運命の刻会話

ナレーション

ついに聖都セインを奪回し、
祝杯をあげる王国軍だったが、
そんな中。セルディックは
いまだ呪いの解けぬ聖剣に不安を
覚えていた。

ブレトワルダの王として
認められるにはヴェローナ教皇
であるアイギールに聖騎士として
任命されなければならず、
そのためには聖剣が必要なのだ。

そして、運命の刻がやってくる。

編成前

セルディック「どうしたマリー
       話したいこととは何だ?」
マリー「聖剣スプンタのことです」
   「実は、もうアリオス導師から
    聖剣の汚れを祓う方法を
    教えていただいていたのです」
セルディック「そうだったのか」
      「聖剣がこのままでは
       戴冠の儀を行うこともできない」
      「いったいどうすれば
       聖剣を元に戻すことができるんだ?」
マリー「はい、簡単なことです」
   「『聖剣の汚れを祓うには、
    聖なる血で洗えばよい』と」
セルディック「聖なる血で……?」
マリー「聖なる血とは、聖王の血……
    つまり、ブルトワルダ王家の者の血」
   「残ったのは私と、兄さまだけ。
    ですから、どうかその剣で私を」
セルディック「そ、そんなこと、できるわけが」
マリー「しなければ、聖剣は汚れたまま、
    王になることもできない」
   「そのままブルトワルダへ向かえば、
    諸侯の反抗があるでしょう」
   「私は、ブルトワルダのため、
    この命を捧げる覚悟は
    とうにできております」
セルディック「………」
マリー「兄さま。どうか、ご決断を」


シナリオ開始時

なし

シナリオ中

マリーを殺す場合(ボイス有)

セルディック(左)「仕方がない、なんて
          絶対言わない」
         「きっと他にも方法があった。
          それでも……」
         「ブレトワルダの王になるために、
          お前を手にかけたんだ」
マリー「……ブレトワルダをお願いします」


マリーを殺さない場合(ボイス有)

マリー(右)「なぜ、その剣を
       振り下ろさないのですか?」
セルディック「なぜ?ふざけるな、
       何が自分の命を捧げるだ!」
      「俺は、王都が陥落したあの日に
       お前を守ると誓ったんだ!」
      「絶対にお前を犠牲になんて
       しないぞ!」
マリー「しかし、私が死ななければ、
    聖剣を復活させることは
    できません」
   「どうやってブルトワルダを
    復興させるおつもりですか!?」
セルディック「そんなの分からない!」
      「でも、マリーを」
      「大事な人を犠牲にしなきゃ
       いけない方法なんて
       絶対に間違ってるんだ!」
      「だったら、正しい方法を探すさ」
マリー「それが、
    兄さまのお考えなのですか?」
セルディック「ああ、嘘偽りの無い俺の本心だ」
マリー「わかりました」
   「兄さまがそう仰るのであれば、
    もう二度とこのようなことは
    申しません」
セルディック「そうか、
       分かってくれて良かった」
マリー「……それに、あなたに
    あのようなことを言われるとは
    思っておりませんでしたから」
セルディック「?」

シナリオ終了時

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最終更新:2007年09月09日 18:36
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