Baresayaka
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Baresayaka
「誰があんな怪しい奴の言う通りなんかに…」
美樹さやかはジャギの提案を無視し、東へ進んでいた。
行く当てがなければ言うとおりに北へ行っていたかもしれない。
しかし別の理由が出来たから。ただそれだけ。
手に持つのは首輪探知機。
ご丁寧にもエリア拡大図に赤い点で参加者が記されている。
F-5にいるのが自分。北には3つ点があり、おそらく、いやほぼ確実に三沢真帆という参加者を含むだろう。
それに釣られたのか、南からなかなかの速さで2つの点が来ている。
作戦は決まった。
まずはこの2つの点を潰し、それから北へ向かい参加者を駆逐する。
三沢真帆というのはいい種を蒔いてくれたようだ。
行く当てがなければ言うとおりに北へ行っていたかもしれない。
しかし別の理由が出来たから。ただそれだけ。
手に持つのは首輪探知機。
ご丁寧にもエリア拡大図に赤い点で参加者が記されている。
F-5にいるのが自分。北には3つ点があり、おそらく、いやほぼ確実に三沢真帆という参加者を含むだろう。
それに釣られたのか、南からなかなかの速さで2つの点が来ている。
作戦は決まった。
まずはこの2つの点を潰し、それから北へ向かい参加者を駆逐する。
三沢真帆というのはいい種を蒔いてくれたようだ。
「さてと、ひと仕事といきましょうか」
青く輝くソウルジェムを掲げ、彼女は青い光に包まれた。
◇ ◇ ◇
「悪いな、巻き込んじまって」
「ええ、それより今は"インデックス"の救助でしょう?」
「ええ、それより今は"インデックス"の救助でしょう?」
「トウマ、危ない!」
「んなっ!」
「んなっ!」
どこからともなく発射されたサーベルを、セイバーがラケットで振り払う。
セイバーの援護がなければ…と思うだけでゾッとする。
セイバーの援護がなければ…と思うだけでゾッとする。
「何だ!?」
「敵襲です。下がってください」
「敵襲です。下がってください」
セイバーに言われるまま、後ろへ後退する。
目前に現れたのはなんだかエロエロしいコスプレのような服を来た女の子。
てか凄く不気味。絶対病んでる。
目前に現れたのはなんだかエロエロしいコスプレのような服を来た女の子。
てか凄く不気味。絶対病んでる。
「不幸だ…」
その少女が公園へ向かうのはマズい。
セイバーは先ほど払い除けたサーベルを引き抜き、砲台へと飛び込む。
それを見た少女は当然のように剣を召喚、それを弾幕のように投げつける。
セイバーはそれを難なくかわし、払う。
やがてその少女と接近戦になった。
セイバーは先ほど払い除けたサーベルを引き抜き、砲台へと飛び込む。
それを見た少女は当然のように剣を召喚、それを弾幕のように投げつける。
セイバーはそれを難なくかわし、払う。
やがてその少女と接近戦になった。
「ふーん。一筋縄ではいかないってわけ」
「私はサーヴァント・セイバー。貴公の名を教えていただきたい」
「戦いの相手の名前は知っておきたい?まぁいいわよ。
あたしは美樹さやか…魔法少女よ」
「私はサーヴァント・セイバー。貴公の名を教えていただきたい」
「戦いの相手の名前は知っておきたい?まぁいいわよ。
あたしは美樹さやか…魔法少女よ」
同じサーベルが交差し、ギチギチと火花を散らす。
お互い一歩も譲る気は無く、閃光はより一層激しくなる。
お互い一歩も譲る気は無く、閃光はより一層激しくなる。
「貴女は何故っ、こんなことを…」
「奇跡もあるんだよ。あたしは優勝しなきゃいけないんだ!」
「それで人を殺していいはずがない!」
「黙れぇっ!アンタなんかに分かるもんか…!」
「奇跡もあるんだよ。あたしは優勝しなきゃいけないんだ!」
「それで人を殺していいはずがない!」
「黙れぇっ!アンタなんかに分かるもんか…!」
さやかは力任せにセイバーを押し飛ばすと、ポケットから何かを取り出して投げつけた。
セイバーはそれを切り裂き、前に出ようとしたが踏みとどまった。
セイバーはそれを切り裂き、前に出ようとしたが踏みとどまった。
「お、おい!大丈夫か!!」
思わず声を上げる。悲鳴に近い叫びでもあった。
さやかが投げたもの―学園都市の珍味缶ジュース「黒豆サイダー」。
殺傷力は無くとも、目に入れば一時的に視界を奪うことが出来る。
さやかが投げたもの―学園都市の珍味缶ジュース「黒豆サイダー」。
殺傷力は無くとも、目に入れば一時的に視界を奪うことが出来る。
「ぐっ…目潰しとは卑劣な」
「それじゃあ、さようなら」
「それじゃあ、さようなら」
さやかがトドメの一撃を刺すべく剣を構える。
しかし目を拭うセイバーにそれは見えていない。
しかし目を拭うセイバーにそれは見えていない。
「うおおおおおおおッ!」
「ッ!?」
「ッ!?」
一撃はセイバーに突き刺さる筈だった。
上条がセイバーの前に現れさえしなければ。
上条がセイバーの前に現れさえしなければ。
◇ ◇ ◇
「なっ…お前、何を!」
どう見てもただの一般人にしか見えない男が、あたしの剣を打ち消した?
バカな。ありえない。
バカな。ありえない。
「お前、魔術師か何かだろ?」
「魔術師…?」
「お前の剣は所詮"幻想"に過ぎなかったってことだよ」
「魔術師…?」
「お前の剣は所詮"幻想"に過ぎなかったってことだよ」
許せるものか。こいつはあたしを何だと思っているんだ。
消されたなら別の剣を創り出せば―
僅かな動揺が、油断に繋がるとは知らず。
消されたなら別の剣を創り出せば―
僅かな動揺が、油断に繋がるとは知らず。
「お前の"幻想"は終わっちまったよ」
「な―」
「な―」
(まだ…終われないのに………)
しかし、遠ざかる意識を手放すことしかできなかったのである。
◇ ◆ ◇
「セイバー!大丈夫か!?」
「迂闊でした。目晦ましとは」
「迂闊でした。目晦ましとは」
敵が動かなくなったのを確認し、目を潰されたセイバーを連れてホームセンターに入る。
トイレで入念に洗わせた。
トイレで入念に洗わせた。
「もう回復しました」
「はや!ホントに大丈夫なのか?」
「はい。強酸性の液体でないだけ遥かにマシです」
「はや!ホントに大丈夫なのか?」
「はい。強酸性の液体でないだけ遥かにマシです」
言うとおり、全く気にしていない様子だった。
つくづく、サーヴァントってのは何なんだと思った。
って、こんなことしてる場合じゃねえな。
つくづく、サーヴァントってのは何なんだと思った。
って、こんなことしてる場合じゃねえな。
「悪いセイバー、俺は行って来るからそこの女の子を監視しててほしい。
また殺し合いに乗ったりしないように」
「構いません。ではやはりトウマは…」
「ああ、俺にはまだやることが残ってっからな」
また殺し合いに乗ったりしないように」
「構いません。ではやはりトウマは…」
「ああ、俺にはまだやることが残ってっからな」
俺は公園を目指して、再び走り始めた。
【F-5/1日目・黎明】
【上条当麻@とある魔術の禁書目録】
[状態]:少し濡れている
[装備]:なし
[道具]:支給品(水のみ)
[思考・状況]0:ゲームから脱出
1:声のしたほうへ向かう
2:御坂を探す
3:美樹さやかは…?
※魔法少女は魔術師の一種だと思っています。
【上条当麻@とある魔術の禁書目録】
[状態]:少し濡れている
[装備]:なし
[道具]:支給品(水のみ)
[思考・状況]0:ゲームから脱出
1:声のしたほうへ向かう
2:御坂を探す
3:美樹さやかは…?
※魔法少女は魔術師の一種だと思っています。
上条当麻の後姿を見送ったあと、セイバーは倒れている少女を探していた。
道路の真ん中に転がっているのも不憫だと思い、ホームセンターの椅子に寝かせた。
その時に気付いたのだが、魔力の源はこの青い宝石。支給品なのかもしれない。
道路の真ん中に転がっているのも不憫だと思い、ホームセンターの椅子に寝かせた。
その時に気付いたのだが、魔力の源はこの青い宝石。支給品なのかもしれない。
先ほどのサーベルは全て消えた。
これも、この宝石がもたらしているのか…疑問の余地はある。
それで、残ったのはラケット一本だ。
そのラケットも初撃でへし折れてしまっていて使い物にならない。
やはり、武器と言うものが必要だと改めて実感する。
これも、この宝石がもたらしているのか…疑問の余地はある。
それで、残ったのはラケット一本だ。
そのラケットも初撃でへし折れてしまっていて使い物にならない。
やはり、武器と言うものが必要だと改めて実感する。
思い出したように、美樹さやかのポケットから支給品を漁る。
「見つけました」
数ある缶ジュースに紛れ込んでいた参加者名簿。
念願のそれを見つけ出すことが出来た。
念願のそれを見つけ出すことが出来た。
「シロウ、リン、そしてバーサーカー…」
知り合いの名前を確認。
まさか我がマスターがいるとは。
サーヴァントとして守るべき存在、早めに合流しておきたい。
そして宿敵バーサーカー。
間違いなく殺し合いに乗るとみていいだろう。
まさか我がマスターがいるとは。
サーヴァントとして守るべき存在、早めに合流しておきたい。
そして宿敵バーサーカー。
間違いなく殺し合いに乗るとみていいだろう。
「む?」
トウマが言っていた"インデックス"と言う名前はどこにも見当たらない。
漢字表記されている当て字と言う可能性もあるが、考えすぎだろうか。
漢字表記されている当て字と言う可能性もあるが、考えすぎだろうか。
さて、この少女だ。
容赦なく攻撃してきたことから、殺し合いに乗っているのはほぼ確定。
実力もあるにはあるが、どうも戦い慣れしてるようには見えなかった。
やはりこの宝石が何か…?
容赦なく攻撃してきたことから、殺し合いに乗っているのはほぼ確定。
実力もあるにはあるが、どうも戦い慣れしてるようには見えなかった。
やはりこの宝石が何か…?
「先ほどより黒ずんだ色になっているような…?」
見間違え…ではない。確実に色が濃くなっている。
あまり触らないほうがいいだろう。
あまり触らないほうがいいだろう。
それにしても…。
「少しお腹が空きました」
呟いてパンを食べ始める騎士王がいた。
自分のポケットの中に食料は残っていない。
誰のものなのか…言うまでもない。
自分のポケットの中に食料は残っていない。
誰のものなのか…言うまでもない。
【F-5ホームセンター内/1日目・黎明】
【セイバー@Fate/stay night】
[状態]:食事中
[装備]:なし
[道具]:支給品(水のみ)、不明1~3(剣は無し)
[思考・状況]0:ゲームから脱出
1:上条の帰りを待つ
2:シロウ、リンと合流、バーサーカーを警戒
3:青い宝石は一体…?
※ソウルジェムについて疑問を持ちました。
【セイバー@Fate/stay night】
[状態]:食事中
[装備]:なし
[道具]:支給品(水のみ)、不明1~3(剣は無し)
[思考・状況]0:ゲームから脱出
1:上条の帰りを待つ
2:シロウ、リンと合流、バーサーカーを警戒
3:青い宝石は一体…?
※ソウルジェムについて疑問を持ちました。
【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ】
[状態]:気絶、顔面打撲
[装備]:美樹さやかのソウルジェム(20%汚れ)@魔法少女まどか☆マギカ、学園都市の缶ジュース*4(黒豆サイダー消費)@とある科学の超電磁砲
[道具]:支給品(食料以外)
[思考・状況]1:優勝して、元の姿に戻してもらう
1:…。
2:公園に行く
[状態]:気絶、顔面打撲
[装備]:美樹さやかのソウルジェム(20%汚れ)@魔法少女まどか☆マギカ、学園都市の缶ジュース*4(黒豆サイダー消費)@とある科学の超電磁砲
[道具]:支給品(食料以外)
[思考・状況]1:優勝して、元の姿に戻してもらう
1:…。
2:公園に行く
| No.029:ハイリスクローリターン | 時系列順 | No.031:ディフェンス |
| No.014:sink night | 上条当麻 | No.056:傭兵(シスター) |
| No.014:sink night | セイバー | No.052:正義の味方 |
| No.009:災いをもたらす者 | 美樹さやか | No.052:正義の味方 |