かす(淅)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 他動詞 ① 米などを水にひたす。水につける。うるかす ※堀河百首(1105‐06頃)春「秋刈りしむろのおしねを思ひ出でて春ぞたなゐに種をかしける〈源俊頼〉」 淅・浸
② 米を洗う。米をとぐ。 ※新撰字鏡(898‐901頃)「濤米 米加須」
広辞苑 他動詞 ①米を水であらう。とぐ 新撰字鏡12「米加須」 淅す・浸す
②水につける。ひたす
大言海 他動詞 〔說文「淅、( ユル) 米也 ()」〕
(一){米ヲ、水ニテ洗フ。トグ
天治字鏡、十二 三十 「濤米、米加須」
名義抄「淅、カス」
粿米 (カシヨネ) 米淅桶 (コメカシヲケ)
(二) () (ヒタ) 堀河百首、春「秋刈リシ、室ノをしねヲ、思ヒ出デテ、春ゾ種井ニ、種ゾかしケル」
動詞活用表
未然形 かさ ず、ゆ、る、む、じ、す、しむ、まほし
連用形 かし たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 かす べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 かす も、かも、こと、とき
已然形 かせ ども
命令形 かせ

検索用附箋:他動詞四段

附箋:他動詞 四段

最終更新:2024年03月17日 19:04