えひ

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日本国語大辞典 名詞 顎口上綱軟骨魚綱板鰓亜綱エイ目の魚類の総称。体は背腹から押しつぶしたように平たく、体盤を形成する。この体盤は大きな胸びれで縁どられる。この体盤の背面には目と噴水孔がある。腹面には口と鼻孔、五対(まれに七対)の鰓孔がある。尾部は細長く、多くの種がむち状になっている。尾びれは、あるものとないものがある。発電器官を備える種もある。多くの種類は底生であるが、中層を泳ぐ種もある。肉食性。卵生と胎生とがある。アカエイ、ガンギエイ、トビエイ、シビレエイなどの種類がある。こめ。《季・夏》 ※書紀(720)斉明四年是歳(北野本室町時代訓)「北海の浜に魚の死にて積(つ)めり。厚さ三尺(みさか)許(はかり)。其の大きさ鮐(エヒ)の如くにして」 鱏・鱝
広辞苑 名詞 エイ目の軟骨魚の総称。体は平たく、鰓孔は腹面に開く。 鱏・鱝・海鷂魚
大言海 名詞 魚ノ名。形圓ク(ヒラタ)クシテ、大ナルハ、圍ミ七八尺ニ至ル、 周邊 (メグリ)ニ鰭アリテ、鱗無シ、首ハ、(ヒキ)ニ似テ、眼、大キク、口ハ頷ノ下ニアリ、尾、細長クシテ尖リ、尾ノ本ニ刺アリテ、人ヲ刺ス。海鷂魚
其中ニテ、 赤鱏 (アカエヒ)ヲ最トス、背ハ、淡黑、黃赤ニシテ、腹、白ク、中ニ、紅斑相對セルモノナリ。魟魚
其他、()鱏、鳥鱏、(トビ)鱏、牛鱏、すぶた鱏、よこさ鱏ナド、種類多シ。
本草和名、下 十八 「鱓魚甲、衣比」
字鏡 七十一 「𩹮、衣比」

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最終更新:2024年02月08日 21:38