く(消)

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 自動詞 け(消)
[補注]「万葉‐四〇二四」の「立山の雪し久(ク)らしも延槻(はひつき)の川の渡瀬鐙(あぶみ)浸(つ)かすも」の「久(ク)」を「け(消)」の終止形とみる説があるが、「来らしも」とも考えられ、決定しがたい。
広辞苑 自動詞 (上代では「きゆ」より多く用いられるが、未然・連用・終止形のみ)消える。 万葉集5「早くな散りそ雪は()ぬとも」。
万葉集17「 立山 (たちやま)の雪し()らしも」
動詞活用表
未然形 ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 くる も、かも、こと、とき
已然形 くれ ども
命令形 けよ

検索用附箋:自動詞下二段

附箋:下二段 自動詞

最終更新:2024年05月10日 19:38