かひ(飼)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 (動詞「かう(飼)」の連用形の名詞化)
① 馬や牛などに餌を与えること。飼い育てること。飼育。
※鷺賢通本狂言・木六駄(室町末‐近世初)「某の帰るまで、六匹の牛に飼をしておくりやれ」
② 馬や牛などに与える飼料。 ※虎明本狂言・人馬(室町末‐近世初)「かまひてかまひて、まぜなどよくして、かひなどをも念を入てひだるうなひやうにしてくれさしめ」
③ 魚釣りなどに用いる餌(えさ)。つける餌によって鰺飼(あじかい)、鰯飼(いわしかい)などと呼ばれる(随・嬉遊笑覧(1830))。
広辞苑 名詞 ①飼うこと。 飼ひ
②魚の(えさ)
大言海 名詞 〔𩚵ノ字ヲ書クハ、()ナリ、省キテ、甘トモ書ク、 牛甘 (ウシカヒ)()(カヒ)
飼フコト。動物ニ食ハスル食。 ()
嬉遊笑覽、十二「漁夫、鰹ナド釣ルニ(アヂ)ヲ用レバ、あぢ飼ト云ヒ、鰯ヲ用レバいわし飼ト云フ」
「馬ニかひヲツケル」

検索用附箋:名詞動作

附箋:動作 名詞

最終更新:2024年04月14日 17:50