くし(髪)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ( 接頭語「み」「お」を伴って尊敬語の形で用いる。→おぐしみぐし )
① 頭髪。かみの毛。かみ
日本書紀(720)神代上(丹鶴本訓)「髪(みクシ)を結(あ)げて髻(みづふ)に為」
栄花物語(1028‐92頃)花山たづぬる中納言「御ぐし長く美しうて」
② ( 「首」の字をあてる。「髪」の意から転じたものか ) 人や仏像などのくび。頭。こうべ 日本書紀(720)神代上(兼方本訓)「首(みクシ)を廻(めく)らして顧眄之間(みるまさかり)に」
竹取物語(9C末‐10C初)「御ぐしもたげて御手をひろげ給へるに」
広辞苑 名詞 かみのけ。頭髪。 枕草子104「御―など参る程に」
②頭。首。 竹取物語「御―もたげて」
大言海 名詞 みぐし(御髮)ヲ見ヨ。

検索用附箋:名詞名称

附箋:名称 名詞

最終更新:2024年06月09日 20:34