宝石乙女って言うのは、ロングスカートの娘が多い。
うちにいまいる三人の乙女たちも、その例外ではない。
「主、師匠がそろそろ帰宅するようだ。そこまで送っていく」
「あー、なら俺も行くわ。コンビニ寄ってく」
「天河石もー♪」
「あらあら、ふふふ」
という訳で、四人そろって家を出る。
両手に抱えきれないほどの華を抱えているのは、まぁ悪い気分でもない。
それよりも、今日はずいぶんと風が強い……。
「にゃあぁ~、飛ばされちゃうよぉ」
天が俺の脚にしがみついてくる。
まぁ、それだけ強い風だが、南風なので心地よくも感じる。
……春だなぁ。
「天ー、歩きにくいから離れてくれー」
「でもぉ、天河石お空飛んじゃうよ?」
「なら肩車してやる」
「もっと飛ばされちゃうよぉー……でもやってっ」
よく分からん奴だ。
まぁ、天は本当に軽いし、負担にもならないからかまわない。
というわけで、しゃがんで天を抱きあげ……。
「あっ」
「あらっ」
「にゃあぁ~っ」
うちにいまいる三人の乙女たちも、その例外ではない。
「主、師匠がそろそろ帰宅するようだ。そこまで送っていく」
「あー、なら俺も行くわ。コンビニ寄ってく」
「天河石もー♪」
「あらあら、ふふふ」
という訳で、四人そろって家を出る。
両手に抱えきれないほどの華を抱えているのは、まぁ悪い気分でもない。
それよりも、今日はずいぶんと風が強い……。
「にゃあぁ~、飛ばされちゃうよぉ」
天が俺の脚にしがみついてくる。
まぁ、それだけ強い風だが、南風なので心地よくも感じる。
……春だなぁ。
「天ー、歩きにくいから離れてくれー」
「でもぉ、天河石お空飛んじゃうよ?」
「なら肩車してやる」
「もっと飛ばされちゃうよぉー……でもやってっ」
よく分からん奴だ。
まぁ、天は本当に軽いし、負担にもならないからかまわない。
というわけで、しゃがんで天を抱きあげ……。
「あっ」
「あらっ」
「にゃあぁ~っ」
強い風が吹き抜ける。
先ほどよりも強く、これは天も本当に空を飛びかねない強さだ。
そんな風……そんな風だから、こういうことも起こるんだろうな。
まさか、全員のスカートがめくれるとは……。
「あらあら」
「にゃぁ……飛ばされちゃうかと思ったよぉ」
ペリドットと天は実に余裕だ。というか天は別の心配してるし。
しかし珊瑚は……。
「あ、ああ……ああ主っ!」
「って、いきなり斧構えるな! 何なんだよっ!」
「みみ、見たっ、見たなっ!」
「何をだっ!?」
ごめん、とぼけてみたけどしっかり見させてもらった。
しかし珊瑚、面白いぐらいに顔を赤くしている。斧を持っていなければ可愛いことこの上ない。
「もう、嘘はいけませんよ。ふふふ」
「そ、そうだぞ主っ、ここここういうことは、し、しっかり正直にっ」
斧を持つ手が、大きく震えている。
「……珊瑚、乙女としてそのような恥じらいは重要ですが、不可抗力で愛しい殿方に見られただけなのですから、もう少し落ち着いたらどうですか?」
「い、いとっ、いとぉっ!? 師匠、いいいいきなり何をぉーっ」
「ふふふ。あら、お店が見えてきましたね。では私はこれで」
「あ、ああ……」
うぅむ、アレが宝石乙女長女の余裕か……。
「マスタぁー、肩車はぁ?」
「あぁ悪いなぁ今してやるよ」
「うんっ。あ、お姉ちゃんばいばーいっ」
離れたペリドットに手を振る。
それにほんわかした笑顔で返すペリドット。いやぁ、本当に余裕だ。
「珊瑚もあれぐらいの余裕を身につけないとな。こんなところで斧振り回すなんて危ないだろ」
「う、うるさいっ、ニヤニヤするなっ!」
「はいはい。天、プリンでも買って帰るか」
「いいのっ? やったー♪」
「――っ!」
まぁ、今日は実に面白いものというか良いものというか、とにかくいろいろ見られてよかった。
先ほどよりも強く、これは天も本当に空を飛びかねない強さだ。
そんな風……そんな風だから、こういうことも起こるんだろうな。
まさか、全員のスカートがめくれるとは……。
「あらあら」
「にゃぁ……飛ばされちゃうかと思ったよぉ」
ペリドットと天は実に余裕だ。というか天は別の心配してるし。
しかし珊瑚は……。
「あ、ああ……ああ主っ!」
「って、いきなり斧構えるな! 何なんだよっ!」
「みみ、見たっ、見たなっ!」
「何をだっ!?」
ごめん、とぼけてみたけどしっかり見させてもらった。
しかし珊瑚、面白いぐらいに顔を赤くしている。斧を持っていなければ可愛いことこの上ない。
「もう、嘘はいけませんよ。ふふふ」
「そ、そうだぞ主っ、ここここういうことは、し、しっかり正直にっ」
斧を持つ手が、大きく震えている。
「……珊瑚、乙女としてそのような恥じらいは重要ですが、不可抗力で愛しい殿方に見られただけなのですから、もう少し落ち着いたらどうですか?」
「い、いとっ、いとぉっ!? 師匠、いいいいきなり何をぉーっ」
「ふふふ。あら、お店が見えてきましたね。では私はこれで」
「あ、ああ……」
うぅむ、アレが宝石乙女長女の余裕か……。
「マスタぁー、肩車はぁ?」
「あぁ悪いなぁ今してやるよ」
「うんっ。あ、お姉ちゃんばいばーいっ」
離れたペリドットに手を振る。
それにほんわかした笑顔で返すペリドット。いやぁ、本当に余裕だ。
「珊瑚もあれぐらいの余裕を身につけないとな。こんなところで斧振り回すなんて危ないだろ」
「う、うるさいっ、ニヤニヤするなっ!」
「はいはい。天、プリンでも買って帰るか」
「いいのっ? やったー♪」
「――っ!」
まぁ、今日は実に面白いものというか良いものというか、とにかくいろいろ見られてよかった。
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