うむ(倦)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 自動詞 同じことなどを長く続けていやになる。退屈する。また、あきて疲れる。 ※播磨風土記(715頃)賀毛「此の神、河を堀る事に倦(う)みて爾(しか)云へるのみ」
※読書入門(1886)〈文部省〉「まなべよ、まなべよ、たゆまずうまず」
広辞苑 自動詞 いやになる。あきる。退屈する。あきて疲れる。 万葉集12「―・む時なしに恋ひわたるかも」。
「仕事に―・む」「―・まずたゆまず努力する」
大言海 自動詞 ()むヲ、飽き足るニ移シタル意カ〕
作業 (ワザ)()ク。疲ルルニ堪ヘズ。ウンズ。ウンザリスル。アグム。イヤニナル。退屈ス。
萬葉集、十二 十六 「少女ラガ、()()ノタタリ、ウチソカケ、(ウム)(績ニ、倦ヲカク)時ナシニ、戀ヒワタルカモ」
伊勢物語、六十六段「難波津ヲ、今日コソミツノ、津每ニ、コレヤコノ世ヲ、うみ(海ニ、倦ヲカク)渡ル船」
動詞活用表
未然形 うま ず、ゆ、る、む、じ、す、しむ、まほし
連用形 うみ たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 うむ べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 うむ も、かも、こと、とき
已然形 うめ ども
命令形 うめ

検索用附箋:自動詞四段

附箋:四段 自動詞

最終更新:2024年01月23日 21:53