十六夜咲夜 Sakuya Izayoi
初登場作品 |
東方紅魔郷 |
種族 |
人間 |
性別 |
女性 |
一人称 |
私 |
特殊能力 |
時間を操る程度の能力 |
「あなたの時間も私のもの… 古風な魔女に勝ち目は、ない」
概要
紅魔館の主である
レミリア・スカーレットに仕えるメイド長で、紅魔館に住んでいる唯一の人間。
東方projectの準主人公。実質的に紅魔館の一切を取り仕切る立場におり、家事一切をほぼ一手に引き受けている。
館の空間操作まで行っているので、実質彼女無くして今の「紅魔館」は成り立たないだろう。
その仕事の中には「人間を食料に加工する」という事柄まで含まれており、地下に幽閉(引きこもり?)されているフランドールへも紅茶とケーキに加工された人間を提供している。だがフランドール自身は食糧に加工された人間以外見たことがないと言っているので、直接の面識は無いのかもしれない。もしくはフランドールが彼女を人間と認識していない所為だろうか。
主人の
レミリアやその友人の
パチュリーなどに対して、『永夜抄』ではフレンドリーで主従と言う上下関係を感じさせない、仲の良い友人の様な会話(ボケとツッコミとも言える)を繰り広げつつ異変を解決、『儚月抄』ではメイドらしく畏まった敬語を使うが、それ以外の人物に対しては砕けた口調になる。
その忠誠度に関しては『紅魔郷』時点では、ただ日々の食事を求めて紅魔館で働いていたと言うが、『永夜抄』の時点では紅魔館で働くことを衣食住に困らず快適だと感じている一方、
レミリアに対して心からの忠誠を誓っている。
特技はタネ無し手品とナイフ投げ。
ナイフ投げは二十間(=約36m)離れた場所に居る、頭上にリンゴを載せた妖精メイドの額に当てることが出来るほどの腕前で、彼女の弾幕にも多用されている。
戦闘時には得意のナイフ術と「時間を操る程度の能力」を組み合わせ、変則的な攻撃を行う。
外見
銀髪のボブに両方のもみあげ辺りから、先端に緑色のリボンをつけた三つ編みを結っている。
瞳の色は青だが、戦闘時には紅く染まることも。
服装は青と白を基調としたメイド服であり、頭にもカチューシャ(ホワイトブリム)を装備。
裾の長さは作品によって異なるが、基本的には膝上丈~膝丈程度。
作品によって細かなデザインは違うが共通点は襟・肩のひらひら・メイドカチューシャ・帯・前掛け(エプロン)が白で、下の服が青色である。また、腰に銀色の懐中時計を下げていることもある。
性格
一言で表すならば瀟酒。料理・掃除・雑用・戦闘などあらゆる家事や仕事をそつなくこなすメイドの鏡。
冷静で勘も鋭いが少々ズレた所がありマイペースで天然気味。
レミリアからも度々ツッコミを入れられる。
また、家主のいない家に勝手に上がり込んだりと意外と手癖が悪い。
レミリアや
パチュリーなどに対しては礼儀正しい態度だが、それ以外の相手には基本的に砕けた口調で喋る。
能力
時間を操る程度の能力
時間を止めて自分だけ移動したり、時間の流れを遅くして超高速で動いたり、時間の流れを速めて存在を変化させる(林檎ジュースを林檎酒に変える等の)能力である。
時間と密接に関係する空間も操作することができ、紅魔館内の空間は彼女によってかなり拡張されている。
時間を圧縮して、短期間の過去や未来のナイフを同時に発現させる攻撃もできる。この方法を応用して、自身の擬似的な分身を作り出すことも可能。
時間・空間をどの程度まで操れるのかは定かではないが、スペルカード「咲夜の世界」で止めている時間は約5秒である。
ただし、
リンゴォ・ロードアゲインのように「時間を巻き戻すこと」は事実上不可能。
能力以外にも単純な体術に長けており投擲や接近戦などナイフの扱いに関しては一流。
吸血鬼の従者に相応しい高い戦闘力を持つ。
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本ロワにおけるネタバレ |
本ロワにおける動向
詳細
第24話「 宇宙1巡後の博麗霊夢――忘我のエモーション――」で初登場。
当初は主である レミリア・スカーレットの生還を最優先にしようとしていたが、紅魔館での日々を追憶したことで最終的に「紅魔館の住人」全員の生還を目的に行動を始める。
しかし直後にアヌビス神を携えた 博麗霊夢が襲撃。彼女の戦闘センス、そしてアヌビス神の驚異的な能力を前に苦戦。
一時は殺害寸前にまで追い込まれるも寸での所で 空条承太郎に助けられる。
承太郎が 霊夢に勝利した後、彼に張り付けられていたお札をナイフを用いて剥がすも疲労でそのまま力尽きてしまう。
後々のことを 承太郎に託して気絶するも、 霊夢が戦闘の末に落としたアヌビス神を手に取った 魂魄妖夢が迫り…咲夜は自らの死を認識すること無く斬首された。
【十六夜咲夜 死亡】
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最終更新:2013年12月31日 18:21