アクセル・RO Axel RO
人は何かを捨てて前へ進む
原作登場部分:SBR15巻
一人称:わたし
種族:人間(アメリカ人・男性)
特殊能力:スタンド能力
スタンド:『シビル・ウォー』
ファニー・ヴァレンタインの送り込んだ刺客の一人。悪魔の手のひらによって目覚めたスタンド使い。
1863年の南北戦争・ゲスティバーグの戦場に徴兵され送り込まれたが、当人はドヴォルザークのような音楽家に憧れており、
戦場の恐怖と無音の闇夜に耐えられなくなりアルコールに依存するようになる。
そして居眠りをしているうちに敵兵が陣地に侵入。それを味方に伝えることこそ任務ではあったのだが、それをすることはつまり自分の死を意味するので合図を送らなかった。
結果として仲間を見殺しにし、敗戦の原因を作ることとなる。アクセル・RO本人はそれこそが自分のスタンドのルーツだと感じているようだ。
SBRのレース中では上記のような過去を持つ土地でもあるゲスティバーグの教会で
ジョニィ・ジョースターと
ジャイロ・ツェペリを待ち伏せ。その際に
ホット・パンツも利用している。
ジャイロ達が『捨ててきたもの』に苦戦しつつも本体であるアクセル・ROを倒すが、それこそが能力の完成。自分の過去の罪をジョニィに「おっかぶせる」ことで清められる。
しかしジョニィが捨てたのはモノだけではなく人間性までも全て。漆黒の殺意の前に彼は遺体を手放し、
大統領の『正統なる防衛』によって死亡する。
スタンド『シビル・ウォー』
人型・中~遠距離の特殊攻撃型。変形の鉄仮面のようなインパクトのある頭部と、植物の根のような足を持ち、体の部位をバラバラにすることが可能。
「捨てたもの」を利用して「心を折る」という能力。人型ではあるが直接の殴り合いなどは行わない。
過去に相手が捨てたもの(本人が捨てたと思っていなくても、失ったものならある程度は良いようである)を見せ、触れてしまった場合は体が布で包まれたようになり身動きがとれなくなる。
この状態でしばらく経つと全身も布のように皺だらけになり潰れてしまう。これが「心が折れる」状態である。
これを解くためには=シビル・ウォーの能力の弱点は『水で清める』こと。これにより布化が解除される。
しかし、能力の真骨頂はこの先に有り、本体のアクセル・ROが殺されることで完成する。殺されるとはつまり「相手に捨てられた」ということであり、
それまで本体が背負っていた罪を「おっかぶる」ことになる。(いわゆる責任転嫁であり、アクセル・ROの性格そのものであるとも言える)
また、アクセルが捨てたものは町の住人や仲間の兵士であるので、それらの死体がアクセルの指示でゾンビのように襲いかかってくるうえ、これらの相手やアクセル自身さえも「おっかぶった側の罪」として守られているので殺されることはない。
この状態になってしまったらもう一度アクセルに自分を殺させることで罪をなすり返すか、能力範囲外から罪を感じない攻撃(正当防衛など)で突破するしかない。
破壊力 |
スピード |
持続力 |
精密動作性 |
成長性 |
射程距離 |
能力射程 |
なし |
C |
B |
C |
なし |
C |
教会1棟程度 |
+
|
ジョジョロワ3rdでの動向(ネタバレ注意) |
ジョジョロワ3rdでの動向
喰霊-零-に登場。
ティベレ川沿いの雑貨屋で 山岸由花子に遭遇。
自分の能力が、死ぬことイコール復活である、ということも有り自信満々に彼女に「公平(フェア)にいこう」と勝負を持ちかける。
水で清める場所の豊富さ、能力の完成、そして捨てたものからは逃げられないという考えは決して間違っていない。
しかし今回は相手が悪かったと言わざるを得ない。
広瀬康一こそ絶対的な価値基準であり、ほかの『ゴミ』に罪悪感など感じない彼女の心が折れる訳もなく。
更には能力の制限か、はたまた暗に由花子にゴミ扱いされただけなのか、死亡して復活することもなく――彼のバトルロワイヤル、そして『自分が清められる』という野心は終わりを迎えた。
参戦時期:教会の館にホット・パンツが忍び込む直前
初期ランダム支給品:不明。 最新話の段階では カーズが所持している。
|
最終更新:2016年02月17日 22:47