大言海 | ||||
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辞書 | 品詞 | 解説 | 例文 | 漢字 |
日本国語大辞典 | 名詞 | 木(き)。 | ※万葉(8C後)二〇・四三七五「松の気(ケ)の並(な)みたる見れば家人(いはびと)の我を見送ると立たりしもころ」 | 木 |
[補注](1)「書紀‐景行一二年九月」の「これ御木〈木、此をば開(ケ)と云ふ〉の川上にあり」、「書紀‐景行一八年七月(北野本訓)」の「筑紫の後国(のちくに)の御木(ミケ)に到りまします」は、地名の一部に用いられている。また、「万葉‐四三四二」には、「麻気婆之良(マケバシラ)(=真木柱)」の形が見える。 (2)「万葉集」の例はともに東国防人の歌であるから、古く「木」を「け」ともいっていたのが、中央では使われなくなり、方言として残ったものかと考えられる。 |
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広辞苑 | 名詞 | (キの転)樹木。 |
万葉集20「松の―の |
木 |
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