ると、なんと地下水が湧き出てきてな。そうして村人たちは山火事を消し止めることができたのじゃ。」 /*/ 神殿の建立地として選定されたのは、果樹園同様周囲が高い木々に囲まれていて水源にもほど近い場所である。水源は聖なるものとして禁足地に指定され、一切の立ち入りを禁じられた。神殿はその水源を塞ぐ形で設計され、高い木々は参拝者が登殿する際に強風の影響を受けることが少ないようにとの配慮がなされた。 参道から神殿までの間には太く大きな柱と門とがあり、狛猫や「ニャ」「ウン」の仁猫などの彫像物がその威風を誇っている。神殿は御影石のような材質の石で造られていて、滑って転ぶことなく登殿し参拝を終えることができると願いがかなうとも言われている。 神殿内は大きな空間が広がり風通しがよく、その構造からか風の強い日にはニャーンとまるで猫の鳴き声のような風きり音が聞こえることもあるらしい。また神殿内には近くの水源から引き上げられた湧き水が湛えられ、この水で身を清め参拝するのが慣習である。温暖な気候のゴロネコ藩国にあってもヒンヤリ涼しい。 農作物が不作となることの無いよう、恵みの雨を降らせる大地の神として猫を祀った神殿。神殿は遠くから見ると猫のような耳を生やしているように見えるため、猫耳神殿と親しみを込めて言う人々もいる。最近では五穀豊穣以外にも子宝に恵まれるようにとこの神殿を訪れる参拝者も多く、参道は人々が行き来し賑わっている。神殿は昼も夜もゴロネコ藩国を見守っている。 (文:アールヴ) ----

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