「置石、正月終わったからイメチェンしよう」
「はぁ? 新年早々あんた何を……」
そういえば去年そんなことを言っていたような……パイナップル頭がネタとかどうとかで。
「でもイメチェンって、あんた具体的にどうするか決まってるの?」
「……歌って踊れるアイドル風?」
「似合わないからやめておこうよ、ね?」
虎目石には悪いけど、即答させてもらう。
もちろん不満そうな顔を浮かべてるけど、あえて目を合わさない方向で。
「それにしてもイメチェンねぇ……あたしは別にするつもりないんだけど」
「その大きな胸をチェンジ」
「しない」
やっぱり不満そうな虎目石。
「双子なのに……」
「いや、関係ないから」
なんか前にもこんな話の流れになったような……。
まぁいいや、とにかくイメチェンなんて今のところ考える必要はない。あたし髪型変えられないし。
「髪型……うぅむ」
いつの間にか手鏡片手に自分の髪を凝視している虎目石。
「何ならそのてっぺんでまとまってるの下ろしてみたら?」
「……芸がない」
「ふーん。じゃあ電気石の真似とか。同じ癖毛同士だし、できるんじゃないの?」
「はぁ? 新年早々あんた何を……」
そういえば去年そんなことを言っていたような……パイナップル頭がネタとかどうとかで。
「でもイメチェンって、あんた具体的にどうするか決まってるの?」
「……歌って踊れるアイドル風?」
「似合わないからやめておこうよ、ね?」
虎目石には悪いけど、即答させてもらう。
もちろん不満そうな顔を浮かべてるけど、あえて目を合わさない方向で。
「それにしてもイメチェンねぇ……あたしは別にするつもりないんだけど」
「その大きな胸をチェンジ」
「しない」
やっぱり不満そうな虎目石。
「双子なのに……」
「いや、関係ないから」
なんか前にもこんな話の流れになったような……。
まぁいいや、とにかくイメチェンなんて今のところ考える必要はない。あたし髪型変えられないし。
「髪型……うぅむ」
いつの間にか手鏡片手に自分の髪を凝視している虎目石。
「何ならそのてっぺんでまとまってるの下ろしてみたら?」
「……芸がない」
「ふーん。じゃあ電気石の真似とか。同じ癖毛同士だし、できるんじゃないの?」
というわけで電気石の髪型にしてみた虎目石。
「へぇー、結構可愛いじゃない」
ドレスはいつも通りだから電気石ほどではないけどね。それでも可愛いと思う。さすがあたしの妹。
でも虎目石は納得行かない様子。いったい何が気に入らないのだろうか。
「……何か、違うと思う」
「そう?」
「うん、なんというかこう……芸術は爆発だー!! みたいな」
「いきなり大声出さないでよっ。びっくりするじゃない」
いつもトーン低めで喋るから、ときどきああいう声出されると本気で驚く。
なんというか、あたしよりも人を脅かすセンスはあるよね、うん。
「で、芸術が爆発するような髪型って何?」
「アフロ」
「やめなさい」
それは芸術じゃなくて自分の頭が爆発してるよ、絶対。
……でも、少し見てみたいかも。虎目石のアフロ。
「リーゼントという選択肢も……」
「だからやめなさいって」
虎目石って、身体張った芸人なんじゃないのかな……。
でもリーゼント……リーゼント……でもアフロも……。
「置石、言ってることと行動が違う。アフロを爆弾で作るのはおかしい」
「へ? あれ、いつの間にこんな物持ってるんだろ?」
うぅむ、虎目石のアフロ(妄想)、恐るべし。
「じゃあさぁー、パンチパーマに鉢巻き」
「……置石」
「何よぉ、せっかく虎目石に合わせてあげたのにぃ」
しかし、二人してどうしてこうもまともな意見が出ないのかな。
「ねぇ、虎目石。今までおしゃれって気にしたことある?」
「……あまり」
「流行は?」
「……疎い」
「……イメチェンどころの話じゃないでしょうが」
「へぇー、結構可愛いじゃない」
ドレスはいつも通りだから電気石ほどではないけどね。それでも可愛いと思う。さすがあたしの妹。
でも虎目石は納得行かない様子。いったい何が気に入らないのだろうか。
「……何か、違うと思う」
「そう?」
「うん、なんというかこう……芸術は爆発だー!! みたいな」
「いきなり大声出さないでよっ。びっくりするじゃない」
いつもトーン低めで喋るから、ときどきああいう声出されると本気で驚く。
なんというか、あたしよりも人を脅かすセンスはあるよね、うん。
「で、芸術が爆発するような髪型って何?」
「アフロ」
「やめなさい」
それは芸術じゃなくて自分の頭が爆発してるよ、絶対。
……でも、少し見てみたいかも。虎目石のアフロ。
「リーゼントという選択肢も……」
「だからやめなさいって」
虎目石って、身体張った芸人なんじゃないのかな……。
でもリーゼント……リーゼント……でもアフロも……。
「置石、言ってることと行動が違う。アフロを爆弾で作るのはおかしい」
「へ? あれ、いつの間にこんな物持ってるんだろ?」
うぅむ、虎目石のアフロ(妄想)、恐るべし。
「じゃあさぁー、パンチパーマに鉢巻き」
「……置石」
「何よぉ、せっかく虎目石に合わせてあげたのにぃ」
しかし、二人してどうしてこうもまともな意見が出ないのかな。
「ねぇ、虎目石。今までおしゃれって気にしたことある?」
「……あまり」
「流行は?」
「……疎い」
「……イメチェンどころの話じゃないでしょうが」
「結論から言って、虎目石はイメチェン以前の問題よ。だから今日から勉強ね」
だいたい普通の髪型が出てこないのが冗談なのか本気なのか分からないし。なんか八割方後者のような気がする。
でも、おしゃれに疎いのは確か。やはりここは姉として……いや、宝石乙女としてきっちり調きょ……教育しないとっ。
「面倒なのは……」
しかし当の本人はこんな感じ。
これはやはり調きょ……じゃなく、教育以外にあたし自身が手を貸す必要があるわね。
「何ならあたしがやったげてもいーよ?」
「爆弾片手の姉に、そんなことは頼めない」
「あれ、また自然に手が……まぁ、試しにこれでアフロを」
「やらない」
……チッ。
だいたい普通の髪型が出てこないのが冗談なのか本気なのか分からないし。なんか八割方後者のような気がする。
でも、おしゃれに疎いのは確か。やはりここは姉として……いや、宝石乙女としてきっちり調きょ……教育しないとっ。
「面倒なのは……」
しかし当の本人はこんな感じ。
これはやはり調きょ……じゃなく、教育以外にあたし自身が手を貸す必要があるわね。
「何ならあたしがやったげてもいーよ?」
「爆弾片手の姉に、そんなことは頼めない」
「あれ、また自然に手が……まぁ、試しにこれでアフロを」
「やらない」
……チッ。
「あれ、虎目石ちゃん髪型変えたの?」
「今日だけ」
「……おそろい♪」
「今日だけ」
「……おそろい♪」