山亀(ヤマガメ)
島国の大地を護る神獣。秋津という一族が古来より彼らの神子を司っている。
土地は山亀と一心同体で、地震が頻繁に起こる時は山亀の御心が荒んでいると謂われている。
秋津家の遺している伝承書物によると、姿は山々の緑を背負うような甲羅に貫禄のある亀で、息吹のひとつで台風が巻き起こるらしい。
秋津家の若き神子と契りを交し、人間の代弁者である彼らの声を聞き、願いに応えている。
海龍の社が堕ちたという凶報を聞き、秋津家は『城』の人間達に敵意を向けており、妖怪と手を組んで都を滅ぼす計画を立てているらしい。
父なる山の如く、人間妖怪に対し厳かで、しかし優しさを兼ね備えた存在。
海龍と同様、『城』の人間達とも分かり合えないかと考えているが、秋津家の意向にどうも押されている傾向にある。
しかし一度選択を間違える事があれば、人間達が皆滅んでしまうのは間違いないだろう。
最終更新:2014年07月12日 23:47