おぶ(帯・佩ロ)

広辞苑
大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 他動詞 ① 身につける。着用する。 ※書紀(720)継体七年九月・歌謡「やすみしし 我が大君の 於魔(オバ)せる 細紋(ささら)の御帯(みおび)の 結び垂れ」 帯・佩
② 任務などを身に負う。引き受ける。 ※出雲風土記(733)巻末記「国造(くにのみやつこ)にして意宇(おう)の郡の大領(おほみやつこ)を帯(おび)たる外正六位上勲十二等、出雲臣広嶋」
③ 細長くまわりに巻きつける。めぐらす ※万葉(8C後)一七・四〇〇〇「その立山に 常夏に 雪降りしきて 於婆(オバ)せる 片貝川の 清き瀬に 朝よひごとに 立つ霧の」
④ ある色、味、様子などを少し含む。 ※浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一「月の光を受けて些し蒼味を帯んだ瓜実顔に」
動詞活用表
未然形 おば ず、ゆ、る、む、じ、す、しむ、まほし
連用形 おび たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 おぶ べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 おぶ も、かも、こと、とき
已然形 おべ ども
命令形 おべ

又、「おぶ(帯・佩イ)」も参照。

検索用附箋:他動詞四段

附箋:他動詞 四段

最終更新:2024年02月28日 13:11