双葉照彦 Teruhiko Futaba = Teruhiko Ogami

つまらんことに、気づくやつだ


原作登場部分:The Book
一人称:私
種族:人間(日本人・男性)
特殊能力:スタンド能力
スタンド:『メモリー・オブ・ジェット(黒い琥珀の記憶)』


双葉千穂、そして蓮見琢馬の父親、四十歳前後で旧姓は大神。過去に偶然「矢じり」で傷ついたことによるスタンド使い。
顔にいくらか皺があり、おだやかな空気をまとったどこにでもいそうな普通の男(挿絵はない)

職業は会社勤めの建築士だが裏で違法建築を行って相当な額を稼いでおり、その事実を知った元恋人の飛来明里を十ヶ月以上も監禁し、結果的に殺害した過去を持つ。
そんな危険な道を歩いている一方で結果のわからない賭け事はできるだけ避ける用心深い性格でもある……のだが所詮一般人の域を出ず、一部を除いて彼の悪事は調べればわかってしまう程度。

夢は孫の面倒を見る(つまり幸福な老後を送る)ことで、妻が家を出て行った後は一人娘の千穂に過保護ともいえる程愛情を注いでおり、千穂本人も苦笑しつつそんな父を愛していた。
照彦自身は物語終盤まで琢馬が息子であることを知らなかったが、血は争えないのか同じ形のあざがあるほか、雰囲気やふとした一言がよく似ていたりする。
織笠花恵とは高校時代の先輩後輩の仲であり、自分の「秘密」を知る者として彼女の生活を金銭面で支えていた。


過去編ではほぼひっきりなしに出番があるが本編では終盤にようやく登場。
自宅に千穂の恋人として訪れた琢馬に謎めいた脅迫をされ、能力で琢馬を娘から遠ざけようとするが、かつて自分が明里に送った黒い琥珀の首飾りが千穂の手の中にあるのを見て全てを理解し、絶望する。
その後どういうやりとりがあったかは不明だが、彼は千穂に包丁で刺殺され、翌日火事で焼け落ちた自宅にてただ一人焼死体となって発見された。


スタンド『メモリー・オブ・ジェット(黒い琥珀の記憶)』

タイプ不明。特定の場所に人間を近づけさせない能力。
指定した場所は周囲の人間の方向感覚がおかしくなったかのように、視界から消え去ったかのように不思議と誰も近づかなくなってしまう。
「ある人間のいる場所」を指定すれば他の人物がどれだけ望もうとある人間に近づくことはできなくなる。
本体が特別に指定した人物は近づくことができるようになるほか、鼠などの小動物には影響しないようだ。

物語序章で名前だけ登場しており、とあるミスリードとなっている。

+ ジョジョロワ3rdでの動向(ネタバレ注意)

ジョジョロワ3rdでの動向


未来日記』に登場。
犯した罪に耐え切れない日々を過ごしていたためか、はたまた自分が会場に連れてこられる直前を思い出してか、バトル・ロワイヤルを『死後の世界』と思っていた。
そして、その場で遭遇したのは、自分の過去そのものと言っても過言ではない、飛来明里、その人であった――

』が己に突き立てた包丁を『罪』により再びその身に受け、そして『息子』に託し、看取られて、大神照彦は……今度こそ、地獄に堕ちた。


GAME OVER

参戦時期:千帆に刺された後
初期ランダム支給品:不明。A-1南東の路地、彼の遺体そばに放置されている。

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最終更新:2016年06月09日 04:10