こ(粉)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① 固体が砕けて細かくなったもの。こな。粉末。 ※霊異記(810‐824)下「法花経并せて鉢、干飯の粉(コ)等を優婆塞に与へ。〈真福寺本訓釈 粉 コ〉」
② うどん、そばなどに入れて風味を添える香辛料。薬味。 ※三議一統大双紙(15C前)法量門「そうめんの粉は、右の手よりの青躬もよし、そうめんのことくにきるなり」
広辞苑 名詞 ①砕けてこまかくなったもの。すりつぶしてこまかくしたもの。こな 日本霊異記下「 干飯 (ほしいい)の―」。
「身を―にする」「小麦―」
薬味 (やくみ) 三議一統大双紙「 海苔 (のり)の類、あをみ等を―におくなり」
③汁の()
大言海 名詞 〔倭訓栞、()()ノ義ナルベシ」〕
物ノ、碎ケテ、極メテ細カクナリテ、乾キテアルモノ。コナ
身を粉にすト云フハ、甚シク骨折ル意。粉骨
倭名抄、十六 十六 麴糵類「粉、古」
「米ノ粉」麥ノ粉」石ノ粉」

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最終更新:2023年05月14日 15:28