がへ(助詞)

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 助詞 文末にあって反語の意を表わす上代東国方言。「やは」または中古以後に見られる「かは」に相当する。 ※万葉(8C後)一四・三四二〇「上毛野(かみつけの)佐野の舟橋取り放し親は離(さ)くれど吾(わ)は離(さ)かる賀倍(ガヘ)」
[補注]連語の「がえ」から派生したものか、といわれる。
広辞苑 助詞 (上代東国方言)文末で反語を表す。なんで…ものか。かは 万葉集14「親は()くれど吾は(さか)る―」

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最終更新:2024年05月14日 19:09