ズィー・ズィー ZZ
登場作品 |
ジョジョの奇妙な冒険 第3部「スターダストクルセイダース」 |
種族 |
人間 |
性別 |
男性 |
一人称 |
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特殊能力 |
スタンド「運命の車輪(ホウィール・オブ・フォーチュン)」 |
「勝ったッ!第3部完!」
概要
DIOの部下の一人、「運命の車輪」のカードを暗示するスタンド使い。
インドとパキスタンとの国境の山道で、
承太郎たちの車の前をノロノロ走ったり、後ろにピッタリつけたりの嫌がらせを繰り返した末に、トラックに激突させようとした。
失敗しスタープラチナによって谷底に叩き落されたかに見えたが、ホウィール・オブ・フォーチュンの凄まじいパワーと自在な変形能力ですぐに復活。筋肉隆々の右腕だけを窓から突き出し、承太郎たちを愚弄しながら執拗に追い回す。
高圧で飛ばしたガソリンに引火させ、承太郎を火だるまにして「勝ったッ!第3部完!」と勝ち誇ったが、炎に包まれたのは学ランだけであり、間一髪承太郎は地中に穴を掘って逃れていた。そして怯んだところにスタープラチナのオラオララッシュを食らい、車から吹っ飛ばされて敗北。
死にはしなかったが、鎖で岩に締め付けられたまま放置されるという哀れな末路を迎えた。
外見
両腕だけが筋肉モリモリなのに残りの全身は貧弱というヘンテコな姿の男。
性格
自身が有利な時には威勢が良いが、追い詰められると途端に弱気になる典型的な小物。
チンピラ然としているが、その外見も相俟ってどことなくコミカル。
能力
運命の車輪(ホイール・オブ・フォーチュン)
破壊力:B スピード:D 射程距離:D 持続力:A 精密動作性:E 成長性:D
自動車を媒体に発動するスタンド。
自身が乗車する自動車に瞬時に改造を施し、武装した自動車へと変化させる。
「形状を一瞬で変える」「タイヤにスパイクを生やす」「ガソリンを弾丸のように発射」などの荒技が可能。
単純な最高速度も通常の自動車の時より上昇する。
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本ロワにおけるネタバレ |
本ロワにおける動向
詳細
初登場は第22話「 ドライヴに行きませんか?」。一体誰がこいつの参戦を予想しただろうか……
発見した 八雲紫を早速スタンドを以て轢き殺そうとするも当然の如く一蹴される。
彼女に容易く屈服したズィー・ズィーは運転手の役をやらされるハメに。
圧倒的な実力差を理解してヘコヘコと従うズィー・ズィー。しかしあろうことか、彼は 紫の美貌に惚れてしまう。
そんな彼の心境がスタンドに影響したのか、自動車は夢の国のパレードで出てくるような馬車に似た姿に変化。
彼女との出会いを『運命』だと認識したズィー・ズィーはまさに幸せの絶頂を迎えていたのだ。どうしてこうなった。
続いての登場は第51話「 廻る運命の輪」。
紫とどのように動くか思案していたがそこに飛び込んできた轟音。その轟音がなんなのかを確認しに行った先で見たものは 勇儀と 妖夢の死闘だった。
その圧倒的な強さにビビってしまい逃げようとするが、その死闘を見てなお戦いを止めに行こうとする 紫の姿を見て自分の弱さを恥じ入り、彼女に追従して戦いを止めに入ることにした。
『運命の輪』の能力を駆使し地下から奇襲を仕掛けたズィー・ズィーはその後もスタンド能力をフルに活用し、また 紫の協力もあって 勇儀と 妖夢に対し互角以上の戦いを見せる。
そして 勇儀と 妖夢に浴びせていたガソリンをスタンド能力で着火、二人を火だるまにするがそこで隙を見せてしまい 勇儀に天高く放り投げられる。
それでも精神が成長したことで進化したスタンド能力を駆使し、逆に空中から更なる攻撃を加え、ついには 勇儀を地下に葬ることに成功した。
しかしその直後、機をうかがっていた 妖夢のアヌビス神の一撃を受け、クルーザーを両断されてしまう。
妖夢は 紫が射殺したがその反動で 紫は動けなくなってしまう。
自らの『運命』を死なせまいと、ズィー・ズィーはもてる限りの全ての力を残ったクルーザーの半身にぶつけた。
そして自らは重傷を負いながらも何とか 紫を助けることに成功する。
その姿に涙を流した 紫は共に行こうと手を差し伸べる。
だが、その直後にズィー・ズィーの命は生きていた 勇儀によって貫かれてしまう――
あまりにも予想外なキャラの参戦と言うこともあってか、初登場話から注目されていた。
第一回放送前脱落という短い出番だったが、原作の彼からは想像も付かぬ程の活躍を見せた。
【ズィー・ズィー 死亡】
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最終更新:2013年12月30日 18:27