いづ(出(他動詞))

日本国語大辞典
広辞苑
辞書 品詞 解説 例文 漢字
大言海 他動詞 〔他動ノ入るるモ、自動ニ、吹きいるるト云フガ如シ〕
いだすニ同ジ。
萬葉集、十七 四十四 長歌「(コト) 伊泥 (イデ)テ、言ハバユユシミ」
宇津保物語、俊蔭波斯國ノ寳ノ木「一寸ヲ持チテ、空シキ土ヲ叩クニ、一萬 恆沙 (ゴウシャ)ノ寳ヲいづベキ木也」
榮花物語、一、月の宴「御前ニ召シいでテ、碁、雙六打タセ」(女房タチヲ)
動詞活用表
未然形 いで ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 いで たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 いづ べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 いづる も、かも、こと、とき
已然形 いづれ ども
命令形 いでよ

日国と広辞苑は同じ見出し語の扱い。「いづ(出(自動詞))」を参照。

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附箋:下二段 他動詞

最終更新:2025年02月23日 21:22