ときどき、無性に子供っぽいことをしたくなることがある。
まだまだ僕が子供なのか、うちに子供がいるからなのか、理由は分からない。
でもこうして後ろ姿を見ていると、無性にやりたくなることが一つある。
「だーれだ?」
「あ、ご主人様ですねー。手だけでも分かりますよぉ」
誰もが一回はやったことがあるだろう、相手の背後から目隠ししてやるアレだ。
「もう、ご主人様ったら子供みたいですね」
と、さっそく蛋白石に言われてしまうけど、言ってる本人もどこか嬉しそうだ。
嫌がられるよりははるかにいいかな、子供っぽいって言われるのは。
……ただ、その様子を見ていた殺生石の視線がとっても痛い。
ただのスキンシップなんだから、そんな顔しなくても……。
「……マスター」
電気石が僕に呼びかける。
声の方を振り返ってみると、電気石の背中がこちらに向けられていて……つまりやれと?
「だーれだ?」
先ほどと同じく、電気石に背後から目隠しをする。
……返事はない。
「……んー?」
「いや、首をかしげられても困るんだけど」
「んー……」
これは本気で考えているのか、それとも僕に楽しんでもらおうとしているのか、判断できない。
「……マスター?」
それから少し考えて、やっと答え。
「あ、当たり」
「えへへ……」
当の本人は答えが当たって嬉しそうだ。
うぅむ、やっぱり電気石ってよく分からない。
そして相変わらずの殺生石の視線。なんかただならぬ気配を感じるような……。
まだまだ僕が子供なのか、うちに子供がいるからなのか、理由は分からない。
でもこうして後ろ姿を見ていると、無性にやりたくなることが一つある。
「だーれだ?」
「あ、ご主人様ですねー。手だけでも分かりますよぉ」
誰もが一回はやったことがあるだろう、相手の背後から目隠ししてやるアレだ。
「もう、ご主人様ったら子供みたいですね」
と、さっそく蛋白石に言われてしまうけど、言ってる本人もどこか嬉しそうだ。
嫌がられるよりははるかにいいかな、子供っぽいって言われるのは。
……ただ、その様子を見ていた殺生石の視線がとっても痛い。
ただのスキンシップなんだから、そんな顔しなくても……。
「……マスター」
電気石が僕に呼びかける。
声の方を振り返ってみると、電気石の背中がこちらに向けられていて……つまりやれと?
「だーれだ?」
先ほどと同じく、電気石に背後から目隠しをする。
……返事はない。
「……んー?」
「いや、首をかしげられても困るんだけど」
「んー……」
これは本気で考えているのか、それとも僕に楽しんでもらおうとしているのか、判断できない。
「……マスター?」
それから少し考えて、やっと答え。
「あ、当たり」
「えへへ……」
当の本人は答えが当たって嬉しそうだ。
うぅむ、やっぱり電気石ってよく分からない。
そして相変わらずの殺生石の視線。なんかただならぬ気配を感じるような……。
悪ふざけはこれぐらいにして、部屋でレポートを書き進める。
僕だって勉強はあまり好きな方じゃない。好きな動物のことでなければそれほどやる気だって……。
「だぁーれだ?」
「うわっ!?」
突然背後から目隠し。
この声は……。
「せ、殺生石……」
「当たりです。ふふふ」
「や、やっぱり気配を消して相手に近寄るのうまいね、せっしょ……」
その瞬間、僕の耳に何とも言えない強烈なくすぐったさが。
「ふひゃあぁっ!? せ、殺生石っ」
「正解しただんな様に、ご褒美ですよ」
「だ、だからって耳に甘噛みはちょっ、うひぃぃっ! せせ、殺生石やめっ、やめてっ」
「嫌よ嫌よも好きのうちというじゃないですか。だんな様、遠慮なさらずに」
「だからってこんなっ、はううぅっ! いや、ホントやめてやめてやめてぇーっ!」
結局、小一時間は解放されずに甘噛み攻撃を受けた僕。
その後のことは……言いたくない。
「も、もう悪ふざけしないからぁーっ」
「ふふふ……だぁめ、ですよ」
……僕は、耳や脇の下が弱点なんです。
僕だって勉強はあまり好きな方じゃない。好きな動物のことでなければそれほどやる気だって……。
「だぁーれだ?」
「うわっ!?」
突然背後から目隠し。
この声は……。
「せ、殺生石……」
「当たりです。ふふふ」
「や、やっぱり気配を消して相手に近寄るのうまいね、せっしょ……」
その瞬間、僕の耳に何とも言えない強烈なくすぐったさが。
「ふひゃあぁっ!? せ、殺生石っ」
「正解しただんな様に、ご褒美ですよ」
「だ、だからって耳に甘噛みはちょっ、うひぃぃっ! せせ、殺生石やめっ、やめてっ」
「嫌よ嫌よも好きのうちというじゃないですか。だんな様、遠慮なさらずに」
「だからってこんなっ、はううぅっ! いや、ホントやめてやめてやめてぇーっ!」
結局、小一時間は解放されずに甘噛み攻撃を受けた僕。
その後のことは……言いたくない。
「も、もう悪ふざけしないからぁーっ」
「ふふふ……だぁめ、ですよ」
……僕は、耳や脇の下が弱点なんです。
「あれ、ご主人様どうしたんですか? なんだかすっごい疲れてますけど」
「あ、あはは……ちょっと、レポートが大変でね……」
「はぁ……でも、殺生石はすごく元気そうだね」
「そうですか? いつも通りだと思いますけど。ふふふ」
「あ、あはは……ちょっと、レポートが大変でね……」
「はぁ……でも、殺生石はすごく元気そうだね」
「そうですか? いつも通りだと思いますけど。ふふふ」