sink night
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sink night
くだらねえ。
殺し合いとかくだらねえ。
そんな馬鹿げた幻想…必ずぶっ殺してやるよ。
殺し合いとかくだらねえ。
そんな馬鹿げた幻想…必ずぶっ殺してやるよ。
「へっ…?」
ドアを開けた瞬間、足が浮いた。
彼のスタート地点は…海上だった。
ゲームを壊すという目的の達成の為、勢い良く扉を駆け抜けたのがあだとなった。
そのまま速度を殺さないまま、海の中へと頭から突っ込む。
大きく水飛沫を上げた。
彼のスタート地点は…海上だった。
ゲームを壊すという目的の達成の為、勢い良く扉を駆け抜けたのがあだとなった。
そのまま速度を殺さないまま、海の中へと頭から突っ込む。
大きく水飛沫を上げた。
「んなっ!?」
塩水の味はやっぱり辛いです。まず最初にそう感じた。
ってか上条さん、これはかなりマズい状況ではないでせうか…?
ここはプールではないし、何より服装が学生服だ。
まさか学生服で海の中に入るなんて上条さんは思いませんよ。
陸まではそう距離がないのだが、ただひたすら泳いでも進んでる気がしない。
このまま溺死なんて、そうそう笑えるもんじゃねーぞ…。
と、自らの死の心配をする上条さんでしたが、目を凝らしてみれば海岸に誰かいるみたいだ。
見た感じは女性みたいだが。少なくとも日本人ではないだろう。
ってか上条さん、これはかなりマズい状況ではないでせうか…?
ここはプールではないし、何より服装が学生服だ。
まさか学生服で海の中に入るなんて上条さんは思いませんよ。
陸まではそう距離がないのだが、ただひたすら泳いでも進んでる気がしない。
このまま溺死なんて、そうそう笑えるもんじゃねーぞ…。
と、自らの死の心配をする上条さんでしたが、目を凝らしてみれば海岸に誰かいるみたいだ。
見た感じは女性みたいだが。少なくとも日本人ではないだろう。
「すいません!助けてください!!」
恵んできたチャンスを手放すわけにもいかず、あっぷあっぷしながら必死に叫ぶ。
その人は俺を助けてくれるのか、水の上を歩いて来た。
よかった、これで助かるぞ…。
その人は俺を助けてくれるのか、水の上を歩いて来た。
よかった、これで助かるぞ…。
「大丈夫ですか?捕まって下さい」
「…助かります」
「…助かります」
結構美人なその人は右手を差し出す。
その手を右手でしっかりと掴む。
その手を右手でしっかりと掴む。
(結構綺麗な人だな…)
なんて思いながら。
これでこの状況からはなんとかなる。
しかし悲しいかな、幻想殺しがその希望を打ちのめす。
これでこの状況からはなんとかなる。
しかし悲しいかな、幻想殺しがその希望を打ちのめす。
「あ…」
「えっ…」
「えっ…」
そういえばどうして気に留めなかったのだろう。
水上を歩くなんて常識的に考えて有り得ない事だ。
超能力か魔術を駆使していたのだろう。
その女性は…急に足場を失うように海に落ちた。
二つ目の水飛沫が上がった。
水上を歩くなんて常識的に考えて有り得ない事だ。
超能力か魔術を駆使していたのだろう。
その女性は…急に足場を失うように海に落ちた。
二つ目の水飛沫が上がった。
○ ○ ○
「…結局泳ぐことになりましたね」
「あぁ、巻き込んで悪いな」
「あぁ、巻き込んで悪いな」
助けに来てくれた彼女も海に落っこちてしまったので、結局自力で泳ぐ羽目になった。
いきなりこんな目に遭うとは誰が予想できますか?
それにびちょびちょで気持ち悪い。
いきなりこんな目に遭うとは誰が予想できますか?
それにびちょびちょで気持ち悪い。
「私はセイバーのサーヴァントです。セイバーで構いません。
このような展開になるとは微塵も思っていませんでしたが」
「俺は上条当麻だ。さっきは悪かったな。
この右手には能力とか魔術とか打ち消すチカラが備わってるっていうか」
「なるほど。だから私の加護が消滅したということですか」
「なあセイバー。お前は魔術師か何かか?」
「その問は的を得ていますが、正確には魔術師に仕える英霊です」
「英霊?」
「貴方にはあまり関係ないことですので」
「んまいいけどよ。にしても替えの服が欲しいぜ。セイバーもそうだろ?…スカートとか」
「私は別に構いませんが」
「いや、でも女の子はそういうの気にするべきだと思うぞ」
「女だからと色々決め付けるのはどうかと」
「わかったわかった。好きにしてくれ」
このような展開になるとは微塵も思っていませんでしたが」
「俺は上条当麻だ。さっきは悪かったな。
この右手には能力とか魔術とか打ち消すチカラが備わってるっていうか」
「なるほど。だから私の加護が消滅したということですか」
「なあセイバー。お前は魔術師か何かか?」
「その問は的を得ていますが、正確には魔術師に仕える英霊です」
「英霊?」
「貴方にはあまり関係ないことですので」
「んまいいけどよ。にしても替えの服が欲しいぜ。セイバーもそうだろ?…スカートとか」
「私は別に構いませんが」
「いや、でも女の子はそういうの気にするべきだと思うぞ」
「女だからと色々決め付けるのはどうかと」
「わかったわかった。好きにしてくれ」
なんていうか、物凄く堅い。
どうして俺と関わりを持つ女性はいつもこう取っ付き難いのか。
自分の不幸体質を呪う上条さんなのでした。
どうして俺と関わりを持つ女性はいつもこう取っ付き難いのか。
自分の不幸体質を呪う上条さんなのでした。
「うわっ」
「トウマ、どうしましたか?」
「トウマ、どうしましたか?」
露骨な悲鳴を上げた所為かセイバーが反応する。
「これを見てくれ。名簿も地図も塩水でボロボロで読めやしない。
おまけに食料まで…」
「残念ながら私のも同じ状態です。このままでは知り合いの確認が出来ませんね
こうなると分かっていれば先に確認をしておくべきでした」
おまけに食料まで…」
「残念ながら私のも同じ状態です。このままでは知り合いの確認が出来ませんね
こうなると分かっていれば先に確認をしておくべきでした」
って随分と皮肉っぽく言ってくるな。
「知り合い?」
「はい。あの会場に集められたとき、私の敵がいました。
それは最強のサーヴァント、バーサーカー。
早めに対処しておかなければ犠牲者が出るのは時間の問題かと」
「何だと!?だったらソイツを止めないと…!」
「一般人で到底敵う相手ではありません。ここは私が」
「でもよ…」
「それより、支給品に剣はありましたか?もしあれば貸して頂きたい」
「はい。あの会場に集められたとき、私の敵がいました。
それは最強のサーヴァント、バーサーカー。
早めに対処しておかなければ犠牲者が出るのは時間の問題かと」
「何だと!?だったらソイツを止めないと…!」
「一般人で到底敵う相手ではありません。ここは私が」
「でもよ…」
「それより、支給品に剣はありましたか?もしあれば貸して頂きたい」
言われたとおり、塵紙だらけのポケットを見る。
「これしか入ってないんだが」
「ラケット、ですか…」
「ラケット、ですか…」
上条当麻の支給品は、テニスラケット1本。終わり。
ちょっと待て。
これ、武器じゃなくてスポーツ用具だろ?こんなんで殴って人殺せってのか?
殺し合い以前の問題だろ…。あのドラえもんってやつは何考えてんだ?
いよいよ不幸体質って問題じゃないぞ!
ちょっと待て。
これ、武器じゃなくてスポーツ用具だろ?こんなんで殴って人殺せってのか?
殺し合い以前の問題だろ…。あのドラえもんってやつは何考えてんだ?
いよいよ不幸体質って問題じゃないぞ!
「魔力を注ぎ込めば折れるかもしれませんが丸腰よりはマシでしょう」
てか俺の唯一の支給品取っちゃうの。
俺が丸腰になるのを分かってよセイバーさん。
俺が丸腰になるのを分かってよセイバーさん。
「ところでセイバーには何があっ「静かに。何か聞こえます」ん?」
質問を静止され、何事かと思い耳を澄ます。
拡声器か何かを使った声。その声に聞き覚えがあった。
拡声器か何かを使った声。その声に聞き覚えがあった。
「インデックス…!?」
「知り合いですか?」
「ああ…今から俺はインデックスの元に向かう」
「私も行きましょう」
「ちょっとばっか急ぐぞ。人が集まりそうだからな」
「分かりました」
「知り合いですか?」
「ああ…今から俺はインデックスの元に向かう」
「私も行きましょう」
「ちょっとばっか急ぐぞ。人が集まりそうだからな」
「分かりました」
待ってろインデックス…!今迎えに行くぞ!
幻想殺しの少年と騎士王は塗れたまま重い足を前へと進める。
【G-5/1日目・深夜】
【上条当麻@とある魔術の禁書目録】
[状態]:全身ずぶ濡れ
[装備]:なし
[道具]:支給品(水のみ)
[思考・状況]0:ゲームから脱出
1:インデックス(真帆)の元へ向かう
2:バーサーカーを警戒
【上条当麻@とある魔術の禁書目録】
[状態]:全身ずぶ濡れ
[装備]:なし
[道具]:支給品(水のみ)
[思考・状況]0:ゲームから脱出
1:インデックス(真帆)の元へ向かう
2:バーサーカーを警戒
【セイバー@Fate/stay night】
[状態]:全身ずぶ濡れ
[装備]:テニスラケット@現実
[道具]:支給品(水のみ)、不明1~3(剣は無し)
[思考・状況]0:ゲームから脱出
1:インデックス(真帆)の元へ向かう
2:バーサーカーを警戒
[状態]:全身ずぶ濡れ
[装備]:テニスラケット@現実
[道具]:支給品(水のみ)、不明1~3(剣は無し)
[思考・状況]0:ゲームから脱出
1:インデックス(真帆)の元へ向かう
2:バーサーカーを警戒
【テニスラケット@現実】
棒状のグリップの先が輪になっており、そこにストリングスが張られる。長さ69センチ前後、重さは240~380グラム程度。
棒状のグリップの先が輪になっており、そこにストリングスが張られる。長さ69センチ前後、重さは240~380グラム程度。
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